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学生アパート探し25のコツ!後悔しないための成功ノウハウと注意点

つくいえ編集部

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学生にとって、アパート探しのコツを知っておくことは、とても重要です。

アパート選びを失敗したからといって、何度も引っ越しすることは難しいのが学生の特徴。そんなお金も時間も、学生にはありませんよね。

そこで、あらかじめ失敗しやすいポイントと、失敗を回避するためのコツをつかんで、成功率の高いアパート探しを実践する必要があります。

この記事では、「アパート探しで失敗・後悔しないためのコツを知りたい」という方に向けて、25のコツをご紹介しています。

先に核心に触れておくと、25のコツは以下のとおりです。

▼ 学生のアパート探し 25のコツ

希望する条件を紙に書き出す

すべての条件に優先順位の番号を振る

入居希望日の3ヶ月以上前から探し始める

家賃の相場を相場検索サイトで調査する

自分が通う大学専門のアパート情報サイトで情報収集する

地元の不動産屋さんを利用する

家賃の予算はマイナス5,000円で伝える

内見は2人以上で行く

内見の順序で評価を変えない

部屋に入った瞬間はニオイを嗅ぐ

すべてのドア・窓・クローゼットを開け閉めする

壁や床に耳を付けて音を聞く

サッシ周辺の結露の跡を探す

トイレとシャワーは実際に流してみる

コンセントの位置と数を確認する

エアコンなどの備え付け家電は型番をメモする

収納はメジャーで測る

近隣住民のベランダや郵便受けの乱れ具合をチェックする

掲示板・ゴミ置き場などの共用スペースを見せてもらう

侵入されそうな死角がないか不動産業者の担当者に意見を聞く

写真や動画を撮影して記録に残す

訪れた瞬間に感じた第一印象をメモしておく

時間帯を変えて再訪する

交渉は徹底的に低姿勢でお願いする

契約書は特約に注目して確認する

それぞれのコツの詳細は本文中にて解説していますから、ぜひじっくり読んでみてください。

後悔しないために気を付けたい注意点についても解説しており、実践ですぐに役立つテクニックがぎっしり詰まった保存版です。

最後までご覧いただくと、理想のアパートを探すコツが身について、自信を持ってアパート探しをスタートできるようになります。

では、さっそく見ていきましょう。

1. 失敗しない学生のアパート探しの流れ【基本の4ステップ】

本記事では、以下の「アパート探しの4ステップ」に沿ってコツをご紹介していきます。

▼ 学生のアパート探し 基本の4ステップ

ステップ① アパートの条件を絞る

ステップ② 良いアパートを探す

ステップ③ アパートを内見する

ステップ④ 契約条件を交渉する

実践的なコツのご紹介に入る前に、「アパート探しの流れがわからない」という初心者の方へ、基本の4ステップの内容を解説します。

「流れはわかっているので、コツから読みたい」という方は、この章は飛ばして、次の「2. ステップ① アパートの条件を決めるときの2つのコツ」からお読みください。

1-1. ステップ① アパートの条件を絞る

1つめのステップは「アパートの条件を絞る」です。

このステップを行わず、いきなり不動産業者の店舗を訪れてアパート探しをする学生もいるのですが、それは失敗のもとです。

やみくもにアパート探しに着手せず、まずは「どんなアパートが良いのか、探したいアパートの条件」を定めます。

条件の設定がしっかりできているほど、良いアパートに出会える確率が上がりますので、重要です。条件を設定しないことには、アパート探しの成功は不可能といえるでしょう。

1-2. ステップ② 良いアパートを探す

2つめのステップは「良いアパートを探す」です。

ステップ①で決めた条件を元に、条件に合うアパートを探します。

具体的には、まず情報収集を行います。情報収集に使えるツールとしては、以下があります。

・インターネット上のアパート情報サイト

・不動産業者の店頭に貼り出された物件情報

・賃貸情報誌

ある程度の情報収集が自分でできたら、不動産業者の店舗を実際に訪れて、アパートを紹介してもらいます。

情報収集が不十分だったり、不動産業者の選び方を間違えたりすると、アパート探しは大失敗の結果になりますから、注意が必要です。

1-3. ステップ③ アパートを内見する

3つめのステップは「アパートを内見する」です。

「内見」とは、実際に条件に合うアパートを訪れて、部屋の内部を見学することです。「内覧」と呼ぶこともあります。

具体的には、不動産業者の担当者が、アパートの大家さんからアパートの部屋の鍵を借りたうえで、依頼者をアパートの現地まで案内してくれます。

現地では、部屋の中に入って内部を自分の目で確認したり、アパートの建物の外観や周辺の治安をチェックしたりできます。

内見は、4つのステップの中でも特に重要なステップです。内見をおろそかにすると、希望とはまったく異なるアパートを契約してしまうことになり、後悔する結果となります。

1-4. ステップ④ 契約条件を交渉する

4つめのステップは「契約条件を交渉する」です。

内見して、「このアパートに住みたい」と思えるアパートが見つかったら、契約条件を交渉します。

契約条件の交渉例には、以下があります。

・家賃を値引きしてほしい

・敷金・礼金を値引きしてほしい

・仲介手数料を値引きしてほしい

・その他

契約条件の交渉をしなかったばかりに、大きな損をしてしまう学生はたくさんいます。できるだけ自分にとって有利な条件で契約するために重要なのが、交渉のステップです。

なお、敷金・礼金・仲介手数料については「大学生 アパート 選び方」の記事にて解説しています。敷金・礼金・仲介手数料がわからない方は、アパート探しに着手する前に学んでおきましょう。

2. ステップ① アパートの条件を絞るときの2つのコツ

さて、ここからはアパート探しの具体的なコツを、ステップごとにお伝えしていきます。実践ですぐに役立つテクニックを厳選していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

まずは、アパートの条件を絞るときの2つのコツをご紹介しましょう。

2-1. 希望する条件を紙に書き出す

1つめのコツは「希望する条件を紙に書き出す」です。

「住みたいアパートの条件を絞る」といっても、“そもそもどんな条件が存在し、何を絞れば良いのか”自体わからない方が、多いのではないでしょうか。

具体的に設定したい条件としては、以下が挙げられます。

▼ アパートの条件(例)

・住居形態

・大まかなエリア

・細かなゾーン

・築年数

・階数

・間取り

・広さ

・部屋の向き

・バストイレ

・調理器具

・洗機置き場

・オートロック

・インターホン

・予算

・その他

これらを紙に書き出して、自分がどんな条件のアパートに住みたいのか、明確にしましょう。

実際に「自分がアパートで暮らしているシーン」を、イメージトレーニングのようにリアルに思い浮かべながら、ひとつずつ条件を設定します。

アパートの条件の選び方がわからない方は、「大学生 アパート 選び方」をご覧ください。条件を絞るときに必要な知識を網羅していますので、一読すればスムーズに条件が書き出せるようになります。

2-2. すべての条件に優先順位の番号を振る

2つめのコツは「すべての条件に優先順位の番号を振る」です。

前項でアパートの条件を書き出したら、横に優先順位の番号を振っていきましょう。

というのも、実際のアパート探しでは、すべての条件をパーフェクトに満たすアパートが見つかることは少ないからです。

一部の条件には妥協しながら、契約できるアパートの折り合いをつけていくことになります。

その際、自分の希望する条件に優先順位を付けておけば、折り合いをつける過程での失敗が少なくなります。

どの条件は絶対に満たしたいのか(ゆずれないのか)、どの条件は妥協しても良いのか、数字で優先順位を付けておきましょう。

3. ステップ② 良いアパートを探すための5つのコツ

次に、良いアパートを見つけるための5つのコツをご紹介します。

3-1. 入居希望日の3ヶ月以上前から探し始める

1つめのコツは「入居希望日の3ヶ月以上前から探し始める」です。

前提として、アパート探しは早く始めた方が有利です。

特に、新入生で4月からの入居を希望する場合には、大学の指定校推薦の合格が出始める11月頃からアパートの契約は埋まり出しますので、合格が決まり次第、できる限り早く探す必要があります。

一方、4月以外の時期であれば「3ヶ月以上前」からの行動開始がコツです。

というのは、アパートから退去する“解約予告”は、1ヶ月〜3ヶ月前までに行うルールになっているためです。

つまり、退去予定の部屋の情報をいち早く入手するためには、3ヶ月以上前から不動産屋に通い、アパート探しをしている必要があるのです。

3-2. 家賃の相場を相場検索サイトで調査する

2つめのコツは「家賃の相場を相場検索サイトで調査する」です。

家賃の相場がわかっていないと、出会ったアパートがお得なアパートなのか、ぼったくりアパートなのか判断がつきません。

アパートを見定める目を養うために、家賃の相場を頭に入れましょう。

家賃相場を調べるうえでは、相場検索サイトが便利です。

▼ 家賃相場が検索できるサイト

【ホームズ】家賃を調べる[目安・平均]なら家賃相場

【SUUMO】全国の賃貸家賃相場・賃料相場の目安を調べる

家賃相場・賃料相場を探す:賃貸物件サイト【CHINTAI】

相場を知っていれば、不動産業者とやり取りするうえでも有利になります。「この人は知識がある」という印象を与えますから、あなたにとって都合の良い物件を紹介してもらいやすくなるのです。

3-3. 自分が通う大学専門のアパート情報サイトで情報収集する

3つめのコツは「自分が通う大学専門のアパート情報サイトで情報収集する」です。

家賃の相場を相場検索サイトで調査した後は、さらに詳しい情報収集を行いましょう。

・同じ大学の学生に人気のエリアはどこか

・自分の学部に近いエリアはどこか

・先輩たちの口コミ

こういった情報収集に役立つのが、大学専門のアパート情報サイトです。例えば、『つくいえ』は筑波大学生専門のアパート情報サイトになります。

大学専門のアパート情報サイトは、自分の通う大学のアパート探しに有益な情報が最短距離で手に入るのが特徴です。学生のアパート探しに特化した情報のみ掲載されているからです。ぜひ積極的に活用しましょう。

3-4. 地元の不動産屋さんを利用する

4つめのコツは「地元の不動産屋さんを利用する」です。

不動産業者には、大きく分けて2種類あります。賃貸専門の大手チェーンと、地域密着型の地元の不動産屋です。

▼ 不動産業者の種類

不動産業者の種類特徴
賃貸専門の大手チェーン

・物件数が豊富

・営業担当者が地元出身ではない

地域密着型の地元の不動産屋

・地元の情報に強い

・地元の大学向けの物件を多数扱っている

・地元以外の物件には弱い

まずは、地元の不動産屋さんを訪ねてみるのが、良い物件に出会うコツです。地域密着型の地元の不動産屋さんは、学生のアパート探しに強い傾向があるためです。

3-5. 家賃の予算はマイナス5,000円で伝える

5つめのコツは「家賃の予算はマイナス5,000円で伝える」です。

不動産業者を訪れて、担当者に家賃の予算を聞かれたら、実際に考えている予算から「-5,000円」の金額を伝えましょう。

例えば、家賃50,000円が予算なら、5,000円をマイナスして「45,000円」と伝えます。

というのは、不動産業者の担当者は、お客さんが希望した家賃よりも少し上乗せして物件を探すからです。結果、最終的には予算オーバーの物件を契約する可能性が高くなるのです。

そこで最初から予算を少なめに伝えておけば、予算内の物件を契約できる可能性が高まります。

さらに、住みたい物件が予算オーバーだった場合でも、「考えていた予算より高い」と伝えて家賃の値下げ交渉をする余地を残せるので、予算は少なめに伝えるのがコツです。

4. ステップ③ アパートを内見するときの16のコツ

順調にアパート探しが進んでいくと、内見(アパートの現地に行き部屋の中を見学する)に行くことになります。

内見は、アパート探しの中でも特に重要なステップです。16個のコツをご紹介します。

4-1. 内見は2人以上で行く

1つめのコツは「内見は2人以上で行く」です。

内見は、限られた時間で行われ、自由に何度も行うことはできません。「不動産業者が大家さんから鍵を借りてきて、現地まで依頼者を案内する」という工程が必要なので、自分ひとりでは内見できないのです。

限られた内見のチャンスを最大限に活かすためには、内見は2人以上で行くのがコツです。自分ひとりでは見切れない視点を、複数の目によって補うことができます。

内見の付き添いは、家族(父親、母親、きょうだい)や、友人にお願いできれば理想的です。

注意点として、恋人や同年代の異性と一緒に内見に行くのはおすすめできません。

というのは、学生向けのアパートは「一人暮らし」が条件になっていることが多いからです。「一人暮らしと言いつつ、隠れて同棲しようとしているのでは?」と、あらぬ疑いをかけられる可能性があります。

アパートは契約する際に審査があり、印象が悪いと審査に落ちる可能性がありますので気を付けましょう。

4-2. 内見の順序で評価を変えない

2つめのコツは「内見の順序で評価を変えない」です。

複数のアパートを内見すると、内見する順序によって、私たちの印象は大きく変わってしまいます。

それをよく知っているのが不動産屋さんです。彼らの営業手法のひとつとして「内見に案内するアパートの順序」があります。多いのは以下のケースです。

1件目:見せ物件(見栄えが良く豪華だけれど、予算オーバーの物件)

2件目:ボロ物件(予算より安いけれど、ボロボロで汚い物件)

3件目:決め物件(予算に合っており、キレイで手頃な物件)

3件目の「決め物件」を内見したときにテンションが上がり、「このアパートに決めます!」と決断できるように、内見順序の戦略を立てるのです。

内見に行くときには、あらかじめ「内見順序のカラクリ」があることを知ったうえで、内見順序によって評価を変えないよう注意しましょう。

内見順序から受ける印象に惑わされず、フラットに評価する意識を持つのがコツです。

フラットに評価する自信がなく時間的な余裕がある方は、内見の数を1日1〜2件以内に絞りましょう。

「特におすすめの物件だけ内見お願いします」と伝えて1日に見る件数を絞れば、1件ずつじっくり評価できます。

4-3. 部屋に入った瞬間はニオイを嗅ぐ

3つめのコツは「部屋に入った瞬間はニオイを嗅ぐ」です。

内見するアパートに到着し、部屋の中に入ったら、まずニオイを嗅いでください。

ニオイには重要な情報が隠れているのですが、部屋の中に長時間いると鼻が慣れて、感じにくくなります。部屋に入ったら最初に嗅ぐのがコツです。

チェックするのは以下のポイントです。

・カビ臭くないか?→カビが出やすい部屋かもしれない

・タバコ臭くないか?→前の住人のタバコの臭いが残っているかもしれない

・ペット臭くないか?→前の住人のペットの臭いが残っているかもしれない

・排気ガス臭くないか?→空気が悪い部屋かもしれない

・他に嫌な臭いはないか?

何らかの嫌な臭いをキャッチしたら、その場で不動産業者の担当者に「この臭いは何ですか?」と質問して、臭いの原因をクリアにしましょう。

4-4. すべてのドア・窓・クローゼットを開け閉めする

4つめのコツは「すべてのドア・窓・クローゼットを開け閉めする」です。

内見で部屋の中にいる間に必ずやるべきことは、部屋中の全てのドア・窓・扉・引戸・クローゼット・収納などをすべて開け閉めすることです。

これは、設備の見落としをなくすためと、建て付けの悪さなどに気づくために重要なコツです。

部屋の設備のすべてを漏れなくチェックすると同時に、開け閉めするときに「ギシギシ」「キューキュー」「バタン」などの嫌な音が大きく鳴ったり、中が汚れていたりする部分がないか、確認しましょう。

4-5. 壁や床に耳を付けて音を聞く

5つめのコツは「壁や床に耳を付けて音を聞く」です。

騒音はトラブルの元になりやすいので、隣や上下の部屋の声や生活音がどの程度の聞こえるのかチェックが欠かせません。

防音性のないアパートでは、自分が他人の騒音に悩まされるリスクがあると同時に、自分の生活音に対して苦情を言われる可能性もあります。

内見時には、アパートの部屋の中で壁や床に耳を付けて、他の部屋の生活音がどれくらい聞こえてくるか、確認してください。

もし他の部屋が無人でうまくチェックできない場合は、不動産業者の担当者に声を出してもらったり、スマホの着信音を鳴らしたりして、その音を部屋の外から確認する方法もあります。

4-6. サッシ周辺の結露の跡を探す

6つめのコツは「サッシ周辺の結露の跡を探す」です。

結露とは、冬場に室内と外との寒暖差で窓などに水滴が付く現象のことです。結露がひどいとカビが発生し、体調不良の原因になります。

そのうえ、結露を放置してカビが発生すると借主の責任とされることもあるので、結露の出にくいアパートを選ぶ必要があります。

結露が出にくいアパートか判断するためにチェックしたいのが、サッシ周辺の結露の跡です。サッシ周辺のゴムパッキン・木枠・床などに水の跡やカビが付いていないか確認してください。

水の跡やカビがある場合は結露が出やすいアパートなので、避けた方が良いでしょう。

4-7. トイレとシャワーは実際に流してみる

7つめのコツは「トイレとシャワーは実際に流してみる」です。

トイレと浴室は目で見学するだけでなく、実際に流して水圧を確認します。

というのも、引っ越してから「すぐトイレが詰まる」「シャワーの水圧が弱すぎる」と悩む人は多いのです。十分な水圧があるか、内見の時点で確認しておきましょう。

なお、物件によっては水を流すことがNGなため、不動産業者の担当者に確認してから行ってください。

4-8. コンセントの位置と数を確認する

8つめのコツは「コンセントの位置と数を確認する」です。

コンセントの数が少ないと、タコ足配線にせざるを得ず、火災のリスクが高まってしまいます。自分の生活スタイルに十分なコンセントがあるか、確認しましょう。

必要なコンセント数の目安は「2畳につき2口コンセントが1個」です。6畳の部屋なら3個(6口)が目安となります。

特に、電子レンジ・卓上IHクッキングヒーター・電気ストーブ・ドライヤーなどの消費電力の大きな家電を使う予定の位置にコンセントがあるか、チェックしてください。

どの位置に、いくつのコンセントがあったか、メモしておきましょう。

4-9. エアコンなどの備え付け家電は型番をメモする

9つめのコツは「エアコンなどの備え付け家電は型番をメモする」です。

アパートの候補が複数出てきて比較検討するときに、こういった細かな情報が役立ちます。

エアコンなどの備え付け家電が古いと、生活の快適性が下がるのはもちろん、無駄な消費電力が増えて電気代が高く付くこともあります。

備え付けの家電の型番はメモして、後から何年製の家電なのか調べられるようにしておきましょう。

似た条件のアパートなら、できるだけ新しい家電が備え付けられているアパートを選ぶようにします。

4-10. 収納はメジャーで測る

10個めのコツは「収納はメジャーで測る」です。

収納スペースは「わあ、広い!」などと感覚でとらえずに、メジャーを持参して数字で記録しておきましょう。後で複数のアパートを比較検討するときに役立ちます。

例えば、靴収納のスペースなら、縦横のサイズを測ることで「ロングブーツが入るか?」「何足入るか?」と具体的にチェックできます。

収納の他にも、搬入したい家具がある場合には、その家具に必要なスペースがあるのか計測してください。

なお、内見に持参するメジャーは、身体計測に使う柔らかいメジャーではなく、薄い金属製の硬いメジャー(コンベックス)がおすすめです。室内を素早く正確に計測できます。

4-11. 近隣住民のベランダや郵便受けの乱れ具合をチェックする

11個めのコツは「近隣住民のベランダや郵便受けの乱れ具合をチェックする」です。

実際にアパートで暮らすうえでは、隣の部屋・上の部屋・下の部屋にどんな人が住んでいるか次第で、安全性や快適性が大きく変わります。

近隣に不審な人物が住んでいないか、チェックしましょう。

具体的には、ベランダにゴミなどが放置されていないか、郵便受けがあふれかえっていないかなどを見てください。

キレイに整頓されていたとしても、例えばベランダに灰皿が置いてある場合には、ベランダで喫煙されて煙が流れてくるかもしれません。

不動産業者の担当者にも、上下左右の住民について尋ねてみましょう。個人情報保護の問題があるので詳細まで聞き出すことはできませんが、問題のない範囲で情報共有をしてくれるはずです。

4-12. 掲示板・ゴミ置き場などの共用スペースを見せてもらう

12個めのコツは「掲示板・ゴミ置き場などの共用スペースを見せてもらう」です。

住人の様子やアパートの管理状況を確認するためには、共用スペースのチェックが有効です。

例えば、掲示板や看板には、アパートの住民や近隣から出た苦情に関して、通知が貼ってあるケースが多くあります。

▼ 掲示板や看板の通知例

・深夜の大音量での音楽についてのお願い

・駐車場での長時間のアイドリングについて

・自転車をパンクさせる事案が発生しています

・粗大ゴミの放置に関するお願い

・ここにゴミを出さないでください!

掲示板や看板は、そのアパートでどんなトラブルが起きているのか知ることのできる貴重な情報源です。積極的にチェックしましょう。

ゴミ置き場には、アパートの住民のマナーやアパートの管理体制がダイレクトに反映されています。

例えば、「このゴミは回収できません」と貼り紙された粗大ゴミが放置されていたり、分別されていないゴミが散乱していたりする場合、住民のマナーが悪いと想像できるでしょう。

4-13. 侵入されそうな死角がないか不動産業者の担当者に意見を聞く

13個めのコツは「侵入されそうな死角がないか不動産業者の担当者に意見を聞く」です。

防犯上の問題がないアパートか確認することは非常に重要です。

玄関ドアや窓などが死角になっていないか、人目に付かずにこっそり侵入できる経路がないか、念入りにチェックしましょう。

そのうえで、不動産業者の担当者に意見を聞いてみることをおすすめします。素人目ではわからない点を指摘してくれるからです。

「このアパートの防犯は大丈夫ですか?」と漠然と質問するよりも、

「不動産のプロの目から見て、このアパートの防犯上のリスクや気になる点を挙げるとしたら、どの部分になりますか?」

と、踏み込んで質問してください。核心を突いた返答を得やすくなります。

4-14. 写真や動画を撮影して記録に残す

14個めのコツは「写真や動画を撮影して記録に残す」です。

たくさんのアパート物件を内見するうちに、記憶があいまいになったり、細かなポイントが思い出せなくなったりすることは、よくあります。

そこで、写真や動画を撮影して、内見を記録に残すようにしましょう。写真(静止画)だけでなく、動画でも記録しておくと、空間全体やアパートの雰囲気まで把握しやすくなります。

なお、内見時の撮影は基本的に問題ないことが多いですが、念のため、不動産業者の担当者に「撮影しても良いですか」と確認してから撮影するようにしましょう。

4-15. 訪れた瞬間に感じた第一印象をメモしておく

15個めのコツは「訪れた瞬間に感じた第一印象をメモしておく」です。

感覚だけに左右されずに、論理的にどのアパートが良いか検討することは、もちろん大切です。しかし一方で、「第一印象」という情報も無視できません。

実際、「第一印象はかなり正確である」という研究データも出ています。「内見の第一印象で自分が何を感じたか」は、アパートを選ぶうえで重要なヒントとなるかもしれません。

具体的には、

・明るくて良い感じがした

・何となく空気が重い気がする

・嫌なニオイが気になった

など、直感で感じたことを自由にメモしておきましょう。

特に注意したいのは、第一印象でネガティブな印象があった場合です。

ネガティブな第一印象を無視して契約すると、あとになって「やっぱり良くなかった……」と後悔することもあります。悪い印象があったときは、その原因を考えてクリアにしましょう。

4-16. 時間帯を変えて再訪する

16個めのコツは「時間帯を変えて再度チェックする」です。

同じアパート物件でも、朝・昼・夜……と時間帯によって雰囲気がまったく異なります。例えば、日中の内見では夜間の治安はわかりませんし、夜の内見では部屋の日当たりがわかりません。

気に入った物件は、不動産業者の担当者に頼んで、他の時間帯でも内見させてもらうようにしましょう。

不動産業者を通して再び内見するのが難しい場合には、自分だけでもアパートの現地に行ってみましょう。

自分だけでは部屋の中は見られませんが、アパートの外観や周辺環境だけでも、時間帯を変えると多くの発見があるはずです。

工場や幹線道路が近隣にある場合は、時間帯だけでなく「平日か/土日祝日か」にも着目してください。曜日によって、騒音や空気汚染の状況が大きく異なるケースがあるためです。

5. ステップ アパートの契約条件を交渉するときの2つのコツ

内見をして、住みたいアパートが見つかったら、アパートの契約条件を交渉しましょう。

条件を交渉するときの2つのコツをご紹介します。

5-1. 交渉は徹底的に低姿勢でお願いする

1つめのコツは「交渉は徹底的に低姿勢でお願いする」です。

ここで覚えておいてほしいのは、アパートを誰に貸すかは大家さんが自由に決められるということです。

「態度が悪い」と思えば、そんな人に部屋を貸したくありませんから、部屋を貸すこと自体、断られてしまいます。

徹底的に低姿勢でお願いすることは、交渉を成功させるうえで大切なコツです。

特に、実家や大学の都合でやむを得ない事情があり条件交渉をお願いしたい場合は、事情を正直に話して、真摯にお願いするようにしましょう。

実際の条件交渉は、不動産業者の担当者が、学生と大家さんの間に立って調整してくれます。

大家さんのなかには、学生の事情に同情して、寛大な措置をしてくれる大家さんもたくさんいます。本当に困っている場合には、正直にお願いしてみるのがおすすめです。

5-2. 契約書は特約に注目して確認する

2つめのコツは「契約書は特約に注目して確認する」です。

契約したいアパートが見つかって、契約条件が定まれば、賃貸借契約を締結することになります。

具体的には「賃貸借契約書」に署名捺印するのですが、署名捺印する前に、賃貸借契約書の内容をしっかり読んで確認してください。

特に注目したいのが、以下のような特約がついていないかです。

・退去時の原状回復が全額借主の負担になる特約

・入居中に不具合が起きても修繕ができない特約

・解約時に違約金がかかる特約

賃貸借契約書に自分にとって不利な条項が入っていれば、交渉してその条項を外してもらいましょう。

外してもらうのがどうしても難しい場合には、代わりに家賃を下げてもらえないか交渉してください。

しっかり契約内容に納得できてから、署名捺印するようにしましょう。

6. 学生のアパート探しで気を付けたい3つの注意点

最後に、学生のアパート探しで気を付けたい3つの注意点をお伝えします。

6-1. 今まで住んでいた地域とは違いがあることを理解する

1つめの注意点は「今まで住んでいた地域とは違いがあることを理解する」ことです。

大学進学などで、今まで住んでいた地域から遠方の地域へ引っ越しする場合には、まず「自分では想像もできないような、地域性の違いが多く存在する」ことを理解しなければなりません。

どんな違いがあるのかは、地域によって異なりますが、例えば、

・北海道から上京した人はゴキブリに驚く

・東北地方から温かい地域に行くとサッシが薄いことに驚く

・地方から上京すると駐車場がないことに驚く

など、大きなことから小さなことまで、さまざまな地域性の違いがあります。

具体的な違いは、ぜひインターネットを利用して調べてみましょう。

例えば、北海道から東京へ引っ越す人なら、Googleなどの検索エンジンで、

・北海道 東京 違い

・北海道 上京 あるある

・北海道 東京 びっくりしたこと

などの検索ワードで検索すると、さまざまな体験談がヒットします。

先人たちの体験談を参考にして、あらかじめ失敗を回避できるよう準備しましょう。

6-2. 無理なく支払い続けられる家賃にとどめる

2つめの注意点は「無理なく支払い続けられる家賃にとどめる」ことです。

アパート探しを進めていくと、「家賃が高くなればなるほど、良い部屋に住める」という現実を、見せつけられることになるかもしれません。

不動産業者の営業テクニックも相まって、

「家賃をあと5千円上乗せすればこのアパートに住めるなら、上乗せしようかな?」

「1万円でこんなに部屋の広さに違いが出るなら、バイトをがんばれば何とかなるかな?」

などと、つい、最初に考えていた予算よりも家賃を上乗せしたくなるものです。

ですが、家賃は毎月継続して支払い続ける固定費。無理なく支払える金額にとどめておかないと、生活に支障が出てしまいます。

将来、社会人となったときのためにも、学生のうちからしっかりした金銭感覚を持って、自分の身の丈に合った家賃のアパートを選びましょう。

6-3. 安全面には妥協しない

3つめの注意点は「安全面には妥協しない」ことです。

先ほどお伝えしたとおり、自分の身の丈にあった家賃のアパートを選ぶことは大切なのですが、一方で妥協してはいけないのは「安全面」です。

家賃を安く抑えたいからといって、防犯上の問題があるアパートや建物の耐震性・耐火性が弱いアパートを選ぶのはやめましょう。

特に、家賃が相場より安すぎるアパートは、何らかの問題を抱えていることが多くあります。十分な注意が必要です。

アパートの安全性は、ときに命にも関わります。安全性だけは軽視せず、適切なアパートを選んでください。

7. まとめ

失敗しない学生のアパート探しの流れ「基本の4ステップ」はこちらです。

▼ 基本の4ステップ

ステップ① アパートの条件を絞る

ステップ② 良いアパートを探す

ステップ③ アパートを内見する

ステップ④ 契約条件を交渉する

それぞれのステップに沿って、25のコツをご紹介しました。

▼ 学生のアパート探し 25のコツ

  1. 希望する条件を紙に書き出す
  2. すべての条件に優先順位の番号を振る
  3. 入居希望日の3ヶ月以上前から探し始める
  4. 家賃の相場を相場検索サイトで調査する
  5. 自分が通う大学専門のアパート情報サイトで情報収集する
  6. 地元の不動産屋さんを利用する
  7. 家賃の予算はマイナス5,000円で伝える
  8. 内見は2人以上で行く
  9. 内見の順序で評価を変えない
  10. 部屋に入った瞬間はニオイを嗅ぐ
  11. すべてのドア・窓・クローゼットを開け閉めする
  12. 壁や床に耳を付けて音を聞く
  13. サッシ周辺の結露の跡を探す
  14. トイレとシャワーは実際に流してみる
  15. コンセントの位置と数を確認する
  16. エアコンなどの備え付け家電は型番をメモする
  17. 収納はメジャーで測る
  18. 近隣住民のベランダや郵便受けの乱れ具合をチェックする
  19. 掲示板・ゴミ置き場などの共用スペースを見せてもらう
  20. 侵入されそうな死角がないか不動産業者の担当者に意見を聞く
  21. 写真や動画を撮影して記録に残す
  22. 訪れた瞬間に感じた第一印象をメモしておく
  23. 時間帯を変えて再訪する
  24. 交渉は徹底的に低姿勢でお願いする
  25. 契約書は特約に注目して確認する

学生のアパート探しで気を付けたい注意点はこちらです。

▼ 注意点

  1. 今まで住んでいた地域とは違いがあることを理解する
  2. 無理なく支払い続けられる家賃にとどめる
  3. 安全面には妥協しない

ぜひコツを押さえて、あなたにとってベストなアパート探しを実現してくださいね。そして、楽しく充実した学生生活を送ることができるよう、祈っています。

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