目次
芸術専門学群の概要
芸術専門学群は、筑波大学の芸術専門学群にある1つの学群(学部)です。芸術専門学群の入試情報や受験対策そして入学後の生活について徹底解説します。
主に筑波大学 中央に位置する体芸エリアにおいては二つの学群があります。
・芸術専門学群
・体育専門学群
芸術専門学群は、他大学にあるような学科はありません。筑波大学の芸術専門学群は、国立の総合大学の中に設置された芸術の専門教育機関です。
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筑波大学芸術専門学群の特徴や入試対策、実技と共テの両立方法を徹底解説
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◉ 芸術専門学群とは
最先端の多様な学問を学ぶことができる大学環境と、ファインアート、デザイン、構成など、14領域の多彩な芸術の専門教育を提供しています。この利点を活かし、幅広い見識と豊かな創造力をそなえた芸術の専門家を育成しています。
研究領域 | 概要 |
美術史 | さまざまな時代や地域の芸術を学び、「芸術とはなにか」という根本的な問題をはじめとする多種多様な問題を考える。 |
芸術支援 | 社会における芸術支援活動の企画・運営・教育普及等において指導的な役割を果たすための理論と実践を学ぶ。 |
洋画 | 油絵やテンペラ画、アクリル画などの絵画表現について、基礎的な描写力からさまざまな技法や構想などを専門的に学ぶ。 |
日本画 | 伝統的な素材、技法について実習を通して学ぶ。古典の理解を深め、高い創造性のある自己表現力を目指す。 |
彫塑 | 粘土などの可塑材や、木、石、金属などの素材を用いて、立体造形表現について学ぶ。 |
書 | 実技と理論をバランス良く学び、これまでにない作風や問題を見出し挑戦することができる。 |
版画 | 版画についての様々な技法を学び、自身に合った表現手法を通して「版表現」の可能性を追求する。 |
構成 | 造形の基本要素である色、形、テクスチャ、動きなどをさまざまに組み合わせた表現効果を専門的に研究する。 |
総合造形 | 造形表現、メディアアート、インスタレーションの3つで構成される。理論と制作を通して芸術と社会の関わりを学ぶ。 |
工芸 | ガラス、陶磁、木工・漆芸の3つの分野がある。専門的な知識、技術、の修得とものづくりの伝統に対する理解力を養う。 |
ビジュアルデザイン | イラストレーション、タイポグラフィ、印刷・編集デザイン、写真、グラフィックス等のビジュアルデザインを総合的に学ぶ。 |
情報・プロダクトデザイン | スタイリングやUXとしてのデザインだけでなく、人とモノとの関係性や社会に対して何をデザインすべきかを学ぶ。 |
環境デザイン | 人と環境に関する設計や計画を学ぶ。屋内空間や公園、都市、河川などあらゆるスケールの空間を対象にできる魅力をもつ。 |
建築デザイン | 住宅・インテリアから大規模施設、都市まで幅広いスケールの空間デザインの専門家になるための知と技法を修得する。 |
美術・デザインの諸領域の基礎を横断的に履修する専門基礎科目と、14領域の専門科目によって芸術の専門的基盤を形成します。さらに、学年や専門分野の枠を超えた横断的科目を配置することによって感性豊かなコミュニケーション能力を養います。
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入学者情報
筑波大学芸術専門学群は、一般試験(前期日程・後期日程)では、100名程度の入学予定者がいます。芸術専門学群の入試形態ごとの募集人数を以下に記載します。
【2024年度 募集人数】
令和6年度(2024年度)入試における募集人数・倍率は以下の通りです。
入試形態 | 入学予定人数 | 倍率(令和6年度) |
一般選抜(学類選抜/前期) | 50名 | 3.3倍 |
一般選抜(後期日程) | 5名 | 28.8倍 |
総合選抜(2年次/前期) | 5名 | ー |
推薦入試 | 40名 | 1.8倍 |
合計 | 100名程度 |
|
情報の通り、芸術専門学群は毎年100名程度の入学者がいます。特徴的な点としては推薦入試による合格者が40名と多いことです。また前期入試においても、50名と非常に多いです。2年次になると総合学域群から約5名の学生が移行してきます。総合大学で他の研究分野と絡めながら芸術を学びたい場合は、筑波大学がオススメです。
*国際バカロレア特別入試・私費外国人留学入試は毎年0〜2名の入学者
入試科目と配点
筑波大学芸術専門学群には主に2つの選抜方法があります。一般選抜、そして推薦入試です。本章では各選抜形式での入試科目と配点を徹底解説します。
推薦入試(学校推薦型)
推薦要件としては学校の成績が優秀であると認められるものであることです。あるいは、志望する領域で優れた資質または能力を持っていると認められるものであることです。客観的資料として、作品写真等(いわゆるポートフォリオ)があれば添付することができます。また、合格予定人数が40名と、前期入試の次にポピュラーな入試形態となります。
・試験形式:個別面接および実技試験
・合格人数:40名
・想定倍率:約3.0倍
時間帯 | 科目番号 | 実技検査科目 |
午前(2時間) | A1 | 論述 |
A2 | 鉛筆デザイン | |
午後(4時間) | P1 | 論述(鑑賞) |
P2 | 論述(デザイン構想) | |
P3 | デッサン(木炭又は鉛筆) | |
P4 | 平面構成 | |
P5 | 書 |
午前に受験する科目をA1、A2から1科目、午後に受験する科目をP1〜P6から1科目、それぞれ事前に選択します。
令和7年度入試より、午後科目から「立体造形」が無くなりました。
前期入試に関しては変更は出ておりませんが、最新の募集要項をよくご確認くださいませ。
一般選抜(個別試験/前期日程)
入学予定者50名を生み出す最もポピュラーな選抜形式になります。
令和7年度入試より、共通テストに「情報」が追加されました。
また、数学では指導要領変更、社会では科目名称変更があります。最新情報は「筑波大学 大学入試情報サイト」をご覧ください。
形式 | 国語 | 地歴 | 公民 | 数学 | 理科 | 外国語 | 情報 | 実技 | 合計 |
共テ | 200 | 100 | 100 | 100 | 200 | 30 | 730 | ||
2次 | 730 | 730 | |||||||
合計 | 200 | 100 | 100 | 100 | 200 | 40 | 730 | 1460 |
<<共通テスト科目>>
全6教科6科目の受験を行う。
数学:「数学I,数学A」「数学I」「数学II,数学B,数学C」から1つ選択
外国語:「英語(リスニング含む。)」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」、「韓国語」から1つ選択
社会:「地理総合,地理探究」「歴史総合,日本史探究」「歴史総合,世界史探究」 「地理総合/歴史総合/公共」「公共,倫理」「公共,政治・経済」から1つ選択
理科:「物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎」「物理」「化学」「生物」「地学」から1つ選択
<<個別試験>>
実技(事前選択)
以下の情報は2024年度入試のものになります。最新情報は「筑波大学 大学入試情報サイト」をご覧ください。
時間帯 | 科目番号 | 実技検査科目 |
午前(2時間) | A1 | 論述 |
A2 | 鉛筆デザイン | |
午後(4時間) | P1 | 論述(鑑賞) |
P2 | 論述(デザイン構想) | |
P3 | デッサン(木炭又は鉛筆) | |
P4 | 平面構成 | |
P5 | 立体造形(手を含むモチーフの造形) | |
P6 | 書 |
午前の試験ではA1、A2のどちらか、午後の試験ではP1〜P5のいずれかを1科目ずつ選択することができます。入学後の領域選択とは関係ないため、自分の得意な科目で受験することができます。配点は午前200点、午後530点の計730点です。
※近年、実技試験の科目に変更が続いております。最新の募集要項をご確認ください。
一般選抜(個別試験/後期日程)
前期日程後3月に実施される後期日程の配点になります。募集人数が5名と非常に少ないため、例年約10倍以上の高倍率が特徴です。
形式 | 国語 | 地歴 | 公民 | 数学 | 理科 | 外国語 | 情報 | 面接 | 合計 |
共テ | 200 | 100 | 200 | 10 | 510 | ||||
2次 | 300 | 300 | |||||||
合計 | 200 | 100 | 200 | 10 | 300 | 810 |
<<共通テスト科目>>
全4教科4科目の受験を行う。
数学:「数学I,数学A」「数学I」「数学II,数学B,数学C」から1つ選択
外国語:「英語(リスニング含む。)」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」、「韓国語」から1つ選択
社会:「地理総合,地理探究」「歴史総合,日本史探究」「歴史総合,世界史探究」 「地理総合/歴史総合/公共」「公共,倫理」「公共,政治・経済」から1つ選択
理科:「物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎」「物理」「化学」「生物」「地学」から1つ選択
<<個別試験>>
面接・口述試験:
芸術を志向する動機、適性、主体性、社会的適応力等について総合的に評価します。
前期入試の合格ライン
2022年〜2024年の過去3年間の合格者の平均点・最低点を記載します。
下記の表をご確認ください。
共通テストと2次試験の割合は同じなので、共通テストの得点は直接合否に関わってきます。
【前期】※1400点満点
年度 | 最高点 | 平均点 | 最低点 | 倍率 |
2024 | 1178 | 1098.1 | 1034 | 3.8倍 |
2023 | 1209 | 1077.4 | 985 | 2.8倍 |
2022 | 1215 | 1051.1 | 980 | 3.1倍 |
2024年度入試では倍率が大きく上昇し、4倍近くなりました。また、推薦入試の倍率も上昇傾向にあります。今後も厳しいタタ系になることが予想されます。
共通テストと個別選抜試験の得点率は70%ずつとなっています。 昨今では入試全体を通して7割以上を正答することができれば合格できます。しかし、実技試験の点数のつけ方は不明確であるため、共通テストで8割以上をとっておくと安心して二次試験に挑むことができます。
芸術専門学群の入試対策編:共通テストの勉強法
芸術専門学群では前期試験でも後期試験でも共通テストの配点が高いです。実技試験においては自信のある方が多いため、差がつきにくいです。共通テストを8割獲得できることが、勝利の鍵を握ります。
共通テストは前期試験で7科目必要になります。学力試験は1次試験の共通テストのみなので、共通テストの対策ができていれば大丈夫です。実技試験に自信のない人は特に共通テストの点数が重要になってきます。
今回は、筑波大学芸術専門学群の先輩方が書いてくれた「合格体験記」を参考に、オススメの勉強方法を抜粋します。
共通テストの演習を積み続ける(10年分)
苦手科目を克服し、60点以上は獲得する事。そして得意科目は、満点近くを確実に取り切れるように対策をする必要があります。その上で、量をこなすことは重要です。まずは共通テスト過去10年分を、解き切りましょう。その上で「苦手科目」「得意科目」を明らかにしましょう。
苦手科目は、間違った問題を中心に何度も解きなおし、1つの問題集を完璧にすることが効率的な勉強法だと思います。得意科目は満点が取れるように、ケアレスミスを無くし時間内に確実に解ききれるように練習しましょう。
苦手科目は間違えた問題専用ノートを作成
芸術専門学群は得意科目も苦手科目も人それぞれです。国数英以外は基本的に苦手は科目は避けて選択できます。また、数学はⅠやⅠ・Aだけで受験できるので、文系の人でも問題ありません。一方で、2次試験は学力試験がないので、実技に自信のない人は特に共通テストで点数を稼いでおく必要があります。苦手科目でも高得点をとっておく必要があるということです。
そこで
・苦手科目の間違えた問題専用の復習ノートを準備
・1つの問題集を完璧にこなす
これを行う芸術専門学群の先輩方は多いようです。
以下、先輩方のオススメ勉強方法を抜粋します。
芸術専門学群2021年入学_Eさん
共通テストは出題傾向がかなり決まっているので、まず20年分くらいの過去問を用意した。間違えた問題があれば都度教科書や問題集で単元を確認して演習した。12月に入ってからは英語と好感触だった政経と理科基礎を重点的に演習し、他の科目は重要事項を確認したりたまに過去問を解いたりする程度だった。模試や予想問題は予備校や出版社の主観で制作しており、あまり参考にならないと感じたので学校でやった以外は一切手をつけなかった。また、数学が大の苦手で対策したての頃は公式を何度も見て暗記したり、参考書を何周もしたりしたが、どうしても伸びなかったので愛想が尽きて捨てた。その分の時間をウエイトの重い英語や得意な科目の演習に回した。
芸術専門学群2021年入学_Nさん
共通テスト初年度だったため、予備校や出版社などの予想問題をとにかく解いていました。暗記科目は間違えるたびに教科書に戻って確認し、同じミスをしないように繰り返していました。英語はリスニングの点数が変動しやすかったので、移動時間や入浴時などのスキマ時間でとにかく英語を聞く癖をつけました。
芸術専門学群の入試対策編:実技検査の対策法
芸術専門学群の前期入試は実技試験になります。自分の得意な科目を選択して受験することができます。
芸術専門学群の実技検査には以下の科目があります。
◆午前
・論述
・鉛筆デッサン
◆午後
・論述(鑑賞)
・論述(デザイン構想)
・デッサン(木炭又は鉛筆)
・平面構成
・立体造形
・書
最新情報は「筑波大学 大学入試情報サイト」をご覧ください
以下、先輩方のオススメ勉強方法を抜粋します。
芸術専門学群2021年入学_Eさん
高3の春から美術予備校に通い始めた。共通テストが終わってからは通う頻度を一気に増やし、また受験生が一番多い校舎に移籍して厳しい環境に置くことで自分を鼓舞した。毎日凹んでいたが、うまい人のテクニックやプロセスを見て学べたため、かなり実力がついた。
芸術専門学群2021年入学_Sさん
二次試験は論述と書で受験しました。論述は学校での対策、書は幼少期から通っていた書道教室で対策をしてもらいました。推薦試験も受けていたため、論述の対策は夏から、書の対策は高2の秋から始めました。書のスキルには元々自信がありましたが、「試験科目」として書をつかうのは初めてだったため、時間配分や書く順番など試験特有の制作のしかたを練習しました。共通テストの対策と同様、過去問や先生が作成してくださった予想問題などを解きまくりました。また、使用する紙は試験当日に大学から配布されるため、普段は使っていない書きにくい紙でも練習していました。さまざまな状況を想定して練習することが合格の秘訣だと思います。
過去の合格作品はこちらをご覧ください!
https://tsukuba-daigaku.com/blog/tsukubadaigaku_gokakusakuhin
芸術専門学群の入試対策編:推薦入試・AC入試対策方法
推薦・AC・後期二次試験の具体的な出題傾向は、非公表となっています。
そのため、筑波大芸術専門学群の先輩方が書いてくれた「合格体験記」を参考に対策しましょう。
■ 推薦入試
芸術専門学群2019年度入学_Yさん(美術専攻)
私は芸術専門学群の彫塑を志望したため、試験の内容は6時間で指定されたモデルの首から上を粘土で制作することと、面接でした。実技試験対策としては、とにかく首像をつくりまくりました。はじめはまず完成できること。次に時間内に完成させること。最後に時間内に作品としてまとめることを目標として、放課後や休日をフル活用して制作に励みました。大学院の生徒がモデルとして出ると予想していたので、大学で出している彫塑展のカタログを見てモデルを予測しながらの練習でした。彫塑展のカタログをオープンキャンパスなどでもらい、そこからモデルを予想し、似ている人を見つけてモデルを頼んで練習するなどが良いと思います。
芸術専門学群2019年度入試_O.Hさん(構成専攻)
一度、東京の大きな予備校の構成専攻向けの実技模試を受けに行ったのですが、その講評で初めて10人以上の作品が並んでいるのを見て、そこで学ぶものがたくさんありました。機会があれば実技模試は受けてみるのをおすすめします。
あと少数派かもしれませんが、私はポートフォリオを作っていません。評定の条件を満たしていたというのと、作る時間と手間を惜しんだからです。作らなければ受からないということではないので参考までに!
芸術専門学群2019年度入試_T.Mさん(芸術学専攻)
対策としては主に美術についての本を読むこと、過去問を実際にやってみることでした。個人的には過去問を通して学ぶことよりも、自分が興味を持った本や美術史についての本を読むほうが学べることが多かったように思います。
美術史の勉強について。本当は美術館にいって実物をみるのが望ましいのですが…私は読書が好きだったので本を読んで美術史の勉強をしました。最初は絵画の見方(西洋絵画におけるある程度のルールや画材)について学び、おおまかな美術の流れを掴んでから更に詳しく記載されている本をノートにまとめました。名画とその作者は最低でも100人覚えておくことをお勧めします。おおまかな美術史を理解したら自分のお気に入りの画家や時代を決め、より詳しい知識を身につけていきましょう。また普段の授業で受ける現代文の評論も参考になります。
美術についての小論文は少々特徴的です。私の小論文の論理展開は“結論→結論を証明する事例→結論のまとめ直し”というシンプルなものになっています。ここで結論を証明する事例について述べると、美術史の知識はもちろんのこと、様々な分野の知識を使うこともあること、則ち、自分の学問の引き出しが試されていると思ってください。
■ AC入試
芸術専門学群2019年度入試_H.Hさん(デザイン専攻)
志望理由書は何度か寝かせましょう。根詰めて書きすぎると非常に主観的な文になります。
他人に見せたりしてもいいと思います。多分提出するまでに少なくとも30案くらいは書いたと思います。国語の先生にひたすら見せまくってました。
自己推薦書は多分ですが受かりに行く内容は落ちると思います。馬鹿真面目に今までの制作活動を淡々と書きました。
内容は大きく分けて
・今まで制作した作品の説明(3作品)
・5月からAC入試の準備中に発案したアイディアの説明(2作品)
・大学入学後の活動計画
以上の3構成です。
作品の中にはコードとか図面、回路図もあったので、CD-Rに焼いて同封しました。色々詰め込みすぎて全ページで200ページくらい行ってた気がします。正直説明する作品は1,2個に絞った方がいいと思いました。
上記の内容は芸術専門学群の先輩方の合格体験記の抜粋です。自分の分野や入試形態に合った合格体験記から、入試の様子や対策をぜひ参考にしてみてください!
芸術専門学群の在校生に聞いた!入学後の良かった事やGAPは?
本章では、芸術専門学群の先輩方が書いてくれた「合格体験記」を参考に、「入って良かったな」「GAPに感じた」こと抜粋しました。
良かった事
芸術専門学群2021年度入学_S.Nさん
やりたいと思っていたことが大体かなった。漫画や彫刻、絵画、陶芸などさまざまな分野をやる友人ができた。やりたいと思うことにはなんでも挑戦できる環境だと思う。
GAPについて
芸術専門学群2022年度入学_K,Mさん
想像以上に他学類との交流がないです。同じ敷地内に体育専門学群はいますが交流なんて皆無です。体育専門学群の人に、芸専どこにいるのと言われるくらいには無いです。グループワーク授業で一緒になったりしますが、その授業も必修では無いので出会わない人は本当に出会わないです。受け身になると本当に交流はないので、サークルや部活・授業やプロジェクト等に参加していろんな人と出会うといいです。出会ってしまえば、自分と価値観が違う人や芸術以外を勉強している人達と出会えるので非常に刺激になります。芸術の雰囲気とはまた違ったコミュニティーを持つ事も自分自身の成長や大学生活の充実において大事だと入学してから感じたのでお勧めします。
芸術専門学群は専攻ごとに内容も大きく異なりますが、やりたいことがはっきりしている人が多いです。自分と同じ分野に打ち込んでいる仲間に出会えたり、自分の専門分野以外の人と関わることができたり、やりたいことに没頭できる学群です!
取得可能な資格や進路
芸術専門学群に入学すると、どんなメリットがあるのでしょうか。
取得できる資格は?
取得できる資格は、以下の通りです。
■ 中学校教諭 美術
■高等学校教諭 書道
■高等学校教諭 美術
■高等学校教諭 工芸
■一級建築士
■二級建築士
■木造建築士
もちろん、上記の資格取得には、芸術専門学群で行われている”特定の授業”を履修し、単位を取得する必要があります。時間も労力もかかるので、本当に教員になる予定がある人がとるのをおすすめします。「どの授業を取るべきか」については、入学後に芸術専門学群の学生支援室に相談してみるとよいでしょう。
(参考URL) 芸術専門学群 学生支援室
https://www.geijutsu.tsukuba.ac.jp/school/
在校生の進学先
過去3年間の進路内訳は以下の通りです。(319名)
大学院進学:115名
国・地方公共団体・民間企業への就職:11名
*大学院は、京都大学大学院、筑波大学大学院、東京大学大学院、東京藝術大学大学院などへの進学
民間企業などの就職先をまとめると
・アイリスオーヤマ株式会社
・鹿児島県農業協同組合連合会
・株式会社CloverWorks
・株式会社セガ・インタラクティブ
・株式会社ディー・エヌ・エー
・東建コーポレーション株式会社
・株式会社東芝
・株式会社バンダイ
・株式会社ビズリーチ
・株式会社星野リゾート
・日本郵便株式会社
・任天堂株式会社
・トヨタ自動車株式会社
・東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)
・ヤフー株式会社
・四季株式会社
・東映アニメーション株式会社 他
となっています。
芸術専門学群には14もの領域があるため、進路も多種多様です。領域ごとの進路は芸術専門学群HPからご覧ください。
https://www.geijutsu.tsukuba.ac.jp/school/#
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美術大学受験を検討している受験生、得意を活かして受験したい方に朗報です🌸
筑波大学芸術専門学群の特徴や入試対策、実技と共テの両立方法を徹底解説
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最後に
みなさん、いかがでしたでしょうか。筑波大学専門アパート情報サイト「つくいえ」では、筑波大生に特化したアパートやマンション情報を掲載しているポータルサイトです。地域の不動産13社が加盟し、筑波大生に合わせてご提案させていただきます。ぜひご利用ください。また、つくいえ公式LINEでは随時、筑波大学に関する「生活」「部屋探し」「受験対策」の情報を発信します。
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