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大学生のアパート探し|家賃相場からポータルサイトの使い方まで解説

つくいえ編集部

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  • つくいえ編集部

 

「大学に合格したらひとり暮らしをすることになるけれど、アパート探しはどうしよう?」

「家賃はいくらぐらいが適正なんだろうか?」

高校卒業後に進学する学生さんの中には、念願の大学生活が始まる期待とともに、アパート探しやひとり暮らしの不安を抱えている人も多いのではないでしょうか?

どんな場所、どんな物件に住むかというのは、大学生活にとってはとても重要な要素を占めます。

通学時間が長いか短いかで時間の使い方が変わりますし、家賃の高低によって金銭的負担は大きな差が生じるからです。

ほかにもセキュリティや周辺環境は生活の質を左右しますし、大家さんやご近所さんの当たりはずれはトラブルを呼ぶか回避できるかの分かれ道にもなります。

それらを踏まえてこの記事では、大学生が、はじめてのひとり暮らしのためのアパート探しで知っておくべきこと、たとえば、

◎家賃相場

◎大学までの平均的な通学時間

◎インターネットでの物件の探し方

◎大学生のアパート選びのポイント

などを漏れなくおさえて、わかりやすくまとめました。

その要点を簡単に挙げると以下のようになります。

【大学生ひとり暮らしのアパート探しで知っておくべきこと】

◎家賃相場:全国平均で5万3,930円(2019年)

◎通学時間:学校から10分以内の場所に住む人が4割以上

20分以内に住む人も含めると8割近く

◎不動産ポータルサイトを使うなら、

・物件数が多いサイト

・希望条件で検索しやすいサイト

を選ぶとよい

◎ポータルサイトでアパート探しをするときのポイントは、

・希望条件をリスト化してから探す

・希望エリアを2~3か所考えておく

・室内や周辺の写真をよく見る

これを知っておくだけで、あなたのアパート探しは格段に満足度の高いものになるはずです。

さらに、

◎住んでからのトラブルを事前に避けるためのアパート選びの注意点

◎大学生のはじめてのひとり暮らしで知っておくべきこと

などもくわしく説明します。

この記事を最後まで読んだあなた、またはあなたのお子さんが、希望に合ったアパートを見つけて快適な大学生活を送ることができるよう願っています!

1. ひとり暮らしをする大学生の家賃相場

大学生がはじめてひとり暮らしをする際に、一番に気になるのはやはり家賃ですよね。

なるべく安い家賃でいい物件に住みたいと考える人は多いと思います。

そこでまず最初に、ひとり暮らし大学生の家賃相場を知っておきましょう。

都道府県別の平均家賃のデータも紹介しますので、自分が通う予定の大学がある地域の相場をチェックして、その金額を目安にアパート探しをしてください!

1-1. 大学生ひとり暮らしの家賃相場

まず、ひとり暮らしをしている大学生の1か月の家賃相場を見てみましょう。

全国大学生活協同組合連合会「第55回学生生活実態調査 概要報告」(2019年)によると、下宿生(※)の住居費は全国平均で5万3,930円でした。

2010年からの同調査の住居費の推移を見てみると、以下の表のようになります。

10年間あまり変動はなく、おおむね5万2,000~5万4,000円程度だといえるでしょう。

【下宿生の住居費の推移】(単位:円)

2010年2011年2012年2013年2014年2015年2016年2017年2018年2019年
住居費54,64053,02053,42053,05052,63053,10051,99052,82052,56053,930

出典:全国大学生活協同組合連合会「第55回学生生活実態調査 概要報告」(2019年)

※この調査での「下宿生」とは、自宅住まい・寮住まいを除いたアパート、マンション、学生会館、下宿(キッチンなし)、食事つき下宿などに住んでいる大学生を指します。

ただ、これは全国平均であって、地域によって家賃相場は大きく違います。

そこで次項では、地域別の家賃相場を見てみましょう。

1-2. 都道府県別家賃相場

以下は、全国賃貸管理ビジネス協会「全国家賃動向」で公開されている1部屋物件の平均賃料データです。

大学生がひとり暮らしする際は、ワンルームの部屋を借りる人が多いでしょうから、1部屋の賃貸物件の都道府県別平均賃料(2020年7月調査)を基準に家賃を検討することをおすすめします。

【全国平均家賃による間取り別賃料】

都道府県

1部屋物件の

平均賃料

都道府県

1部屋物件の

平均賃料

都道府県

1部屋物件の

平均賃料

北海道43,099円新潟県47,747円島根県43,610円
青森県41,329円富山県41,968円広島県48,924円
秋田県40,426円石川県41,621円山口県39,026円
岩手県46,089円福井県40,103円徳島県41,744円
山形県41,720円静岡県48,688円香川県41,472円
宮城県47,360円愛知県48,575円愛媛県40,354円
福島県43,999円岐阜県43,096円高知県41,951円
群馬県40,066円三重県45,766円福岡県47,695円
栃木県41,403円滋賀県46,735円佐賀県41,127円
埼玉県52,875円奈良県43,117円長崎県47,129円
茨城県41,946円和歌山県39,413円大分県41,021円
千葉県52,986円京都府51,889円熊本県46,341円
東京都69,466円大阪府55,881円宮崎県42,741円
神奈川県57,805円兵庫県49,924円鹿児島県45,180円
山梨県39,682円鳥取県37,627円沖縄県44,203円
長野県42,070円岡山県43,838円  

出典:全国賃貸管理ビジネス協会「全国家賃動向」

全国平均家賃による間取り別賃料の推移(2020年7月調査)

これを見ると、もっとも賃料が高い東京都(6万9,466円)ともっとも安い鳥取県(3万7,627円)では3万円以上の差があります。

それほど地域による家賃相場には差が大きいということですね。

さらに、同じ県内でも交通の便がいい場所と悪い場所、治安のいい場所と悪い場所など、条件によって家賃は大きく変わります。

大手の不動産ポータルサイトが、細かい地域別・間取り別の平均家賃などを公開していますので、「この街に住みたいな」と思う地域があれば、インターネットで「〇〇(市区町村名や最寄駅明) 家賃 相場」などのキーワードで検索してみましょう。

あなたの気になる街の平均家賃を知ることができるはずです。

1-3. 家賃負担は親?本人?

株式会社オウチーノによる「学生生活におけるアンケート調査」(2012年)によると、ひとり暮らしをしている大学生のうち約85.4%は、家賃を全額親に負担してもらっていました。

つまりほとんどの大学生は、親の経済状態で支払える家賃額の物件に住んでいるというわけです。

ですからアパート探しをする際には、まず親に「家賃はいくらまでなら出してもらえるか」を相談して予算を決める必要があるでしょう。

一方で、この調査をもとにすると、約15%の学生は家賃を全額、または一部自己負担していると予測できます。

前述の全国大学生活協同組合連合会「第55回学生生活実態調査 概要報告」(2019年)によると、大学生が実家からもらう「仕送り」の平均額は、7万2,810円でした。

これにアルバイトや奨学金をあわせた、月に使える金額の合計は12万9,860円。

この中で家賃や生活費をまかなわなければなりません。

その場合は、前項の都道府県別の家賃相場を基準にして、まずはその額を超えない範囲でアパート探しをしてみましょう。

2. 大学までの適切な距離・通学時間

大学生がアパートを決めるとき、家賃の次に気になるのが学校までの距離や通学時間ですよね。

徒歩、自転車、バスなど通学手段はいろいろだと思われますが、ひとり暮らし大学生の多くは、大学から10~20分の距離に住んでいます。

これについては、日本学生支援機構(JASSO)「平成30年度学生生活調査」に以下のような統計結果があります。

【大学生(昼間部)の片道通学時間】

これを見ると、アパートでひとり暮らしする大学生は、学校から10分以内の場所に住む人が4割以上、20分以内に住む人の合計は8割近くにもなります。

ひとり暮らしをすると、実家にいたときよりも家事や雑事にかなり時間をとられるものです。

その中で、勉強時間やアルバイト時間を確保するには、やはり通学時間を節約するのが得策でしょう。

まずは大学から徒歩10分圏内のアパートから探し始めるのがおすすめです。

3. 大学生ひとり暮らしの間取り事情

大学生のひとり暮らしの場合、間取りは1Kを選ぶ人がもっとも多く、次いでワンルームを選ぶ人が多いようです。

そのふたつの違いは、キッチンが独立しているかどうかですから、自炊を考えている人、キッチンと寝室は切り離してすっきり気持ちよく暮らしたい人などは、まず1Kから探すのがおすすめです。

SUUMOが大学生187人に調査した「イマドキ学生の賃貸生活事情2017」によると、実際にひとり暮らししている大学生の賃貸物件の間取りは、以下のグラフのようになっています。

【ひとり暮らし大学生の部屋の間取り】

もっとも多い1Kが3割以上、次のワンルームが2割以上ですから、実に半数以上を占めています。

つまり、大学生のひとり暮らしには、部屋はひとつあれば十分と考える人が多いわけですね。また、ワンルームや1Kであればコストを抑えることも可能です。あえて1DKや1LDKを選ぶ必要はないでしょう。

キッチンが独立している1Kの利点としては、

・ワンルームよりもキッチンの設備や広さが充実しているので、自炊がしやすい

・寝起きする部屋とキッチンとが扉で仕切られているため、食べ物や料理のにおいが気にならない

・生活感があふれがちなキッチンまわりを、扉を閉めることで居住空間から見えなくできる

などが考えられます。

自分が自炊をするかどうか、日常生活で何が気になるかを考えて、ワンルームか1Kかを絞り込むといいでしょう。

4. 不動産ポータルサイトの使い方

ひとり暮らしをする大学生は、実家から離れた場所のアパートを探す場合がほとんどでしょう。

となると、現地に行って不動産会社を何件も回るのはなかなか難しいですよね。

そんなとき役立つのが、インターネットで物件探しができる不動産ポータルサイトです。

住みたいエリアや路線、希望の家賃、間取りなど希望の条件を入力することで、全国どこからでも物件を検索することができるので便利です。

ただ、不動産ポータルサイトは数が多く、どのサイトを利用すればいいのか迷ってしまいがちです。

また、非常にたくさんの物件が掲載されているので、その中から希望にピッタリの物件を絞り込もうとすると、使い方にもコツがあります。

そこでこの章では、数ある不動産ポータルサイトについて、よいサイトの選び方や物件の上手な探し方などを説明していきましょう。

4-1. 大学生のアパート探しに適したポータルサイトの選び方

「大学生 アパート」などのキーワードで検索すると、大手不動産会社のポータルサイトがたくさんヒットします。

テレビCMでもよく名前を聞く、

SUUMO(スーモ)

LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)

at home(アットホーム)

いい部屋ネット

CHINTAI

ピタットハウス

といった大手だけでなく、

・Yahoo!不動産、マイナビ賃貸など検索サイト、別業種のポータルサイトが運営しているもの

・DOOR賃貸、いえらぶなど大手以外で不動産に特化したポータルサイト

などもあり、どれを選べばいいのか迷ってしまいます。

そこでまず、不動産ポータルサイトの選び方をお伝えしましょう。

4-1-1. 物件数が多いサイトを選ぶ

まず重視すべきなのは、たくさんの物件が掲載されていることです。

自分の希望にあったアパートを探すには、なるべく多くの物件が検索できることが重要だからです。

そのためにはまず、3大不動産ポータルサイトといわれる、下記のサイトにアクセスしてみるといいでしょう。

SUUMO(スーモ)

LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)

at home(アットホーム)

大手ポータルサイトということもあって、掲載されている物件は非常に豊富です。それぞれどれくらいの物件数が掲載されているか、比較してみました。

【3大不動産ポータルサイトの掲載物件数】(2020年9月30日現在)

SUUMO(スーモ)626万6,982件
LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)404万1,329件
at home(アットホーム)142万2,743件

※掲載物件数は日によって変動します。

掲載物件数という観点から、まずはSUUMOから検索してみるのがおすすめです。

4-1-2. 希望条件で検索しやすいサイトを選ぶ

パソコンでの検索だけで希望の物件を探すには、やはりサイトの使いやすさ、検索しやすさも重要です。

・家賃の価格帯別、間取り別など気になる条件を指定しやすいか

・「築年数」「セキュリティ」「宅配ボックスの有無」など希望条件をさらに細かく指定して検索できるか

・室内の様子がわかる写真が豊富に掲載されているか

・スーパーや病院の有無、利用できる交通手段など、物件の周辺情報がわかるか

などをポイントに、実際に何件かを検索してみて、使いやすいと思ったサイトを利用するとよいでしょう。

また最近では、「通う学校別」で近隣の物件を検索できるサイトもあります。

・at homeの「学生のためのお部屋探し」

CHINTAIの「学校名から探す」機能

などは、学校名からさらに細かく条件を指定して物件を絞り込むことができるので便利です。このような、大学に寄り添ったアパート情報サイトは、大学生に向けた情報がまとまっているため非常にわかりやすくおすすめです。あなたの志望校に寄り添ったアパート情報サイトを探してみると良いでしょう。

例えば、筑波大学に通うためのアパートを探しているなら、筑波大学生専門アパート情報サイト「つくいえ」がおすすめです。

筑波大学生専門アパート情報サイト「つくいえ」

筑波大学に周辺のアパートに特化したサイトで、地域の有力不動産会社10社以上と提携し、筑波大生向けの空きアパート・マンションを専門に取り扱っています。

「家賃」「間取り」「築年数」といった条件で物件を絞り込むことができるのはもちろん、

◎「ルームシェアがしたい」「バス・トイレ別がいい」「車移動したいから駐車場が必須」「勉強のためにインターネットが無料で使える物件を希望」といった細かい「こだわり条件」でも検索可能

◎キャンパスが広いので、自分が通う学舎に近い物件を探せるよう「学群別」での検索も可能

◎「人気物件特集」「家賃が安い物件特集」など、テーマ別におすすめ物件を掲載

◎「筑波大学新入生が知っておきたい重要情報」や「お部屋探しのポイント」など、ひとり暮らし初心者に役立つコラムも掲載

と、筑波大生に使いやすい便利な機能、情報がいっぱいです。

全国展開している大手不動産ポータルサイトには掲載されない、地元不動産業者ならではのお得物件に出会えるかもしれません!

4-2. ポータルサイトでの物件探しのポイント

気に入った不動産ポータルサイトが見つかれば、いよいよ物件探しです。希望通りのアパートを見つけるには、漫然と検索するだけではいけません。

ポータルサイトでの探し方には、以下のようなポイントがあるのです。

4-2-1. 希望条件をリスト化してから探す

いきなり検索し始める前に、まずすべきことがあります。

それは、希望条件を箇条書きでリスト化することです。

リストの作り方を具体的に説明しましょう。

まず、自分の希望条件をすべて書き出してください。

といっても、初めてのアパート探しでは、「自分の希望が何なのか、よくわからない」という人も多いですよね。そんな場合は、以下に挙げた項目の中から「これは条件に加えたい」というものを選びましょう。

【物件探しの希望条件例】

・家賃の上限

・大学への通学時間の上限

・希望エリア

・間取り

・階数

・バストイレは別か

・セキュリティ(オートロックの有無など)

・キッチンの設備(コンロの口数など)

・洗濯機置き場(屋外か室内か)

・インターネット回線(Wi-Fi無料など)

・駐輪場や駐車場の有無

・その他ほしい設備(エアコンつき、防音壁、宅配ボックスなど)

・周辺環境(住宅街か繁華街かなど)

・近隣にほしい施設(スーパー、コンビニ、病院など)

・初期費用(敷金礼金の有無、金額など)

自分の希望条件をすべて書き出したら、次にそれらに優先順位をつけていきましょう。

たとえば、

1位 家賃:6万円以内

2位 通学時間:片道20分以内

3位 バストイレ別

4位 オートロック

5位 エアコンつき

といったようにです。

このリストができたら、それをもとに以下の手順でポータルサイトで検索をしてください。

1)まずはすべての条件を入力して検索する。

2)もしそれで気に入る物件が見つからなければ、リストの順位がもっとも低い条件を外して検索する。

3)それでも見つからなければ、次に順位が低い条件を外す……というように、優先度の低い希望条件から順番に外していく。

こうすれば、希望条件の優先度から外れることなく、現実的な物件探しができるはずです。

【希望条件を挙げるときは、自分の生活をイメージしよう】

希望条件のリストを作る際に、「こんなステキな部屋に住んで、楽しいキャンパスライフを送りたい!」と夢を抱くのもいいですが、物件探しでは自分のリアルな生活をイメージする必要があります。

たとえば「料理の腕も磨いて、友だちや恋人をもてなしたい」とキッチン設備が充実した物件を選んでも、理系大学で実験や課題が多い場合などは、ゆったり自炊する時間がなかなかとれずに結局キッチンはあまり使わなかった……という結果に終わるかもしれません。

「大学生になったらサークル活動やアルバイトもする予定だから、アパートには寝に帰るだけだろう」と思って安くて狭い部屋を選んだけれど、実際はあまり活動的ではない性格なので、家にいる時間が意外と長く、「もっと広くて居心地のいい部屋にすればよかった」と後悔する可能性もあるでしょう。

理想の生活を思い描くだけでなく、実際の自分の暮らし方、生活時間を見つめなおして、それに合わせた条件を書き出しましょう。

4-2-2. 希望エリアを2~3か所考えておく

「絶対にこの街に住みたい!」とエリアを1か所に絞り込んで探したいところですが、場合によってはそのエリアには希望条件にあったアパートがない、というケースもあり得ます。

エリアにこだわりすぎてほかの条件を妥協してしまうと、実際に住んでみてから「場所はもう少し遠くなっても、ワンルームより1Kがよかった」「繁華街だから楽しいけれど、セキュリティが不安だからやっぱり引っ越したい」など、思わぬ不満が出てくることもあるでしょう。

そこで、希望エリアはひとつに絞り込まず、2~3か所の候補をあげておくことをおすすめします。

例えば、以下のようにいくつかのパターンを想定して、それぞれのエリアで前項でつくったリストに沿って物件を探すということです。

◎自分が住みたい場所

◎大学の周辺エリア

◎アルバイトが見つかりやすいエリアと大学のどちらにも通いやすい場所

◎自分が通う大学の先輩学生が多く住んでいるエリア

そうすれば、「いちばん住みたい憧れの街だと、希望条件の3位以下はあきらめないと物件がみつからない」「大学とアルバイトしたい街の中間地点のエリアなら、希望条件5位まで満たす物件がある」など明確に比較できるので、より客観的に物件を選ぶことができるでしょう。

4-2-3. 室内や周辺の写真をよく見る

インターネットでの物件探しでは、実際に何件も内見して選ぶことができません。

が、不動産ポータルサイトには物件の文字情報だけでなく、写真や動画が掲載されているものも多くあります。

これらのビジュアル情報もできるだけ活用して物件選びをしましょう。

物件によって写真の点数は異なりますが、できれば以下の項目は優先的にチェックすることをおすすめします。

・建物の外観

・入り口付近(セキュリティなどを確認)

・居室内(広さ、間取りだけでなく、明るさ、新しさ、収納なども確認)

・キッチン(設備を確認)

・バストイレ(広さ、使いやすさ、シャワートイレの有無などを確認)

・洗濯機置き場(室内のほうが便利なので置き場所を確認)

また、サイトによっては周辺施設の写真も掲載されているので、以下の項目も併せて確認できるとよいでしょう。

・利用できる最寄り駅

・近くにある公共施設(役所、郵便局など)

・近くにある病院、スーパー、コンビニ

【ポータルサイト以外でのアパートの探し方】

ここまで不動産ポータルサイトを使った物件探しについて解説しましたが、もちろんアパートを探す方法はインターネットだけではありません。

以下のような方法もありますので、可能であれば並行して探してみるとよいでしょう。

1)地元の不動産会社で探す

実際に大学のある地域まで足を運ぶことができるなら、地元の不動産業者を訪れて探すのもおすすめです。

というのも地元業者は、大手ポータルサイトには掲載されていないお得な物件の情報をたくさん持っているからです。

また、地元情報にも精通しているので、「ポータルサイトでは希望条件に合ったサイトが見つからなかったけれど、地元の不動産屋さんに相談したらすぐに見つかった」というケースもあり得ます。

可能であれば、ぜひ一度大学周辺の不動産業者に直接相談してみてください。

2)大学生協で探す

実は、大学の生協で物件を紹介してもらうこともできるのを知っていますか?

一部の大学の生協では、個人や不動産業者が所有している物件だけでなく、生協自体が管理している物件も取り扱っていて、ひとり暮らし希望の学生に仲介してくれます。

合格前であっても、「予約」という形で物件をおさえておくこともできますし、引っ越しまでお願いできる生協もあるので、ぜひ利用してみたいサービスです。

興味のある人は、「大学生協のお部屋探しWEB」をチェックしてみてください。

5. 大学生のアパート選びのポイント

では、実際に不動産ポータルサイトなどを使ってアパート探しをする際に、どんなポイント、注意点に留意すればよいでしょうか?

特に重要なのは「学生生活を具体的にシミュレーションして選ぶ」ことです。

大学生の生活は、もちろん学業が中心です。

が、それ以外にサークル活動もするでしょうし、アルバイトもするでしょう。

特に、「仕送りだけでは生活費が足りないのでアルバイトは必須」という人の場合には、学校までの通学のしやすさと同時に、アルバイト先の探しやすさ、通いやすさも物件探しの条件に入れるべきです。

また、サークル活動などで遅くなった場合、帰宅ルートの治安も問題になります。

昼間は安全な通学路も、夜になると街灯や人通りが少なければ、危険な目にあう恐れが高まるでしょう。

できれば「通学路やよく使う道が、夜はどんな状態なのか」をネットや実地で調べて確認しておきたいところです。

さらに、

・部屋にいる時間はどれくらいか、時間帯はいつごろが多いか

・衣類や本など持ち物の量と、それが今後どれくらい増えそうか

・自炊はどの程度するか

など、具体的な生活をシミュレーションして、それに合ったアパートを選べば失敗を避けられるはずです。

より詳細なアパートの選び方については以下の記事でくわしく解説しています。

・初めてでも失敗しない大学生のアパートの選び方【条件から家賃まで】

・学生のアパート探し25のコツ!後悔しないための成功ノウハウと注意点

こちらの記事を参考に、アパート選びを実践していただくことをおすすめします。

6. 大学生がトラブルを避けるための5つの注意点

大学生がはじめてひとり暮らしをする場合、思わぬトラブルに巻き込まれる恐れもあります。

「隣の部屋の人がうるさくて眠れない」

「逆に、隣の部屋の人から『うるさい』と怒鳴りこまれた」

「新聞の勧誘が強引で、断り切れずに何紙も契約してしまった」

「昼間は静かでいい地域なのに、夜は真っ暗で人通りがないので、不審者に絡まれた」

といった困ったことにならないよう、アパート探しの時点で次の5つの注意点を把握しておくことをおすすめします。

6-1. 近隣の環境をよく調べる

まず最初に、不動産ポータルサイトを使って物件探しをするときの注意点として、「この物件がよさそう」と思ったら、その周辺の環境をよく調べてください。物件が良くても、周辺環境がイメージと大きく異なる可能性があるからです。

具体的には以下の方法で確認するとよいでしょう。

・ネットで街情報を検索する

・Googleのストリートビューで近隣を見てみる

・実際にその街を知っている人の話を聞く

・できれば実際に行ってみて、昼だけでなく夜の様子も見ておく

その結果、「近くにスーパーやコンビニがない」「街の雰囲気がなんとなく荒れた感じ」「夜はあまり治安がよくない」といったマイナス情報に気づいたら、別の物件を検討しましょう。

6-2. 不動産業者に過去のトラブルについて聞く

不動産ポータルサイトではなく、実際に街の不動産業者を訪れて探す場合は、候補の物件について過去にトラブルがなかったか聞いてみるといいでしょう。

具体的には以下のような質問を投げかけてみると良いでしょう。

・騒音問題はないですか?

・近隣住民とトラブルになった人はいませんか?

もし「実は過去の住民でこんなことがあって……」と教えられた場合は、同じようなリスクがあることを考慮して検討する必要があります。

また、その際にどのように解決したかも確認しましょう。

うまく対処、解決されていまはそのトラブルの恐れは取り除かれていればよいのですが、きちんと解決することができなかったり、管理会社が何も対応してくれなかったりした場合は、その物件自体を考え直したほうがいいかもしれません。

6-3. 音漏れを確認する

アパートでのトラブルといえば、まず懸念されるのが騒音問題ですよね。

そこで実際に物件を内見できる場合は、かならず音漏れを確認しましょう。以下の方法がおすすめです。

・壁に耳を当てて隣の音が聞こえるか確かめる

・同行者や不動産業者に室内で音を立ててもらって、自分は室外に出てどの程度聞こえるか確かめる

もし音漏れがあった場合、自分がそれを気にしないか、また自分の生活で大きな音を立てることがあるかなどをよく考えてから、物件を決めましょう。

6-4. 夜にも物件を見に行き安全度や騒音をチェックする

実際に内見などして、「この物件でほぼ決まりかな」と思っても、すぐに契約することは避けたほうが良いでしょう。一度、物件周辺の夜の様子を確認してから決めることをおすすめします。

なぜなら、同じ物件、同じ街でも昼と夜ではまったく雰囲気が変わることがあるからです。

ですから不動産屋さんに「もう一度夜に内見できますか?」と頼んで見せてもらったり、自分で夜に物件を訪れて周囲を歩き回ったりして、昼と夜両方の様子を見ておくと良いでしょう。

ここで確認すべきは以下の2点です。

・夜になってからの明るさ、人通り、治安

・夜の騒音(幹線道路のトラックの音が聞こえたり、集まって騒ぐ人たちがいるなど)

それで問題がなければ、トラブルのリスクが少ない物件だと想定することができます。

6-5. 契約条件や管理規約をよく確認する

いよいよ契約を考える段階になったら、その前に契約条件や管理規約をよく読んで、納得いかないことはないか確認しましょう。

まずは以下の3点について確認しておくと良いでしょう。

・騒音やゴミ捨てなどのルール

・水漏れなどのトラブルがあった場合の対処法と罰則

・設備に不具合が生じた場合、誰が修理・費用負担するのか

これらに納得いかないところがあれば、トラブルのリスクが高まりますので要注意です。

7. 大学生のひとり暮らしで知っておくべきこと

ここまでおさえておけば、はじめてひとり暮らしする大学生でも、快適なアパートを見つけることができるはずです。

では最後に、実際に大学生がひとり暮らしをする際に、知っておくべき4つの事柄をお伝えします。

7-1. 生活費の相場

はじめて自分ひとりで生活するときに失敗しがちなのは、生活費の使いすぎです。

高校卒業までは、食費や被服費、携帯料金などは親がかりで、水道光熱費などはいくらかかっているのか知らない、という人も多いのではないでしょうか。

それが突然すべて自分で管理しなければならなくなるわけですから、最初は配分がわからないのも当たり前です。食事を外食やコンビニのお弁当などですませてたら、食費が何万円もかかってしまって月末お金が足りなくなった……などは、ひとり暮らし初心者あるあるでしょう。

そこで参考にしてほしいのが、ひとり暮らし大学生の平均的な生活費の内訳です。

全国大学生活協同組合連合会「第55回学生生活実態調査 概要報告」(2019年)の統計を見てみましょう。

【1か月の生活費(下宿生)】(単位:円)

食費住居費交通費教養娯楽費書籍費勉学費日常費電話代その他
26,39053,9304,07012,8701,8601,9007,6203,5503,430

上記はあくまで全国平均ですが、おおよそ1ヶ月で11万〜12万円の生活費がかかることを想定しておきましょう。奨学金を利用するのか、親から仕送りしてもらうのか、アルバイトするのか、生活費を調達する手段はいくらでもあるかと思いますが、上記の数値を一つの基準に生活のあり方を検討しておくことをおすすめします。

生活を管理するためにおすすめなのは「おこづかい帳」をつけることです。最近は機能性の高い家計簿アプリがたくさんあります。節度あるひとり暮らし生活を送るためにも、お金の出入りを見える化することをおすすめします。

7-2. 管理規約

実際に賃貸契約を結ぶのは、大学生ではなく親の場合が多いでしょうが、だからといって住む本人が契約内容や管理規約を知らないのは問題です。

管理規約はかならず熟読しましょう。なぜなら、困りごとやトラブルがあった際に、対処するのは住人のあなただからです。

高校生までは難しい契約書などを読んだことはないかもしれませんが、この機会にきちんと理解、把握しておきましょう。そのアパートでしてはいけないことやしなければいけないことがわかるはずです。

7-3. 避難経路・緊急避難場所

ひとり暮らしをするとなると、もし地震や大雨などの災害があった場合には、自分の身は自分で守らなければなりません。

そのためには真っ先に、アパートの避難経路を確認しておきましょう。

また、近隣の公園や学校などが緊急避難場所に指定されていますので、その場所の確認と、そこまで徒歩でいける複数のルートも確保しておいてください。

いざというとき、「避難場所に行く道が通れない!」となっても、別のルートを知っていれば安心だからです。

7-4. いざというときの連絡先

また、急な病気になったときやトラブルに巻き込まれたときなどに、SOSを出せる連絡先も控えておきましょう。

休日や夜間でも診察してくれる病院、管理会社や大家さん、近くに住んでいて助けてくれる親戚や友人などです。

自分のスマートフォンに登録しておくのはもちろん、具合が悪くて自分で連絡できないときなどのことも考慮して、家のわかりやすい場所に貼っておく、つねに持ち歩く財布や定期入れなどの中にもメモを入れておくなどの工夫をしてもよいでしょう。

8. まとめ

大学生のひとり暮らしに適したアパートの基準や探し方など、知っておくべき基礎知識を身に着けてもらえたことと思います。

では、最後にもう一度この記事の要点を振り返ってみましょう。

【大学生ひとり暮らしのアパート探しで知っておくべきこと】

◎家賃相場:全国平均で5万3,930円(2019年)

◎通学時間:学校から10分以内の場所に住む人が4割以上

20分以内に住む人も含めると8割近く

◎不動産ポータルサイトを使うなら、

・物件数が多いサイト

・希望条件で検索しやすいサイト

を選ぶとよい

◎ポータルサイトでアパート探しをするときのポイントは、

・希望条件をリスト化してから探す

・希望エリアを2~3か所考えておく

・室内や周辺の写真をよく見る

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