つくば市は、茨城県南部にある、推計人口約21万人。面積は284km²。東京都心からは約50km離れた場所に位置する市です。
約10%の2万人近い人が筑波大学生、筑波大学教員などの筑波大学の関係者であると一般的に言われています。秋葉原まで最短45分のつくばエクスプレスが2005年8月24日に開通して以来、陸の孤島と言われることもあったつくばのアクセスは劇的に改善しました。また、これに伴い終点駅であるつくば駅付近にショッピングモールQtが、研究学園駅付近に北関東最大級のショッピングモールiiasがオープンしました。
もともと農村地として広大な土地を有していたつくばの地域は1960年頃に研究学園構想から土地開発が進み、東京にあった研究機関などを誘致して作られました。土地の開発に伴い、人口も増加傾向にあり1.3%のペースで増えており、これは特例市では全国1のスピード。ただし、土地の価格は下落傾向にあり、閉店する不動産会社も増えています。
筑波大学生のほとんどは、大学宿舎かアパートに一人暮らししており、そのため他大学とは異なるコミュニケーションが可能となっており、夜通し飲み会を開いたり、困ったら付近の友達の家で食材をもらったりといった事が日常的に行われています。そのため逆に自宅から通ういわゆる宅通の人々は時間が合わず、MTGに出席できずにサークルやグループワークの活動に参加しづらいという状況になることもあります。つくばに住んでいると、夜22時集合とか普通になってしまうのです。その分、密なコミュニケーションができるというメリットもあります。
つくばといえば筑波山も忘れては行けません。筑波山は日本百景のひとつに数えられる山で、男体山と女体山からなる標高877mの山です。筑波大学に入学するとオリエンテーションとして学類に寄っては麓から頂上まで歩きます。運動が苦手という認識を持たれている情報学部などは、ケーブルカーで山頂手前まで登るショートカットを使う場合もあります。
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