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【三笘薫を輩出!】筑波大学出身の有名サッカー選手11選

つくいえ編集部

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  • つくいえ編集部

こんにちは、つくいえ事務局です!

「筑波大学の体育会といえば蹴球部!」という人も多いのではないでしょうか。筑波大学蹴球部は国内の大学でも強豪校として位置付けられており、最近では柏レイソルとの天皇杯が話題になりました。そのレベルの高さは筑波大学蹴球部出身のプロサッカー選手のラインナップが物語っています!今回の記事では大学内も外部のファンも多い筑波大学蹴球部から輩出された有名サッカー選手を厳選した11人をご紹介していきます!筑波大学の蹴球部に興味がある方はぜひ最後までご覧ください!

筑波大学蹴球部とは?

サッカーをする子どもたち

筑波大学蹴球部は、1896年に設立された高等師範学校フットボール部に起源を持つ、日本で最も歴史があるクラブの一つです。前身の東京高等師範学校・東京文理大学・東京教育大学を経てきた歴史は2024年で128年目になりました。

部には200人近くの部員が所属しており、部内に6つのチームがある非常に大規模なクラブです!筑波大学蹴球部の理念をもとに毎年MVVを作成し、10を超える部局で仕事を分担しながら学生主体で活動しているといった企業のような一面もあります。過去の戦績は、関東大学サッカーリーグ1部優勝15回・準優勝10回、全日本大学サッカー選手権大会(通称インカレ)優勝10回・準優勝4回、総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント優勝3回・準優勝6回など、大学サッカー界トップクラスの戦績を持ちます。

また天皇杯ではJリーグチームにジャイアントキリングを達成するなどプロにも引けを取らない実力を持っています。三笘薫選手をはじめとした、日本代表選手やプロ選手にも筑波大学出身の選手は多数います。近年だと2021年卒から6人、2022年卒から3人、2023年卒から4人と毎年プロを輩出しており、育成力にも非常に定評があるクラブです。

有名選手一覧

三笘薫さん

1人目は、現在日本で最も人気と言っても過言ではない三笘薫選手!世界最高峰のイングランドプレミアリーグで活躍している日本代表のエースです。卒業研究でドリブルについて研究したことも有名ですね。在学時代は「プリムローズ」でバイトをしていました!

主な経歴
2020-2021年:川崎フロンターレ
2021年:東京オリンピックU-24サッカー日本代表に選出
2022:FIFAワールドカップ カタール大会日本代表に選出
-現在:ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(イングランド)

谷口彰悟さん

2人目は、三笘薫選手とともに日本代表で活躍する谷口彰悟選手!現在はベルギーリーグで活躍している日本有数のユーティリティプレーヤーです!在学時代は主将も務めました。また2011年、2013年と2大会連続ユニバーシアード日本代表にも選出され、2011年大会の金メダル獲得に貢献しました。

主な経歴
2014-2022:川崎フロンターレ
2022:FIFAワールドカップ カタール大会日本代表に選出
-2024:アル・ラーヤンSC(カタール)
-現在:シント=トロイデンVV(ベルギー)

中山雅史さん

3人目は、「ゴン中山」の愛称で知られるサッカー元日本代表の中山雅史さん!日本代表のワールドカップ初ゴールを決めた生粋のゴールハンターです!そんな中山雅史さんはスポーツ推薦ではなく一般受験で入学しています!在学時代は井原正巳さんとセンターバックでコンビを組んでいたことも有名です!

主な経歴
1990-2009:ヤマハ/ジュビロ磐田
1998,2002:サッカーW杯選出
-2012:コンサドーレ札幌
2015-2020:アスルクラロ沼津

主な指導歴
2023-現在:アスルクラロ沼津

風間八宏さん

4人目は、プロで活躍後、指導者として筑波大学蹴球部の監督を務めた風間八宏さん!風間八宏さんはなんとJFA公認S級コーチライセンスを持っています!在学時代は大学生ながら日本代表に選出され、1982FIFAワールドカップアジア・オセアニア一次予選に出場しています!

主な経歴
1980:W杯予選出場
1984:ジョイフル本田
-1985:バイエル・レーバークーゼンⅡ(ドイツ)
-1988:レムシャイト(ドイツ)
-1989:ブラウンシュヴァイク(ドイツ)
-1995:マツダSC/サンフレッチェ広島
-1997:レムシャイト(ドイツ)

主な指導歴
2008-2012:筑波大学蹴球部
-2016:川崎フロンターレ
-2019:名古屋グランパス
2024-現在:南葛SC

車屋 紳太郎さん

5人目は、元日本代表で谷口彰悟選手と幼馴染の車屋紳太郎選手!「車屋先生」と呼ばれるほど、文章センスの光る公式ブログは人気を博していました。在学時代は風間八宏監督のもと1年生からレギュラーに定着し、副将も務めました。

主な経歴
2014-現在:川崎フロンターレ
2017:日本代表デビュー

戸嶋祥郎さん

6人目は、現在柏レイソルで活躍している戸嶋祥郎選手!戸嶋選手はなんと一般受験で入学後、トップチームで活躍しプロになりました!在学時代は、天皇杯でJリーグチームを3度破り4回戦まで進出しました。また、4年時には関東大学サッカーリーグで優勝し、MVPとベストイレブンを受賞しました!

主な経歴
2018-2019:アルビレックス新潟
-現在:柏レイソル

三丸拡さん

7人目は、戸嶋選手同様、一般受験で入学後プロになった三丸拡選手!三丸選手は元々は体育教師を目指して一般入試で筑波大学に入学したことが有名です!

主な経歴
2016-2019:サガン鳥栖
-現在:柏レイソル

加藤匠人さん

8人目は、柏レイソルU-18から一般入試で入学した加藤匠人選手!加藤選手は推薦入試で不合格になり、そこから猛勉強で合格を掴み取りました。在学時代は主力として活躍し、特別指定選手としてJリーグに登録されていました。加藤選手は1年生の頃から「四年後を見据えた体づくり」を意識していたそうです!

主な経歴
2022-2024:柏レイソル
-現在:福島ユナイテッドFC

曽田雄志さん

9人目は、「ミスターコンサドーレ」の愛称で呼ばれる曽田雄志さん!曽田さんも一般入試で筑波大学に入学しました。在学時代は3年時にレギュラーとなり、4年時にはリーグベストイレブンや全日本大学選抜に選出されました!現在はコンサドーレ札幌の職員として活躍しています。

主な経歴
2001-2009:コンサドーレ札幌

大岩剛さん

10人目は、現在U23日本代表監督の大岩剛さん!大岩さんは指導者として有名である一方で、選手としても日本代表に選出されるほどの実力者でした。大岩さんも一般入試で筑波大学に入学しています!

主な経歴
1995-2000:名古屋グランパス
2000-2002:ジュビロ磐田
2003-2010:鹿島アントラーズ

主な指導歴
2011-2019:鹿島アントラーズ
2020-2021:JFAインストラクター
2021:U18日本代表
-現在:U21/22/23日本代表

森山佳郎さん

11人目は、現在ベガルタ仙台監督をしている森山佳郎さんです!森山さんは出願期日を間違えて一浪の末筑波大学に入学したエピソードが有名です。在学時代はほとんどを三軍に所属していて4年時にトップチームへ昇格しました。その後プロとして日本代表にも選出された異色の経歴を持っています!

主な経歴
1991-1995:マツダSC/サンフレッチェ広島
1996-1997:横浜フリューゲルス
1998:ジュビロ磐田
1999:ベルマーレ平塚

主な指導歴
2000-2012:サンフレッチェ広島ユース
2015-2023:U17日本代表
-現在:ベガルタ仙台

なぜすごい?蹴球部の強さの理由とは?

ネット付近でボールを保持するためにジャンプする男

地域から応援される筑波大学蹴球部。そんな筑波大学蹴球部の特にすごいと言われる部分は主に3つあります!

1つ目は、豊富なトレーニング環境です!人工芝の第一サッカー場に加え、学内のウエイトトレーニング施設、SPECというトレーナーがついているリハビリができる施設、各分野で有名な先生方に加え、アナライズチームやトレーナーなどのスタッフも充実しています。また、数多くのスポンサー企業から、理学療法士・チームドクターがついていたり、整体マッサージでのコンディショニングができたり、コンディショニング器具を物品提供していただいたりと、地域や学外の方々にも支えられて強さを保っています。さらに昨シーズンより中西哲生さんがテクニカルアドバイザーとして主に個人に向けた指導をしています。この豊富な環境のもと、多くの部員が日々サッカーに励んでいます。

2つ目は、学生主体の運営体制です!4年生を中心に、主務部、パフォーマンス局、企画局、会計局、スポンサー局などの10を超える部局に分かれて、部の仕事を分担して行っています。特にパフォーマンス局にあるアナライズ班は有名で、部員が動画をもとに対戦相手の分析を行ない、ビデオや資料の作成をして選手たちにプレゼンまで行なっています。

また地域の少年団へのコーチ派遣やスクール活動などのグラスルーツ活動も熱心に取り組んでいます。これらの活動により子どもたちが数多く第一サッカー場に足を運び、チームを問わず蹴球部の応援をしています。さらに部員が主体的にイベントの立案・企画・運営を行うこともでき、サッカー以外の活動にも熱心に取り組んでいます。

3つ目は、短期集中型の練習方式です!

一回あたりの練習時間はアップ含めて約90分という短い時間の中で、各選手が集中して取り組み、効率の良いトレーニングを実践しています。トレーニングメニューは各チーム担当のコーチが作成し、選手同士が練習の中でコミュニケーションを取ることで質を高めています。練習時間が短いため、空き時間を利用して自主練習を行い、個々が課題に対して工夫して取り組んでいます。またチームとしてウエイトトレーニング時間が設けられていることも少なく、各選手が自主的に行なっています。体を鍛えていることはもちろん、自ら考えて練習することによって日々頭を鍛えていることも強さの秘訣です。

筑波大学蹴球部で有名な選手になるには

フィールド上の3つの白と黒のサッカーボール

筑波大学蹴球部で有名な選手になるには、

①目的意識を持って日々の練習に取り組むこと

強さの理由の3つ目でも挙げたように、筑波大学蹴球部はチーム練習が短いので、短時間でいかに効率よく、より効果的な練習をするかが重要です。部員は毎回の練習のテーマを正しく理解することはもちろん、自分自身のテーマを持って練習に取り組んでいます。入部前に目的意識を持って練習に取り組む習慣を身につけると良いでしょう。

②自主練習で長所を伸ばし、短所を克服していくこと

限られたチーム練習の中で選手各々にフォーカスした練習はできません。そのため自主練習で個人の長所を伸ばしたり、短所を克服したりすることが重要です。実際に、三笘薫選手は在学時代、毎日のように1対1の練習を同期の山川哲史選手としていたようです。

③先生方と積極的にコミュニケーションを取り知識や技術を身につけること

強さの秘訣で挙げたように、筑波大学蹴球部は豊富なトレーニング環境が備わっています。それに満足するのではなく、その環境を最大限に活用することが重要です。その一つとして、独りよがりにトレーニングするのではなく、最先端の研究をしている先生方から指導を受けて、知識や技術を身につけることが競技力向上につながります。先生以外にも、日本トップクラスの選手が所属しているので、トップチームの練習を見学したり、選手と話をしたりするのも良いでしょう。

最後に

ゴールネット脇のピンクのゴムボール

筑波大学蹴球部は推薦入試組は毎年5名程度と上級者ばかりが所属しているわけではありません。実際に一般入試からプロになった選手も数多くいます。セレクション等はないため、大学からサッカーを始める初心者も複数名所属しています。

また、選手だけではなく、コーチを始め、フィジカルコーチ、トレーナー、分析官、主務など、スタッフとしても他にはない良い経験が得られます。

文武両道で頑張りたい、将来もサッカーに関わりたい方は、目指してみるのも良いですね!今回紹介されていない方を紹介して欲しい方がいましたら、ぜひご連絡ください!つくいえ公式ラインでは、筑波大学の生活、お部屋探し、受験情報を毎日配信しています。ぜひご登録ください!

 

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