筑波大学が提供する学生宿舎は、自律的な生活を体験させる目的で設置されているといいますが、実際その数を知っている生徒は少ないかもしれません。
学生宿舎は一の矢地区,平砂地区,追越地区及び春日地区に計60棟設置され,個室3,472室,2人室269室,世帯室186室があり、各部屋には基本的にベッド,机,洗面台,宿舎電話などが備え付けられいます。あとは、各自自分が必要だと思う家電家具を購入すれば即日新生活をスタートさせることが可能です。
さらに、宿舎には洗濯機、捕食室と呼ばれる共同キッチンも併設されていたり、食堂やお風呂、売店や理髪店といった施設も付随している宿舎もあります。機能の多い宿舎には学生宿舎共用棟、またの名を生活センターと言う建物が目印です。
基本的にこうした宿舎は新入生を優先的に入居させる事になっていますが、既存の宿舎生も抽選で2年目以降も在籍する事も通年可能となっており、毎年過酷な抽選闘争が伺えます。
費用は寄宿料月額6,700円,共益費月額7,140円と個室電気料 (格安)が毎月かかります。インターネットは無料で提供されます。
ただし、部屋の間取りはひどくユニークで、まともに家具家電を置けないような部屋も多く用意されていたり、湿気が凶器となりあらゆるものをカビさせたりすることもあり、苦労話は後を経ちません。
こうした苦しみから逃げるために、1年待たずして筑波大学周辺のアパートへ引っ越す人も多いです。
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