『筑波大学生の一人暮らし応援を!』ということで、主婦の知恵を出して下さいと始まったこの企画。みなさんのお役に立てるように色々アイデアを満載してきますから、どんどんご意見ご感想をくださいね!
~第1回~※お料理篇①※
一人暮らしをしていると、自炊はおっくうで・・・男子諸君に限らず、女子でも意外に一人分というと、逆に大変だったりするもの。「どうしたら、簡単にローコストでお料理できますか?」との質問が!!!
今の時期、筑波おろしで冷たい筑波大周辺で、【ほっかほっかお手軽お鍋】はいかがでしょうか?今年は鍋が熱いですよ!!!お鍋というと、大変というイメージがあるかもしれませんが、そうでもないのですよ!レッツチャレンジしてみましょう!
今回はせっかくなので、一人用土鍋を使用してみたいと思います。実はとても安いのです。近所をリサーチしてみると498円からあります。一つあるとなかなか楽しめるので是非、いかがですか。もちろん、土鍋がない方は普通の片手鍋でも、お家にあるお鍋で構いません。(よく質問を受けるのですが、IH対応のお鍋はガス対応でも使えますか?とのお尋ねですが、大体は使用できます。<※注意書きは良く読み、守ってね!>けれど、ガス対応のお鍋はIHでは使用できません。)
では、今回は【お手軽な水炊き】を!
[(土鍋)一人前]
鶏手羽元(骨付き)・・・5本
白菜・・・1/8カット
お好みの野菜をもう1種あるいは2種でも(笑)・・・適量(お薦めは、エノキやシイタケなどのキノコ類や春菊、長ネギやニンジンなどでしょうか。)
だし昆布・・・1枚
料理酒・・・大さじ1~2(お肉の臭みが気になる方はどうぞ)
味ぽん・柚子ぽんなど、お好みで。
まず土鍋ですが、初めて使う場合には“目止め”という作業が必要になります。触って頂くとわかりますが、土で出来ていることと、表面がザラザラしているので、最初にこの“目止め”という処理をしないで使用すると、なんだか泥臭いお料理になってしまうのです。やり方はいたって簡単です。くず野菜や余ったお米のとぎ汁などで、一度沸騰させに立たせます。これで準備OK。これをした後、お鍋の内側がツルツルになっています。しばらく使っていない時などは、この“目止め”をまたしてみてくださいね。そして、お手入れをする時には極力洗剤を使用せず、する場合にも、最小限にしてみてください。土鍋なので、どうしても土が吸ってしまう部分があるので。けれど、お手入れをきちんとした土鍋はとても美味しいお料理がたくさんできます。
と、前置きが長くなりましたが。本題に(笑)
①お鍋をコンロにおき、お鍋に6割くらいのお水を入れます。(お水を入れずに火にかけないでくださいね。ひび割れの元になります。)
②だし昆布を濡れフキンをかたく絞ったもので拭きます。表面の汚れを落とし、お鍋の中へ。
③鶏手羽元(最初は3本くらい)、白菜、お好みの野菜(気になる方はここで料理酒を)を入れ、蓋をして、火をつけます。
④火が通れば完成です!!おたまでアクを取りましょう。火の通りがわからない方は、お肉をちょっと菜箸で挿してみましょう。透明ならばOKですが、まだ赤いものが出てくるようであれば、まだ火が通っていません。
お腹が減っているようであれば、どんどん追加を入れてみて下さいね。
いかがでしたか?と、ここで終わらしてしまうのは、もったいないので。その後の美味しい楽しみ方を2つお教えしたいと思います。
1. うどんすき
[1人前]うどん1玉、ザーサイ少々、塩少々
① うどんは、余ったお鍋の中で温めます。その間に、ザーサイを細かく刻みます。
② おわんなどの器にザーサイを入れ、塩を入れます。そこにお鍋の中のスープ(しっかりと鳥ガラが出ているのです。)を入れ、味は見ながら調節してみてください。ザーサイガラスープで、温まったうどんを食します。
2. 雑炊
[1人前]ご飯1膳、卵1個、わけぎ少々
① ご飯をお鍋の中へ投入し、良くほぐし、くつくつと煮ましょう。煮すぎて焦がさないように。
② その間に卵を割りほぐし、わけぎを刻んでおきます。
③ 雑炊が良い感じになったら、卵を入れ、一煮たちさせます。軽く固まるまで動かさないほうが良いでしょう。出来たら、盛り付けでわけぎをのせます。(わけぎはなくても美味しいです。)味に飽きてきたら、またポン酢などを追加し、味を変えるとまた楽しめますよ。
ということで、簡単なお鍋の作り方を紹介してみましたが、この他、ミツカンのホームページではお一人様用のお鍋(3品) を公開しています。ちょうど良い分量になっていると思います。こちらも参考して、楽しく、ローカロリー、ローコストで温かい冬をお過ごしくださいね。
コメント