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【コンサル志望必見】はじめてのフェルミ推定講座

つくいえ編集部

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  • つくいえ編集部

こんにちは!ツクキャリ運営事務局の上野です!

就活生だったら1度は聞いたことのある「フェルミ推定」や「ケース面接」ですが、最近ではコンサル以外の業界でも取り入れ始めているって知っていましたか…?

実際私も広告業界の就活の2次選考でフェルミ推定がありました。コンサル志望でもないのにどうしてこんなの勉強しなきゃいけないんだ!💢と当時は思っていましたが、実はフェルミ推定のような「テーマに対して構造分解をする思考法」は社会人になって大いに役立ちます!

与えられた課題に対して構造分解することで最適解を導き出すことができ、学んでおいて損はないテクニックなのです!

今回はそんなフェルミ推定の基本的な部分を解説していきます!
ぜひ最後までご覧ください!

 

フェルミ推定とは?

一言でいうと「不完全な情報や仮定を元に、大まかな数値を推定する手法」のことをいいます。

例えばこんな問題が出されます。

・日本に電柱は何本あるか
・ラーメン屋の1日の売上
・日本に猫は何匹いるか
・新幹線の中のコーヒーの売上

電柱の数が実際に何本あるかなんて、仕事で扱っている人くらいしか知りませんよね。このような問いに対して、自分の経験や基本的なデータを用いて数を推定するのが、「フェルミ推定」です。

 

フェルミ推定導入企業

まずコンサルや総合商社など、高収入の業界を見ているのであれば必ず対策するべきです。ただ冒頭でもお伝えしたように、広告やメーカーでも選考に取り入れられ始めていますので、自分の見ている企業がどのような選考フローになるのか、調べて事前に対策しておくのが良いと思います。

コンサル企業例

・マッキンゼー

・デロイト

・アビームコンサルティング

 

総合商社企業例

・三菱商事

・三井物産

・伊藤忠商事

 

しかし企業によって出題や解答の難易度が変わってきますので、そこまでガチガチに対策しなくても良い場合があります。(たまに)

 

企業が見ているポイント

実は、最終的に算出された数値の正確さよりも、論理的思考を評価している企業がほとんどなんです!

どういうことかというと、例えば構造分解の論理性や諦めない姿勢、クリエイティビティなどが評価要素になることが多いです。基本的には最初にお題がだされ、5分程度考える時間をもらったのちに、発表という流れになります。この発表の中では面接官と対話形式になっていることがあり、「そう考えた根拠は?」「こんな考え方だったらどうなる?」など形態に応じて質問が飛んできます。この質問に「わかりません」と諦めてしまうより、必死に考えて答えを出そうとする姿勢をアピールしたほうが高評価に繋がりますよ!

 

フレームはこれ!フェルミ推定の基本体系

出題傾向はこのように分ける事ができます。あるモノの一時点における存在量が「ストック」、あるモノの一定期間における変化量のことを「フロー」としています。例えば「日本における自動車の数」がストックで、「日本における自動車の販市場規模」がフローになります。二種類にもそれぞれ解法やパターンがあり、これは量をこなすことで頭に叩き込むことが重要です!

基本ステップ

それでは実際にフェルミ推定のやり方をご説明します!

流れは大きく分けると4つです。

①前提確認
②アプローチ設定
③モデル化
④計算実行

このフローの際、最も重要であり面接時の評価対象になるのはアプローチ設定の部分です。ここではつまり解答をだすための公式を考えます。以下に頻出問題における知っておくべき公式を特別にお教えします!ただ公式に当てはめるだけだと柔軟性がなく創造性にかける人物だとも思われかねないので、無理やり当てはめようとするのは最後の手段にしてくださいね!

 

個人所有数

(ex.日本のぬいぐるみの数)

日本人口×所有率×1人あたりの所持数

 

個人所有+年間売上(市場規模)

(ex.日本の靴の年間売上)

日本人口×所有率×年間購入回数×単価

 

 

1日の店舗売上

(ex.スタバの1日の売上)

(店のキャパシティ×回転率×営業時間+テイクアウト)×単価

 

 

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