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【受験生向け】物理学類の全て|入試情報・受験対策を完全網羅

つくいえ編集部

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1.物理学類の基本情報

物理学類は、筑波大学の理工学群にある1つの学科のことを指します。理工学群は、数学類、物理学類、化学類、応用理工学類、工学システム学類、そして、社会工学類の6つで構成されている学部のようなものです。

 

ここで、大学HPにある物理学類の説明を抜粋します。

物理学類

物理学は、自然界で起こる様々な現象の基本法則を解き明かす学問です。自然界の法則というと、原子や素粒子などのミクロな世界の成り立ちとそれらを理解するために必要な量子論、広大な宇宙空間において時間と空間を結びつける相対論が思い浮かぶことでしょう。これら極限の世界で成り立つ新しい法則を探ることは、現代物理学の重要なフロンティアの一つです。

私たちの周囲にある世界に目を向けましょう。物質は、固体・液体・気体・プラズマなどの姿を示し、また固体は金属や半導体、磁性体、超伝導など、様々な性質を示します。物理学はこれらの性質を理解する基礎を与えます。最近は生命現象に対する物理学も発展しています。さらに物理学は、現代の先端的な科学技術の基盤学問でもあります。例えば、今日の情報社会を支える半導体技術や、様々な用途で用いられている半導体レーザー技術は、原子と電子の物理学なしには成しえなかったものです。さらに、近未来のIoT社会の実現に不可欠なエネルギー物質やエネルギーハーベスト技術の基盤は、物理学の新しいプロンティアになりつつあります。このように物理学は、現在そして未来の科学技術の根幹を支える学問です。

つまり自然界で起こる様々な現象の基本法則を解き明かすために必要な知識と方法、またそれを用いて科学技術を発展させる方法を身につける学部です。

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2.物理学類には何人が入学できるの?

実際に、毎年「物理学類」には何人の受験生が入学するのか。それは60名程度となります。入試形態ごとの募集人数を以下に記載します。

【2021年度募集人数】

入試形態

人数

推薦入試

15

前期入試

20

後期入試

10

総合選抜

(入学者の2年次受入人数)

15

 

その他、「国際科学オリンピック特別入試」「国際バカロレア特別入試」「私費外国人留学生入試」などの入試形態もあります。こちらは、年によって0~2名の入学者です。入学する学生がいない年もあります。

 

3.物理学類に入ると取得できる資格や就職先は?

物理学類に入学すると、どんなメリットがあるのでしょうか。

 

取得できる資格は?

取得できる資格は、以下の通りです。

 

■ 司書教諭:小学校、中学校、高等学校、特別支援学校に置かれる学校図書館の運営において、中心的役割を担う読書教育の専門家になることが出来る資格です。

 

■ 学芸員:博物館、美術館、動物園などにおいて、資料の収集、保管、展示などを担当する専門の職員になる事が出来る資格です。

 

■ 測量士補:測量計画を作成することができません。あくまで、測量士の作成した測量計画の指示に従って測量業務を行うことが出来る資格です。

 

もちろん、上記の資格取得には、物理学類で行われている”特定の授業”を履修し、単位を取得する必要があります。「どの授業を取るべきか」については、入学後に物理学類の学生支援室に相談してみるとよいでしょう。

 

(参考URL) 理工学類 学生支援室

https://www.tsukuba.ac.jp/contact/tel_soshiki.html#bukyoku

 

物理学類では、中学・高校数学、理科教諭の資格を取得することも出来ます。

毎年、学校の先生として就職する卒業生もいます。

 

■ 中学校一種免許状(数学)

 

■ 中学校一種免許状(理科)

 

■ 高等学校一種免許状(数学)

 

■ 高等学校一種免許状(理科)

 

しかし、学校の先生になるのは、1学年で1~2名程度です。普段の授業をこなしながら、学校の先生になるための教育実習をこなすのは、非常に大変です。教員資格を取得しない同級生に比べると、50単位以上多く、授業を履修しなければいけません。

 

(概算では、1単位は10回の授業、1回90分の授業だと仮定すると、10回/単位×90分×50単位= 750時間程度の時間が必要です。途方もない時間ですね。。)

 

4.物理学類の入試対策編:入試科目と配点を知ろう!

先の章で、物理学類の主な入試形態を記載しました。本章では、入試形態ごとの入試科目と配点について記載致します。

 

推薦入試

 

➀ 口頭試験

 

配点の表記はありません。「口頭試験」の結果を受けて、総合的に合格者を判断することとなります。

 

※センター試験は免除されます。

 

一般前期入試

一般前期入試の入試科目・配点は以下の通りです。

 

➀ センター試験

国語、地歴公民、数学、理科、外国語の5教科7科目の受験が必要。

 

・国語:200点

 

・地歴公民:100点

 ※地歴の世A、世B、、日A、日B、地理A、地理B、公民の現社、倫理、政経、倫理・政経から1つ選択。

 

・数学:200点

 ※数Ⅰ・Aに加え、数Ⅱ・B、簿、情報から1つ選択。

 

・理科:200点

 ※物理、化学、生物、地学から2つ。

 

・外国語(英語)※リスニング含む:200点

 

合計で900点満点で、算出。

 

② 個別試験(二次試験)

外国語(英語)と数学、加えて理科から2科目の受験が必要。

 

・外国語(英語):500点

 

・数学:500点

 ※数I・数Ⅱ・数Ⅲ・数A・数Bから出題。

 

・理科:500点

 ※物基・物、化基・化、生基・生、地基・地から2つの出題分野を選択。

 

合計で1500点満点で、算出。

 

一般後期入試

一般後期入試の入試科目・配点は以下の通りです。

 

➀ センター試験

国語、地歴公民、数学、理科、外国語の5教科7科目の受験が必要。

 

・国語:100点

 

・地歴公民:50点

 ※地歴の世A、世B、、日A、日B、地理A、地理B、公民の現社、倫理、政経、倫理・政経から1つ選択。

 

・数学:200点

 ※数Ⅰ・Aに加え、数Ⅱ・B、簿、情報から1つ選択。

 

・理科:200点

 ※物理、化学、生物、地学から2つ。

 

・外国語(英語)※リスニング含む:150点

 

合計で700点満点で、算出。

 

②個別試験(2次試験)

個別試験では、小論文のみの実施。

 

・小論文:300点

※全般的な基礎学力に加え、物理学を学ぶ上で、必要な論理力・思考力・応用力を総合的に評価する。

 

【一般(前期・後期)入試_配点まとめ】

 

【前期】

 

試験の区分

国語

地歴

公民

数学

理科

外国語

配点合計

センター試験

200

100

200

200

200

900

      個別学力検査

×

×

500

500

500

1500

  計

200

100

700

700

700

2400

 

【後期】

試験の区分

国語

地歴

公民

数学

理科

外国語

小論文

配点合計

センター試験

100

50

200

200

150

×

700

個別学力検査

×

×

×

×

×

300

300

100

50

200

200

150

300

1000

 

5.物理学類の一般入試(前期・後期)合格ライン

 ~最高点・最低点・平均点はどれくらい?~

2018年-2020年の過去3年間の合格者の最高点・平均点・最低点を記載します。

下記の表を確認頂いた上で、

 

・センターは何割とらなきゃいけないの?

・二次試験で稼がなきゃいけない点数は?

の2点を解説します。

 

【前期】※1000点満点

年度

最高点

平均点

最低点

2018

765

689.0

648

2019

827

732.4

696

2020

816

743.1

712

 

パスナビにて掲載されているデータによると、センター試験(共通テスト)70%以上(2019年度)が合格のボーダーラインでした。つまり2021年度センター試験では630点/900点以上を獲得する必要があります。

 

6.物理学類の入試対策編:センター試験のオススメ勉強法は?

センター試験科目は前期試験、後期試験ともに7科目必要になります。配点は前期の場合、社会が100点満点で、他4つの教科は200点満点になります。つまり、基本的には偏りなく、全ての教科を対策する必要があります。一方、後期の場合、配点はバラバラで、数学と理科のみ200点満点となります。つまり、理系科目に重きが置かれた配点となります。

今回は、筑波大物理学類の先輩方が書いてくれた「合格体験記」を参考に、オススメの勉強方法を抜粋します。

 

やはり国語が苦手という先輩は多いです。

 

物理学類2011年度入学

国語、英語が苦手だったためセンター国語は古文を読まずに選択肢だけを読んで回答することで現代文にかける時間を増やしました。英語はセンター試験は得点の高い長文を先に読み、文法問題は最後の二分で解きました。

 

7.物理学類の入試対策編:一般前期入試のオススメ勉強法は?

 

数学科目を選択される方

大問1~3が数学Ⅰ、Ⅱ、A、Bの範囲です。後半大問4~6は数Ⅲの範囲となっています。

 

受験生は、数Ⅲの問題は必須で、大問1~3の中から1題を選択して答える形になっています。つまり割合としてはほとんどが数Ⅲの範囲となっています。そのため、数Ⅲを徹底的に対策する必要があります。

 

頻出分野は、図形と式、ベクトル、数列、微分積分。

 

難易度は学校の定期テストで出題されるような応用問題レベルとなります。大変難しいというわけではありません。しかし計算が多くなってしまうため、時間配分を気にする必要があります。

 

先輩方の対策方法としては、

・チャート式問題集をひたすら解く

・解いた問題の計算式まで、先生にフィードバックをもらう

・数Ⅲは高校3年から習う範囲なので、予習復習を徹底して行う

 

といった事例もあります。

 

必須科目の英語、理科に比べると、難易度は高いです。

 

理科科目(物理・化学・生物)

<物理>

全部で3つの大問が用意されています。力学・電磁気学・その他の分野から幅広く出題される。化学・生物だけではなく、その他の教科の中でも最も難しい教科と言われている。

 

<化学>

3つの大問があります。

出題傾向としては、理論・有機・無機も分野から1題ずつ出されるため、

幅広い学習が必要です。

 

他の理科科目と同様、計算式だけではなく、記述問題も多いです。

そのため、暗記や計算問題の量をこなすだけでは不十分と言えます。受験対策では、それぞれの意味や考察を考えながら、過去問題を解くと良いでしょう。

 

<生物>

物理らしい問題が出ます。珍しいのは、生態進化などの問題が出てきており、他大だとあまり見られません。

また100字以上で記述する問題も複数あります。そのため、日ごろから、記述式問題に慣れておく必要があります。時間配分も意識しましょう。

 

以上が、理科科目の出題傾向になります。

・選んだ得意科目において、幅広い分野の記述式問題を解きまくる

・記述式問題が多いので、過去問を解く際は、必ず時間を図る

・解法のプロセスを先生や塾講師に見せて、部分点を見てもらう

が対策になります。

 

8.物理学類の入試対策編:推薦入試・AC入試・後期2次試験の面接対策方法

 

推薦・AC・後期二次試験の面接は具体的な出題傾向は、非公表となっています。

しかし、口述試験で聞かれたときに備えて、個別学力検査の数学、物理でも問題なく点数が取れるくらいの学力はつけておきましょう。

以下の事項は答えられるようにしておきましょう。

 

・学生時代に頑張ったこと

・物理学類でやりたいこと

・高校時代の理科実験やその他研究活動をしていた事で気付いたこと

 

上の事項に関しての具体的な対策方法は

 

・物理学類のパンフレットを熟読する

・オープンキャンパスで先輩の話を聞く

・学生時代に頑張ったことを、スラスラ言えるように先生と練習する

・高校時代の理科実験や研究の着想から結果までを伝えられるようにする

といったものが効率的です。

 

9.物理の在校生に聞いた!入学後の良かった事やギャップは?

本章では、物理学類の先輩方が書いてくれた「合格体験記」を参考に、「入って良かったな」と感じたこととギャップについて抜粋しました。

 

良かった事

Dさん

高校物理では公式の当てはめに終始した問題がほとんどだと思います。今は「そうかな?」と思っていても、大学でより深く物理を学ぶと、あぁ、あの先輩が言ってた公式の当てはめってこういうことだったのか、ということがよりはっきりわかるようになると思います。

もしかすると、新物理入門以上のレベルの参考書を解いてる人はもうその域に達しているかもしれませんね。

要は、大学で物理を学ぶと物理が第一原理からわかるようになるということなんです。

これはとても気持ちの良いことです。今感じている、「なんでこの式を使ってるの?」や「なんでこの式は正しいの(あるいは、正しいことになっているの)?」といった疑問が解決されます。

そんなこと考えていない人もいるかもしれませんが。(笑)

でも、もしそうなら、何でもかんでも言われたことを鵜呑みにしない方が良いと思います。第一原理から論理的に考える癖をつけることは損ではないです。悪い人に騙されなくなりますから。

こんな感じで、物理を学ぶということは根幹から理解するということです。世の中では、論理的思考と言われているやつです。

物理学類には良くも悪くも真面目な人が多いです。中には授業を休むのは悪だ、とまでいう人までいます。(確かに良いことではないかもしれませんが、悪とまでは言えません。)

大学はかなり自由です。何を学んでも良いことになっていて、またそれが推奨される時期でもあります。

真面目な環境で授業を受けれるのはとても心地いいです。ただ、真面目になりすぎないようにも心がけています。

アンテナを高く張って、生活しています。

一見不真面目に見えるところに、論理的には正解であるものが多々あるからです。

こういう風に本質を捉えられるようになったのは物理学類に入学したからというのが大きいと思います。

 

ギャップについて

Bさん

大きなギャップがただ一つだけあります。それが、初年度の微分積分を使った力学の講義です。そこさえ乗り越えれば、もう物理学徒の仲間入りです。(笑)

10.最後に

みなさん、いかがでしたでしょうか。

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