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筑波大鉃研「旅と鉃道の会」:筑波大学サークルインタビュー

吉田峻

吉田

  • OB
  • 筑波大学 生物資源学類

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筑波大鉃研「旅と鉃道の会」とは!

 

一時期、ドラマ化等で大きな注目を浴びた鉄道ファン(テツ、鉄ちゃん)は

まだまだその愛を募らせており、全国の大学に「鉄道研究会」の名は存在しています。

 

しかし!我が筑波大学の鉄研は、一味ちがう!

 

「鉄道」と「旅行」の2つの面から視点を向けることで、

純粋な「鉄ちゃん」は勿論のこと、詳しい知識を持たない旅行好きだって、

一緒に、楽しく、旅と鉄道を愛することができるのです。

 

筑波大鉃研「旅と鉃道の会」。通称「たびてつ」ですから!

 

この名前を見て何か「ん?」と感じた方。実に鋭いです。

お気づきでしょうか?実は1文字だけ、通常とは違うのです。

 

金偏に「失」ではなく、「矢」を用いた「鉃」

 

これは、JR各社もパンフレット等に使用している字であり、

「失」というマイナスイメージを取り除いた特別仕様です。

 

こうした鉄道への愛も、旅行への楽しみも忘れない「たびてつ」に、

自称・旅好き(自己満足)な筆者が取材してきました!

 

 

 

 

活動内容

 

≪旅行関係≫

年6回旅行に出かけます!(時期は年間スケジュール参照)

新歓旅行/春旅行/夏旅行/秋旅行/晩秋(冬)旅行/新春旅行

 

9月の秋旅行は1泊2日、その他は日帰り旅行なので、費用も負担が少ないです。

学期中の日帰り旅行は、土日に行われます。

また、会費の1割が旅行費に充てられているので、個人で行くより明らかにお得。

 

行先は毎回異なり、ミーティングの話し合いで決められます。

また旅行後には、ミーティングの時間を用いて、旅行写真の上映会を行い、

参加できなかったメンバーも、楽しむことが出来るようにしています。

 

<過去の旅先(抜粋)>

茨城県 → 那珂湊/ひたち海浜公園/鹿島

福島県 → 会津

東京都 → 東京タワー

神奈川県 → 江の島/鎌倉/横浜

千葉県 → 銚子

栃木県 → 宇都宮/真岡

群馬県 → 富岡製糸場

静岡県 → 伊豆(1泊2日)

 

2014年度の新歓では、

・鉄道大回り乗車会 → あえて遠回りして、電車を乗り継いで目的地まで行ってみよう!

・つくバスdeつくば観光 → つくばのコミュニティバスで遠くまで行ってみよう!

 

など、面白い企画が目白押しでした!

 

 

≪鉄道・研究関係≫

有志による研究班は、各々の興味関心に基づいた研究結果をまとめ、

研究誌「Turn Table」「Exhaust」を原則として年2回発行し、

コミックマーケットにて販売(頒布)しています。

 

研究内容としては、ダイヤ研究や、大学循環バスについて、

つくばと東京を繋ぐ高速バス「つくば号」についてなど、様々。

継続的な調査を行います。

 

また時刻表改正に合わせて、つくば周辺(茨城県南)のバスや鉄道の時刻表を掲載した

「つくば時刻表」を作成・発行しています。

 

つくば市内のバス時刻表は全て記載されており、

こちらも販売(頒布)しているので、つくば市民にとってはお役立ちの1冊。

 

コミックマーケット以外にも、大学会館書籍部、周辺の書店や、

紫峰会のUT shopで販売しているほか、

東京都内の「書泉グランデ」さんでもお取扱い頂いています。

 

 

 

 

活動日時/場所

 

毎週火曜日 18時30分から ミーティング

文化系サークル会館 1階 奥(つきあたり)

 

 

 

 

所属人数/1年生の人数

 

院生を含め、40人強!

明確な引退時期が無いので、院生も来たい時に訪れます。

今年度の1年生は、10人です。

 

 

 

 

学類の割合

 

社工と人文が若干多く見られますが、全体的には偏りがありません。

春日キャンパス民や、医療の生徒もいます。

 

理系・文系も特に傾向はなく、現在は留学生も数名在籍しています!

 

また、他大の鉄研は女性がいないことがほとんどなのですが、

「たびてつ」にはちゃんといらっしゃいますので、悩んでいる女性もご安心を!

 

 

 

 

年間費用

 

入会費 500円

在籍更新料 1000円(年1回)

旅行費 毎回異なりますが、1回につき7000円から8000円が目安

 

実は研究誌の売り上げがなかなか大きいので、サークルとしての資金は多い方です。

新歓費用を徴収しなくて済んだり、旅行が安くなったりします。

 

 

 

 

サークルとしての目標

 

旅行に関して言えば、みんなで楽しく旅行をすること!

人数が多い方が、旅行は必ず楽しい!

 

研究班は自身の研究を通して知識を深め、

また、「つくば時刻表」等の雑誌制作においては、

会員のスキルアップと、公共交通機関の利用促進を図っています。

 

 

 

 

年間スケジュール

 

4月  新歓/新歓旅行

6月  春旅行

7月  夏旅行

8月  夏コミ

9月  秋旅行

10月  学園祭準備

11月  学園祭

12月  晩秋(冬)旅行

2月  追いコン/新春旅行

3月  卒業式

 

他にも、不定期ではありますが

「関東学生鉄道研究会連盟(関東学鉄連)」による

他大とのイベントもあり、学外との交流もあります。

 

 

 

 

学園祭

 

1H棟1階の広いスペースを使い、大きな鉄道模型の展示とプラレールを走らせます!

 

また、実際に運転している気分が味わえる「トレインシミュレーター」を設置。

擬似運転を経験することが出来ます。

 

毎年小さなお子さんからの人気が絶大で、親子連れが多いことが特徴です。

遊ぶ子どもたちと、それを座って見守る親御さん、という図式が風物詩。

 

また加えて、研究誌の販売と、旅行写真の展示もしており、

毎年とても混み合うため、なかなかお忙しいとのこと。

 

今年の学祭では、新企画として1年生が自主的に新潟へおもむき、

車両研究等を行った結果を発表しました。

 

 

 

 

サークル内の構造

 

会長や副会長、会計、渉外、倉庫といった常任の係があり、

メンバーのほとんどが、何かしらの係に就いています。

 

また、時刻表作成の班と研究班の2つは、大きな人手が必要です。

こうした班は有志によるものですが、忙しい時には、

他のメンバーも協力して、お手伝いをしています。

 

 

 

 

これまでの歴史

 

前身である、筑波大学鉄道研究会が、1976年に創設されました。

38年にも渡る歴史が続く、伝統あるサークルです。

 

2002年に、現在の筑波大鉄研「旅と鉃道の会」になりました。

 

 

 

 

サークルのここが一押し!

 

マニアックな鉄道の知識がなくても、「旅が好き」「鉄道が好き」という

気持ちさえあれば、誰でも入れることです。変に堅苦しさが無いのが素敵です。

 

様々な学類のメンバーに出会え、最近では留学生まで所属する多様性もあります!

 

また何度でも言いますが、旅行の費用は会費からいくらか援助されるため、

通常よりも大分お手軽に、旅を楽しむことが出来ます!

 

 

 

 

どんな人におすすめ?

 

まずはそのまま「旅行好き」に「鉄道好き」!入らない理由がないです。

1人旅はしたい時に出来ますが、大人数の旅は、仲間がいなければ出来ません!

日帰り旅行のお手軽さもポイントです。

 

勿論、ガッツリ鉄道研究がしたい方も大歓迎。

そうしたメンバーの影響を受けて、全くわからなかった人も、

自然と知識を身に付けていきます。

 

単純に旅行がしたい人だけでなく、鉄道関係を「研究」してみたいという人であれば、

研究活動を通して、論文作成といった、大学生の本分を助ける力も身に着くでしょう。

 

中・高生の頃には出来なかった研究だからこそ、大学から始めてはいかがでしょう。

とことん研究派も、気軽に楽しむ派も、分け隔てなく受け入れてくれます。

 

また、時刻表発行のための広告取りは、営業のスキルも身に付きます。

 

 

 

 

先輩方が「たびてつ」を選んだ理由

 

高校の頃から交通関係の研究会に入っていたという方もいますし、

単純に旅行好きの方や、鉄道模型が好きな方は勿論、

インドア派だったけれど、大学生活はもっと外に出よう!と考えた方もいらっしゃいます。

 

小さい頃から地理や旅行が好きで、

しかし小・中・高生の時には気軽に出かけられなかった・研究の場も無かったからこそ、

行動範囲の広がりとともに、出かけたい!研究したい!と考えた方も。

 

サークルが1つのきっかけになることも多いようです。

 

 

 

 

バスも立派な研究対象!

 

鉄道研究というと、あくまでも電車関係を想像してしまう方も多いでしょう。

しかし、バスも研究対象の1つ。むしろ大きな範囲を占めています。

 

鉄道よりも研究が進んでいないため、まだまだ未知の領域が残っていることや、

大学内に循環バスを持つという筑波大学の特徴からも、興味深い対象なのだそうです。

 

 

 

 

武勇伝

 

毎週金曜日24時20分から24時50分、テレビ朝日にて放送中の

あの!「タモリ倶楽部」に出演したことが・・・!!

 

番組のセットだった特大切符を持ち帰り、部室に飾っています。

ぜひ、直接部室へ見に行ってみましょう!驚きます。

 

また、実際に時刻表を発行している会社の方にお会いする機会もありました!

 

 

 

 

「たびてつ」に入るためには?

 

新入生はもちろん、新歓にご参加ください!

 

新歓期以外の連絡は、たびてつの

ホームページ記載のメールアドレス【tabi@stb.tsukuba.ac.jp】

もしくは、Twitter【@tabitetsu298】までご連絡ください!

 

部室への直接訪問も歓迎しています!

 

年間を通し、いつでも誰でも、学年問わず募集しています。

女性も心配せず、どんどん行ってみましょう!

 

 

 

 

編集後記

 

 

旅行が好きという私の超個人的な興味がきっかけで取材させて頂いたのですが、

堅すぎず、すっと人を受け入れる雰囲気がとても素敵でした。

 

また、研究対象としてのバス、という印象が無かったので驚かされました。

 

今年の夏に熊本へ旅行した際、すかすかのコミュニティバスに乗って、

乗り合わせた知らないおばあちゃんとお話したのが、心から楽しかったのを思い出しました。

 

コミュニティバスにおける交流、とか研究出来るのだろうか・・・

なんていう意欲も沸き、良い経験となった取材でした!

 

ありがとうございました!

 

 

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■取材・文責

つくいえ運営事務局 学生部 杉山

取材をご希望されるサークルは、是非

@tsukuuieか、お問い合わせフォームからご連絡ください!

 

 

 

 

 

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