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筑波大学生物学類(一般後期)合格体験記

2024.02.16

筑波大学生物学類(一般後期)合格体験記

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【筑波大学生命環境学群生物学類 合格体験記】

 

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体験談について

学類:生物学類
学年:1年
入試形式:一般受験(後期試験)
併願校:東京大学理科Ⅱ類、早稲田大学先進理工学部、上智大学理工学部、東京理科大学理工学部

はじめに

私は前期試験で東大に落ち、後期試験で筑波大学の生物学類に合格しました。
前期試験の合格体験記は多くありますが、後期試験は情報が少なく、何をするのかよく分からないという人が多いと思います。
そこで、後期試験を受ける受験生に向けてなるべく詳しく後期のことを書こうと思います。少しでも参考になれば幸いです。

当日までにしたこと

前期が終わってから発表までの約二週間は、後期を受けるつもりで勉強しました。といっても、生物学類の後期試験はセンターの結果と面接だけで合否が決まるので、前期のようにがっつり勉強することもありません。
かといって後期に向けて何もしないのも不安だったので、私は生物の問題集の後ろの方にある論述問題を解いたり、基本事項の確認をして自分で説明できるようにしていました。面接で生物に関する口頭試問があるかと思ったからです。また、生物に関する本も読んでいました。自分の好きな生物しかやる必要がなかったので、趣味感覚で楽しくやっていました。
一日中後期の準備をしていた訳ではなく、学校で友達と喋ったり卒業式に向けた活動などもしていました。
結果的には論述問題を解いていたことが面接で直接生きた訳ではありませんでしたが、前期試験終了後も力が抜けすぎずに、大学で生物をもっと学びたいという意識を保ち続けることが出来たという点で、自分のしたことは無駄ではなかったなと思います。また、私の場合は後期試験が前期の発表の二日後でしたので、もしそれまで何も準備をしていなかったら、その二日間で意識を後期に持っていくのは難しかったでしょう。

当日のこと

筑波大へ行くのは当日が初めてだったので、会場への行き方は念入りに調べました。
実際に着いてみると、大学が本当に広いのに驚きました。路線バス内で「大学構内に入ります」というアナウンスが普通に流れることに衝撃を受けました。あと、バス内の画面の表示とアナウンスでの停留所案内が食い違っていて戸惑いました。気を付けて下さい。アナウンスを信じましょう。
会場には開始時刻よりかなり早く着き、時間を持て余しました。2学周辺をブラブラして、天の川を覗いたりしながら待機。
時間になると、大きな教室に通されました。たぶん、2B411教室だったと思います。教室内にどこか悲愴感がたちこめていて「前期落ちた人がこんなにいるんだ」と思うと安心しました。(笑)
指定された席に座り、まず人数確認。当日にならないと誰が来るか分かりませんからね。その後、スケジュールが組まれて面接時間が発表され、各自で確認しました。私は午後の割と遅い時間だったので、午前で終わってお昼に帰れる人が羨ましかったです。そこからはひたすら待機、待機です。私を含め、周りには筑波大のパンフレットや生物の参考書を読んでいる人が多かったと思います。でも時間がありすぎてだんだん飽きてくるので、誰かしらの顔と名前を覚えておいて入学後の話のネタにしようと頑張ったり(今は試験会場で見た人はかけらも覚えてないんですが)、受験者の人数を数えて倍率を計算して過去のデータと比較したりしてました。

面接のこと

お昼休憩も経て、やっと面接の順番が回ってきました。誘導されて一人で教室に入ると、先生が4人ほど並んで座っていました。
受験番号と名前を言って、まず最初に聞かれたのは他大の受験結果です。
願書にも書かされましたし、筑波大はどの大学と併願されるのかをやたら知りたがっているみたいです。筑波大を蹴ると思われて、それで落とされたらどうしようとびくびくしつつも、私大の結果も正直に言いました。
あとは無難に「志望動機」、「大学で学びたいこと」、「生物をやりたいと思ったきっかけ」、あと「高校時代に研究をしたり、実習に参加した経験はあるか」、「筑波大に来たことはあったか」などを聞かれました。
覚えているのが、よく自分の答えにつっこんで質問されたことです。そのため、不明確なことはなるべく言わない方が良いです。たとえば、「高2の頃に生物に興味を持って関連する本を沢山読んだ」と話したら、「じゃあそのときに読んだ本3冊の感想を教えてください」と。思い出そうとするとテンパったので、後期に向けて読んでいた本のことを話しました。読んでおいて良かったです。
それから、「高校時代にPCR法の実験に参加したことがある」と話すと、「PCR法の原理を説明して下さい」と突っ込まれたし。あれ合ってたかなぁ・・・。
かかった時間としては、正確には覚えていませんが15~20分程度だったんじゃないでしょうか。この十数分のためにはるばるつくばまで来て、試験まで何時間も待ったのかと思うとちょっとやるせなかったです。でもまぁ、こんなもんです。
私はかつて面接で成功したためしがないので、正直面接のアドバイスとかは出来ません。こっちが教えて欲しいくらいです。このときの面接も、終わった後は「全部の質問にちゃんと答えられたし!笑顔つくったし!大丈夫だろう!」なんて前向きに思ってましたが、あとで成績開示してもらったらかなり点が低くて凹みました。頑張って明るく振舞ってたつもりだけど、目が死んでたのかな・・・
一つだけ言っておきたいのが、入学後のためになるべく面接官の先生の顔を覚えておくといいよ!ってことです。私はさっぱり覚えていません。でも「○○先生は私の面接官だったのー」とか言ってみたかったです。それだけで教授と距離を縮めるきっかけになりますしね。まあ、私からはこんなことしか言えません。(笑)

おわりに

ほかの学類のことはよく分かりませんが、少なくとも生物学類の後期は大体センターで決まって、面接で落とされるということはほぼないと思って良いでしょう。ですから、面接と聞いて緊張しすぎたり、逆に面接でひっくり返してやろうなんて妙に意気込んだりする必要はないと思います。リラックスして臨んで、筑波大に入って生物をやりたいんだという思いが先生に伝わればそれで充分です。
一般的に後期試験には、「第一志望に受かる自信がない人が出願するもの」というような、どこかネガティブな印象がないでしょうか?(私がそう感じるだけかもしれませんが・・・)
私はその考えは間違っていると思います。後期試験まで受けるということは、自分の持っているチャンスを最大限に生かし、最後まで努力し続けるということです。それは立派な挑戦ですから、後期試験に挑まれるという方はそこまで力を尽くした自分をどうか褒めてあげて欲しいです。
後期試験当日は、正直かなりしんどかったです。東大に落ちて、筑波大への思いを生き生きと語るなんてことできませんでした。
それでも今は、筑波大での生活を好きになれています。後期まで受けて本当に良かったなと思います。どんな人にも、必ず使命があります。どの道に進むのであれ、たとえそれが自分の望んだものでなくても、いまいる場所を使命の舞台と決めて努力すれば良いのです。そういう人が、最後は必ず勝ちます。
最後まで読んで下さりありがとうございました。受験生のみなさん、どうか最後まで諦めずに頑張って下さいね。心から応援しています。

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