【あなたは大丈夫?筑波大で毎年この時期に大流行する「宿舎風邪」とは】
筑波大生のみなさん、こんにちは!
突然ですが、今みなさんの周りでは風邪は流行っていませんか?
通常、風邪が流行るのは冬が多いですが、筑波大では、毎年この時期に「宿舎風邪」と呼ばれる風邪が流行するんです。あなたは大丈夫?
「宿舎風邪」ってなに?
毎年、5〜6月頃に学内で突然流行しだす風邪。言ってみれば、普通の風邪です。
一人が風邪を引くと、数千人の新入生を収容する宿舎内で一気に広がってしまうため、こう呼ばれているのだと思われます。別に、宿舎民でなくても感染します。
原因は、宿舎のひどい湿気・カビや、気温の変化の大きいことなどがありますが、一番大きいのは疲労かも。
この時期は、授業や課題、やどかり祭の準備などで、頑張りすぎたり(あるいははしゃぎすぎたり)して、生活が不規則になってしまいがちです。
そのため、知らぬ間に疲れがたまって風邪をひきやすくなってしまうんですねー。
1年生が破壊的に忙しいことで知られる、ある学類での風景(実録)
教室を見渡すと、実に半分以上の人がマスクをつけている。睡魔との闘いに敗れてダウンしてしまった人も多数。
授業中にしばしば咳が聞こえてくる。ガラガラ声すぎて、声を聞いただけでは誰だか分からない人も少なくない。
「昨日?あー、6限が終わってからサークル行って、9時くらいから12時までやど祭の準備やって、そこからレポートやったから・・・いつ寝たんだっけ」
「明日までにレポート3本仕上げなきゃいけないけど、今日もフルコマだからサテ泊かな・・・あ、あと明日の1限小テストなんだった・・・」
宿舎風邪にかかったら?
・無理せず自主休講
1回休んだぐらいでは単位は落としません(ただし、保証はしません)
後から欠席届を出したり、友達に代返を頼むという奥の手もあります。
風邪をこじらせてしまう前に体を休めて、しっかり治しましょう!
・でも一人で部屋にいるのは結構つらい
実家で風邪を引いたときは、いつもは見られないテレビ番組が見られたり、お母さんがゼリーを買ってきてくれたりなんだか悠々と過ごせていたなぁ・・・
だるい体を抱えて、部屋のベッドにずっと一人で寝ているのは、なんだかんだで結構こたえます。
料理をする気は起きないけれど、外に出るのはもっと面倒くさいので、だんだん食事がどうでもよくなってきます。
自分このまま死ぬんじゃないか、と思います。いや、冗談じゃなく。
しかしそこは、自立への第一歩と捉えて、乗り切るしかありません。頑張りましょう。
風邪をひいて、「これやばくなりそうだな」と思ったら、症状がまだ軽いうちに飲料水や手軽に食べられる食料を確保しておくことをおすすめします。
・「ほけかん」を利用してみよう
「ほけかん」とは、「保健管理センター」の通称です。
学内にある病院で、学生証を提示することでなんと無料で受診することができます!
風邪だと思い込んでいても、実はインフルエンザだった、なんてこともあるかもしれません。
なかなか症状が改善されなかったら、是非利用してみましょう。
現在は、耐震改修工事に伴ってクラブハウスに仮移転しているので注意です。(5月下旬までの予定)
内科・整形外科・精神科・歯科があります。
ただ、それぞれ定員があり先着順となっていたり、曜日によって診察していなかったりするので、なかなかふらっと行く訳にはいきません。
事前にしっかり情報収集してから行くことをおすすめします!
公式サイトはこちらです→http://www.hokekan.tsukuba.ac.jp/
周りで宿舎風邪が流行りだしたら、マスクをつけたり手洗い・うがいを励行するなどの予防も忘れずに!
そして、風邪を引いた友達にはノートを見せてあげるなど、是非いたわってあげてくださいね。