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【受験生向け】化学類の全て|入試情報・受験対策を完全網羅

つくいえ編集部

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1.化学類の基本情報

化学類は、筑波大学の理工学群にある1つの学科のことを指します。理工学群は、化学類、物理学類、化学類、応用理工学類、工学システム学類、そして、社会工学類の6つで構成されている学部のようなものです。

 

ここで、大学HPにある化学類の説明を抜粋します。

化学類

化学とは、化学現象を分子・電子レベルで研究し、自然界における普遍的な法則を追求する学問です。そして、そのような基礎研究から、新規化合物の創製、環境汚染やエネルギー問題の解決、生命現象を分子レベルで理解する研究などへ展開されています。このため、新世紀における化学の重要性はますます高くなると言われています。

つまり化学類はミクロな観点から自然法則を学び、それを応用した創薬、環境問題の解決、生命現象の研究に繋げる学部です。

2.化学類には何人が入学できるの?

実際に、毎年「化学類」には何人の受験生が入学するのか。それは50名程度となります。入試形態ごとの募集人数を以下に記載します。

 

【2021年度募集人数】

 

入試形態

人数

推薦入試

13

前期入試

14

後期入試

10

総合選抜

(入学者の2年次受入人数)

13

 

その他、「国際科学オリンピック特別入試」「国際バカロレア特別入試」「私費外国人留学生入試」などの入試形態もあります。こちらは、年によって0~2名の入学者です。入学する学生がいない年もあります。

 

3.化学類に入ると取得できる資格や就職先は?

化学類に入学すると、どんなメリットがあるのでしょうか。

 

取得できる資格は?

取得できる資格は、以下の通りです。

 

■ 司書教諭:小学校、中学校、高等学校、特別支援学校に置かれる学校図書館の運営において、中心的役割を担う読書教育の専門家になることが出来る資格です。

 

■ 学芸員:博物館、美術館、動物園などにおいて、資料の収集、保管、展示などを担当する専門の職員になる事が出来る資格です。

 

もちろん、上記の資格取得には、化学類で行われている”特定の授業”を履修し、単位を取得する必要があります。「どの授業を取るべきか」については、入学後に化学類の学生支援室に相談してみるとよいでしょう。

 

(参考URL) 理工学類 学生支援室

https://www.tsukuba.ac.jp/contact/tel_soshiki.html#bukyoku

 

化学類では、中学・高校理科教諭の資格を取得することも出来ます。

毎年、学校の先生として就職する卒業生もいます。

 

■ 中学校一種免許状(理科)

 

■ 高等学校一種免許状(理科)

 

しかし、学校の先生になるのは、1学年で1~2名程度です。普段の授業をこなしながら、学校の先生になるための教育実習をこなすのは、非常に大変です。教員資格を取得しない同級生に比べると、50単位以上多く、授業を履修しなければいけません。

 

(概算では、1単位は10回の授業、1回90分の授業だと仮定すると、10回/単位×90分×50単位= 750時間程度の時間が必要です。途方もない時間ですね。。)

 

4.化学類の入試対策編:入試科目と配点を知ろう!

先の章で、化学類の主な入試形態を記載しました。本章では、入試形態ごとの入試科目と配点について記載致します。

 

アドミッションセンター入試(AC入試)

令和2年の入試では、本形態の入学試験が廃止になりました。

毎年2名の入学者が、今年は0名になります。

 

推薦入試

 

➀ 口頭試験、小論文

 

配点の表記はありません。「面接」「小論文」の結果を受けて、総合的に合格者を判断することとなります。

 

※センター試験は免除されます。

 

一般前期入試

一般前期入試の入試科目・配点は以下の通りです。

 

➀ センター試験

国語、地歴公民、数学、理科、外国語の5教科7科目の受験が必要。

 

・国語:200点

 

・地歴公民:100点

 ※地歴の世A、世B、、日A、日B、地理A、地理B、公民の現社、倫理、政経、倫理・政経から1つ選択。

 

・数学:200点

 ※数Ⅰ・Aに加え、数Ⅱ・B、簿、情報から1つ選択。

 

・理科:200点

 ※物理、化学、生物、地学から2つ。

 

・外国語(英語)※リスニング含む:200点

 

合計で900点満点で、算出。

 

② 個別試験(二次試験)

外国語(英語)と数学、加えて理科から2科目の受験が必要。

 

・外国語(英語):500点

 

・数学:500点

 ※数I・数Ⅱ・数Ⅲ・数A・数Bから出題。

 

・理科:500点

 ※物基・物、化基・化、生基・生、地基・地から2つの出題分野を選択。

 

合計で1500点満点で、算出。

 

 一般後期入試

一般後期入試の入試科目・配点は以下の通りです。

 

➀ センター試験

国語、地歴公民、数学、理科、外国語の5教科7科目の受験が必要。

 

・国語:100点

 

・地歴公民:50点

 ※地歴の世A、世B、、日A、日B、地理A、地理B、公民の現社、倫理、政経、倫理・政経から1つ選択。

 

・数学:200点

 ※数Ⅰ・Aに加え、数Ⅱ・B、簿、情報から1つ選択。

 

・理科:200点

 ※物理、化学、生物、地学から2つ。

 

・外国語(英語)※リスニング含む:200点

 

合計で750点満点で、算出。

 

②個別試験(2次試験)

個別試験では、面接のみの実施。

 

・個別面接:300点

※化学に関する興味と意欲、理解力、表現力、また主体性を持って学ぶ態度を評価する。

 

【一般(前期・後期)入試_配点まとめ】

 

【前期】

試験の区分

国語

地歴

公民

数学

理科

外国語

配点合計

センター試験

200

100

200

200

200

900

      個別学力検査

×

×

500

500

500

1500

200

100

700

700

700

2400

【後期】

 試験の区分

国語

地歴

公民

数学

理科

外国語

  面接

配点合計

センター試験

100

50

200

200

200

×

750

個別学力検査

×

×

×

×

×

200

200

100

50

200

200

200

200

950

 

5.化学類の一般入試(前期・後期)合格ライン

 ~最高点・最低点・平均点はどれくらい?~

2018年-2020年の過去3年間の合格者の最高点・平均点・最低点を記載します。

下記の表を確認頂いた上で、

 

・センターは何割とらなきゃいけないの?

・二次試験で稼がなきゃいけない点数は?

の2点を解説します。

 

【前期】※1000点満点

年度

最高点

平均点

最低点

2018

774

689.8

646

2019

815

738.0

694

2020

842

730.9

691

 

パスナビにて掲載されているデータによると、センター試験(共通テスト)70%以上(2019年度)が合格のボーダーラインでした。つまり2021年度センター試験では630点/900点以上を獲得する必要があります。

 

6.化学類の入試対策編:センター試験のオススメ勉強法は?

センター試験科目は前期試験7科目必要になります。配点は社会が100点それ以外の4教科が200点となっています。つまり、基本的に偏りなく、全ての教科を対策する必要があります。

今回は、筑波大化学類の先輩方が書いてくれた「合格体験記」を参考に、オススメの勉強方法を抜粋します。

 

まずは、センター過去問題集を解きまくれ!

苦手科目を克服し、60点以上は獲得する事。そして得意科目は、満点近くを確実取り切れるように対策をする必要があります。

 

その上で、量をこなすことは重要です。まずはセンター試験過去10年分を、解き切りましょう。その上で「苦手科目」「得意科目」を明らかしましょう。

 

もちろん、苦手科目は、間違った問題を中心に何度も解きなおす。

得意科目は満点が取れるように、ケアレスミスを無くす。そして、応用問題を別の参考書で解いておきましょう。

 

以下、先輩方のオススメ勉強方法を抜粋します。

 

化学類2019年入学_Y.Tさん

私はセンター試験の形式が苦手だったというのもあり、10月中旬ごろからセンター対策をはじめました。10月中旬から11月いっぱいまでは、土日にセンター対策をして、12月からは平日と土曜日にセンター対策をしていました。

勉強方法としては、主にセンター試験の過去問を時間を測って解いて、間違えた問題の分野

を、今まで自分がやってきた参考書や問題集で復習して解きなおすというものです。

また、特に数学は計算スピードが速くないといい点数がとれないので、何度も繰り返して解いていました。

化学類2019年入学_Oさん

センター試験は迅速かつ正確な計算力、判断力が試されるのでそれ相応の集中力が必要です。そこで私は10×10のマス目にランダムで書かれた100この数字を1から順番に塗りつぶす作業をしていました。そうすることで集中力をつけてから毎回過去問に取り組めていました。

また、理科は正確な知識が要求されるわけではなく、消去法でも答えられればいいので、演習問題等で練習をひたすら行い、コツを掴むようにしました。

国語や英語の時間配分はかなり重要なので、大問ごとの時間配分をしっかり身につけることが重要だと思います。

 

7.化学類の入試対策編:一般前期入試のオススメ勉強法は?

 

数学科目

大問1~3が数学Ⅰ、Ⅱ、A、Bの範囲です。後半大問4~6は数Ⅲの範囲となっています。

 

受験生は、数Ⅲの問題は必須で、大問1~3の中から1題を選択して答える形になっています。つまり割合としてはほとんどが数Ⅲの範囲となっています。そのため、数Ⅲを徹底的に対策する必要があります。

 

頻出分野は、図形と式、ベクトル、数列、微分積分。

 

難易度は学校の定期テストで出題されるような応用問題レベルとなります。大変難しいというわけではありません。しかし計算が多くなってしまうため、時間配分を気にする必要があります。

 

先輩方の対策方法としては、

・チャート式問題集をひたすら解く

・解いた問題の計算式まで、先生にフィードバックをもらう

・数Ⅲは高校3年から習う範囲なので、予習復習を徹底して行う

 

といった事例もあります。

 

必須科目の英語、理科に比べると、難易度は高いです。

 

理科科目(物理・化学・生物)

<物理>

全部で3つの大問が用意されています。力学・電磁気学・その他の分野から幅広く出題される。化学・生物だけではなく、その他の教科の中でも最も難しい教科と言われている。

 

<化学>

3つの大問があります。

出題傾向としては、理論・有機・無機も分野から1題ずつ出されるため、

幅広い学習が必要です。

 

他の理科科目と同様、計算式だけではなく、記述問題も多いです。

そのため、暗記や計算問題の量をこなすだけでは不十分と言えます。受験対策では、それぞれの意味や考察を考えながら、過去問題を解くと良いでしょう。

 

<生物>

物理らしい問題が出ます。珍しいのは、生態進化などの問題が出てきており、他大だとあまり見られません。

また100字以上で記述する問題も複数あります。そのため、日ごろから、記述式問題に慣れておく必要があります。時間配分も意識しましょう。

 

以上が、理科科目の出題傾向になります。

・選んだ得意科目において、幅広い分野の記述式問題を解きまくる

・記述式問題が多いので、過去問を解く際は、必ず時間を図る

・解法のプロセスを先生や塾講師に見せて、部分点を見てもらう

が対策になります。

Y.Tさん

一番大事なのは、同じ問題を繰り返してやって絶対に自分で解けるようにすることだと思います。

私は数学は主に青チャートを使っていたのでが、間違えた問題はできるようになるまで何回も繰り返してやりました。また、それでも不安な問題は忘れたころに解き方の手順だけでも見直すようにしていました。筑波大学の数学はあまり難しくないので、これと過去問だけで十分だったと思います。

英語は、まず単語や文法をある程度覚えてから構文解釈をやりはじめました。

それができたら、長文を読む勉強をはじめたのですが、その長文も一回読んで終わりではなく必ずスラスラ読めるまで音読をするようにしていました。また、通学の電車の中でリスニングをしていました。

化学はセミナーの問題を繰り返してやっていました。

模試や過去問などを解いていて新しく得た知識は、セミナーの章はじめにそこで出てくる公式や理論がまとまっているページに自分で書き加えたり、付箋に書いてはったりして、電車の中や暇な時間に見直せるようにしていました。セミナーができたら一応重要問題集もやっていました。

生物も化学と同様にしてセミナーをやったあと、理系標準問題集をやりました。それで結構実験考察問題にも対応できる力がついたと思います。

筑波大学の過去問は、9月ごろに一回解きましたが、その後はセンター試験が終わった後から本格的にやりはじめました。

英語科目

 

英語科目は苦手な人も多い科目になります。

以下では英語が苦手な先輩がいかにして合格を勝ち取ったのか、そのメソッドをご紹介します。

Yさん

英語で特典を取ることができなかったので僕は物理化学数学にすべてを掛けて勉強をしました。

英語は伸びる気がしなかったので、適度に英文を読むことを行い英文への嫌悪感をなくすことに務めました。数学は予備校で利用していた参考書がとても便利だったのでそれを用いてひたすら問題演習、とき直し、わからないところを質問、を繰り返していました。

物化に関しては、二次試験はセンター試験と異なり、正確な知識が要求されるので、特に力を入れて勉強しました。化学は「化学の新研究」を用いて反応の原理や仕組みから理解することで、構造決定などの問題を素早く正確に解くことができるようになりました。物理は「新物理入門」を用いて、物理の本質を理解しつつ、微積分を用いることで、より早く正確に問題を解いていきました。

 

8.化学類の入試対策編:推薦入試・AC入試・後期2次試験の面接対策方法

 

推薦・AC・後期二次試験の面接は具体的な出題傾向は、非公表となっています。

しかし、以下の先輩方の体験談が参考になると思います。

化学類2017年度入学 

推薦入試の内容は➀化学に関する英文②化学の問題③化学に関する小論文の3段構成、そして面接でした。高校の授業だけでは対応できなかったので➀に関してはとにかく過去問を解いて文章になれるようにしていました。②に関しては高校で使う問題集(私の場合はセンサー)を完璧にしました。③に関しては今まで経験したことがなかったので過去問を何度も先生に添削してもらいました。面接に関しては学校のいろいろな先生を捕まえて何度も練習しました。いろいろな人と練習することによって新しい発見ができると思います。

化学類2019年度入学 S.Hさん

・試験会場は普通の教室で,机椅子も高校と同様。横並びの机2つが使用可能。

・大問は計4つ.大問1…英文,大問2,3…化学の問題,大問4…小論文

・面接は受験者1に対して面接官3,口述試験あり。

例年は大問3つだったのに対し,大問が1つ増えていた。しかし実際は大問2が2つに分かれたようなものであり,ペース配分が多少乱れる程度。今回使用された英文は,大学の教科書からの引用であり,内容は高校レベル。単語がわかれば読み進むのは容易。

 

9.化学類の在校生に聞いた!入学後の良かった事やギャップは?

本章では、化学類の先輩方が書いてくれた「合格体験記」を参考に、「入って良かったな」と感じたことや「ギャップ」を感じていることを抜粋しました。

良かった事

Wさん

私は化学が好きでこの学類に入りました。大学に入ると、授業は有機化学、無機化学、物理化学、分析化学、放射化学などといった高校までは一つにまとまっていたものがたくさん分かれます。化学がこんなに幅広い学問なんだと実感することができ、自分の興味のある分野を見つけられると思います。後、めちゃくちゃ実験します!

 

Tさん

私は研究者を志す身ですが,同じように研究者を志す人が高校時よりも多くいるということです。自分と同じかそれ以上の知識・技能を持った人たちが多くいる中で切磋琢磨していくことはとても楽しいです。

ギャップについて

化学類2019年度入学 _Y.Tさん

1年生が実験をやらせてもらえない(そんな大学は多いが、筑波は去年まではできた)。

2,3年生からは実験が増えるそう。

化学類2019年度入学 _Y.Tさん

化学の授業が全然なくて、数学や物理ばかり。

化学類2019年度入学 _Oさん

一年に実験がないというのが入学してから初めて知ったことでとてもびっくりしました。また、大学の化学がかなり物理寄りの内容なので生物選択の人は大変だなと思う。

10.最後に

みなさん、いかがでしたでしょうか。

 

アパート専門情報サイト「つくいえ」では、全25学類161人の筑波大学の先輩に「合格体験記」を書いてもらっています。今回は、”化学類”の入試情報・合格体験記をまとめました。先輩方、1人1人の合格体験記も是非ご覧下さい。

 

今回の記事では紹介していないような、

 

・苦手科目の克服方法/得意科目の伸ばし方

・受験期のモチベーションの上げ方

・受験日当日の過ごし方

・筑波大学の受験会場までのアクセス

 

など細かく記載しています。定期的に、こういった「合格体験記」の購読したい方は、

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