今回は、大学院からこの筑波大学にやってきた人の目線から
「筑波大学と普通の大学の違うところ」
を5つ紹介していきたいと思います。
編入しようと思っている人、大学院から筑波大学に進学しようと思っている人の
参考になれば嬉しいです。
1.時間割が変!
一般的な大学では、1回の講義が90分で行われることが多く、
1日あたり講義が最大4~5コマまで入れられる、という大学が多いでしょう。
しかし、筑波大学では、1回75分授業で、一回の講義が終わるごとにチャイムが流れます。
時間割は6限までありますが、2コマ続けての講義もあり、
そうなると15分の休憩を挟むものの150分授業になります。
私も最初は集中力が続きませんでした。
2.学期が変?
一般的な大学では前期・後期の2期制が多いでしょう。
また、一部の大学では4学期制を採用しているところもあります。
筑波大学では以前、高校のような3学期制でした。
これは筑波大学の前身が東京教育大学だったからだと言われています。
ちなみに、国際基督教大学も3学期制ですが・・・。
平成25年度から筑波大学も2学期制になりましたが、少し変わっています。
春学期と秋学期の2期に分かれ、
その中で約5週を「モジュール」という単位で区切るようになりました。
春、秋それぞれAモジュール、Bモジュール、Cモジュールと分割され、
科目によっって開講期間が変わります。
今まで1学期分でやっていたことは「春AB」、
春学期まるまる使うような科目は「春ABC」などというようになりました。
とても特殊です。
3.キャンパスの大きさ
筑波大学のキャンパスの大きさは日本で3番目と言われています。
学類生だといろんな科目を取る必要が出てきて、教室を移動しなければならない時が出てきます。
次の講義の教室が3km先だということもよくあることだそうです。
4.人が多い!自転車が多い!
筑波大学はキャンパスがひとつなので多くの人が集まるという特徴もあります。
昼休みになると食堂は満員、売店はどこも行列で人の多さに驚くことでしょう。
外に出れば自転車の数に驚くでしょう。
学内の問題になっているほど自転車の数が多く駐められています。
講義の合間には教室移動で自転車が列をなして走っていることも珍しくありません。
5.留学生が多い!
国際交流系の学科のある大学では珍しくないことですが、
工学部出身者からすると留学生がとても多いことに驚きます。
ちょっと歩けば留学生。
耳を澄ませば英語、中国語、といろんな国の言語が聞こえてきます。
グローバル化を肌で感じられる環境を味わえます。
頑張ればマルチリンガルになれるかもしれません!
いかがだったでしょうか。
筑波大学は他の大学と違っているところ、変なところも多いですが、
勉学に励むにはとてもいい環境です。
筑波大学を目指す人は参考にしてみてください。