【やる気が出ない…新入生に多い、五月病を克服する5つの方法】
みなさんこんにちは。
この時期に新入生や新入社員の方々が陥りやすい、五月病。
あなたは、なんとなく疲れたり、気分が沈んだりしていませんか?
前回の記事では、五月病にかかりやすい人の特徴や、自分が五月病にかかっているかどうか診断できる症状チェックリスト、筑波大生に多いと考えられる原因をご紹介しました。
→気分が沈む,疲れやすい…筑波大生の五月病、8つの症状と9大原因https://tsukuba-daigaku.com/?p=12679
放っておくと危険な五月病
「五月病」は、実はれっきとした病気。
新しい環境になかなかついていけないということで、医学的には「適応障害」と呼ばれたりします。
必ず新入生が五月にかかるというものでもなく、いつでも、誰でもかかり得るものです。
症状が悪化すると、本格的なうつ症状へと発展してしまうことも。
「そのうち治るだろう」と、何もせず放っておくと、取り返しのつかないことになってしまうかも…!?
原因を見つけることは、症状改善への第一歩。ストレスの原因が分かれば、それをどうしたら解消できるかを考えれば良いのです。
今回は、すぐに実践できる、五月病を乗り越えるための具体的な5つの対策をご紹介します。
五月病を乗り越えるには
1 全部かんぺきにこなす必要はない
高校時代に優秀だったあなたは、授業も課題も課外活動も生活も、すべて完璧にこなそうとしていませんか?
でも、大学は高校とは全く違う場所。
授業時間も長ければその内容も難しく、一人暮らしを始めた方は家事も一人でこなさなくてはなりません。
自分の責任でやらなければならないことが増えるのです。
でも、全部完璧にこなそうとしていたら、常に何かに追われてストレスがどんどんたまってしまいます。
授業には出るべきですが、本当に体調の悪いときは無理して出る必要は全然ありません。
料理をする時間がないのなら、たまにはコンビニで買って済ませたっていいんです。
「こうしなきゃいけない」というものは大学にはありません。充分頑張っているあなたが、これ以上頑張りすぎる必要はないのです。もっとおおらかに構えても良いんですよ。
2 趣味に没頭する
昔はもっていたけど、最近忙しくて忘れていたなぁ、という趣味はありませんか?
読書、音楽鑑賞、アニメ、漫画、スポーツ、テレビ、カラオケ、映画鑑賞、昼寝、ニコ動・・・なんでも構いません。
たまには、時間を忘れて自分の趣味に没頭するのも良いものですよ。
日常のことを一時忘れることができて、不思議と気分がスッキリするはずです。
3 友達とおしゃべりする
現状に対する不満や愚痴、不安などを思い切って友達に話してみてはいかがでしょうか?
同じような環境にいる人なら、案外似たようなことを考えているものです。
悩んでいるのは自分だけでないと分かれば、一気に心が軽くなりますよ。
話せる友人が身近にいなければ、信頼できる高校の友人でも、先生でも、家族でも誰でも大丈夫。直接会うことが出来なくても、電話やスカイプで心ゆくまでおしゃべりしてはどうでしょうか。
4 上質な睡眠をとる
課題などに追われて、睡眠時間が削られてしまっていませんか?
確かに大学生は夜型の生活になりがち。
でも睡眠不足の状態が長く続くと、疲れが体にどんどんたまってしまいます。
やることが沢山あって睡眠時間を増やせない!という方は、睡眠の質を上げるように心掛けてみては?
寝る前にスマホやパソコンの画面を見ないようにしたり、部屋を暗く・涼しくするだけでも効果があります。
休みの日は、時間を気にせず思い切り寝るのも良いですね!
5 バランスのとれた食事をとる
特に一人暮らしの方は、三食の食事がおろそかになっていませんか?
心身の健康は、毎日の食事から生み出すもの!
イライラするのを防ぐためにカルシウムやビタミンCの摂取を心がけましょう。
少し意識して、乳製品やフルーツ、野菜をしっかり摂ることが出来ると良いですね。
自炊が面倒くさくて食べたくない、というのであれば、うまく外食も活用すると良いですよ。ただ、食べ過ぎ・飲み過ぎには注意です!
いかがでしたか?
どの改善案も、今の生活を少しだけ見直せば実践できるものばかりです。
つらい五月病を乗り越えて、環境に慣れることが出来れば、大学はとても自由で楽しい場所です。
あなたも、肩の力を少し抜いてみてくださいね。