筑波大学に入学する人の多くが入居するのが最大収容人数約4000人を有する筑波大学公式の宿舎。
1年生に会って、ドコに住んでいるか聞くと大体8割以上が宿舎に入居しているのではないだろうか。不満がまっさきにあげられることが多く、狭くて汚いという評価が根強い。もちろん、学校内にあるので非常に通学には便利ではあるのだが。
合格発表後に時間が無く、宿舎を選んでしまった人の中には、直ぐにでも引っ越したいと考えている人も多い。そんな人は、実は今の時期に引越しをするのがオススメだ。
というのも、この時期は完全に引越しのオフシーズン。ほとんどの人が4月の入学式前までに移動を終えてしまったので、不動産会社さんは暇なのだ。
同時に、今空いている物件は次のシーズンまで埋まらないケースが発生する。そうすると、大家さんも困ってしまうので、サービスしてでも部屋を埋めて置かなければならないと考えるのが良い不動産会社さんの判断だ。
すると出てくるのが、条件はかなり良いが、前に済んでいた人の退去日が4月中旬とかであったがために、3月末入居の人とタイミング合わずに、空いてしまったというお部屋たち。
もちろん、次のシーズンは埋まるのだが、次の半年くらいは空になってしまい、もったいないことになる。ソレならばと、お値打ち価格で放出して、3ヶ月無料や初期費用無料で、筑波大学生向けに放出するのだ。
店頭にそのような表記がなかったとしても、この時期は入居者の方に交渉力がある。気になっている物件があれば、値引き交渉をしてみるとすんなり通る事も十分考えられる。基本的に、忙しい時期は値引きをせずに埋まるので、やるならこの時期だ。
つくいえに加盟しているウォークという不動産会社では店頭に上記の様なチラシが貼ってあった。このケースでは、通常時は初期費用として、約15万円かかるところが、10万円引きとなり、4万円台まで値下がりいて、かなりの好条件。しかも、宿舎に住んでいる人に限っては、1万円で引越し(通常は3万円以上)もやってくれるとのことなので、親を説得するのもやりやすく成るだろう。
というのも、例えば宿舎が1万2千円だったときに、3月まで粘ってから引っ越す場合(家賃1.2×11ヶ月+通常の初期15万円+引越し3万円=31.2万)と、今引っ越してしまった場合(家賃3.4×11ヶ月+今の時期の初期4.9万円+引越し1万円=43.3万円)を比べても、約12万円しか変わらない。
インターネットも無料で、コンビニも近くなり、いつでも共用でないシャワーに入れ、プライバシーも向上する、となると検討の余地に入るのではないだろうか。
実際、筆者である私自身もここまでオフシーズンの時の引越しがオトクであるとは思っていなかった人間のうちの1人で、正直つくいえをやるまで知らなかった。ちなみに、これを活用して、私は昨年10月に引越しをしているが、非常に満足できた。そして、私は大学1年の段階で春日宿舎に入ったが、5月には脱出していたことをここに付記しておこう。
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