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【受験生向け】人文学類の全て|入試情報・受験対策を完全網羅

つくいえ編集部

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1.人文学類の基本情報

人文学類は、筑波大学の人文・文化学群にある学科のことを指します。人文・文化学群は、人文学類、比較文化学類、そして、日本語・日本文化学類の3つで構成されている学部のようなものです。

 

ここで、大学HPにある人文学類の説明を抜粋します。

人文学類

人文学類の名前の由来にもなっている人文学とは、私たち自身、すなわち人間とは何かを探求する学問です。

人文学類には、哲学主専攻、史学主専攻、考古学・民俗学主専攻、言語学主専攻の4つの主専攻がありますが、いずれもホモ・サピエンスのもつ能力や歴史、文化を対象としていて、互いに深く関連し合っています。

 

2.人文学類には何人が入学できるの?

実際に、毎年「人文学類」には約120名の受験生が入学します。入試形態ごとの募集人数を以下に記載します。

 

【2021年募集人数内訳】

入試形態

人数

推薦入試

20

前期入試

45

後期入試

20

総合選抜

(入学者の2年次受入人数)

30

アドミッションセンター入試

5

 

その他、国際バカロレア入試という入試形態もあります。こちらは、年によって0~2名の入学者です。入学する学生がいない年もあります。

 

2021年からは総合選抜からの編入が可能となりました。

以降、その手助けとなるようにより詳細に解説します。

 

3.人文学類に入ると取得できる資格や就職先は?

人文学類に入学すると、どんなメリットがあるのでしょうか。

 

取得できる資格は?

取得できる資格は、以下の通りです。

 

■ 中学校・高等学校教員免許

人文学類での履修科目を基に所定の科目を履修し教育実習(中学校の免許状には介護等体験も必要)を行うことにより、以下のように中学校教諭一種と高等学校教諭一種の教員免許が取得できます。

中学校教諭一種 国語、社会、英語

高等学校教諭一種 国語、地理歴史、公民、英語

 

取得に必要な科目が重なるのと、中高一貫校が増えているため、同じ教科は中学と高校の教員免許を一緒に取るケースが多くなっています。

また、中学校や高等学校の一種免許状を取得してから筑波大学大学院の人文社会科学研究科や教育研究科に進学し、より高度な専修免許状を取得する学生もいます。

 

■ 学芸員:博物館、美術館、動物園などにおいて、資料の収集、保管、展示などを担当する専門の職員になる事が出来る資格です。

 

■ 宗教文化士:日本や世界の宗教の歴史と現状について、専門の教員から学んで視野を広げ、宗教への理解を深めた人に対して与えられる資格です。

 

もちろん、上記の資格取得には、人文学類で行われている”特定の授業”を履修し、単位を取得する必要があります。「どの授業を取るべきか」については、入学後に人文学類の学生支援室に相談してみるとよいでしょう。

 

(参考URL) 人文学類 ホームページ

https://www.jinbun.tsukuba.ac.jp/

 

人文学類では、中学・高校教諭の資格を取得することも出来ます。

毎年、学校の先生として就職する卒業生もいます。

 

しかし、学校の先生になるのは、1学年で1~2名程度です。普段の授業をこなしながら、学校の先生になるための教育実習をこなすのは、非常に大変です。教員資格を取得しない同級生に比べると、50単位以上多く、授業を履修しなければいけません。

 

(概算では、1単位は10回の授業、1回90分の授業だと仮定すると、10回/単位×90分×50単位= 750時間程度の時間が必要です。途方もない時間ですね。。)

 

4.人文学類の入試対策編:入試科目と配点を知ろう!

先の章で、人文学類の主な入試形態を記載しました。本章では、入試形態ごとの入試科目と配点について記載致します。

推薦入試

 

➀ 小論文:人文学の英語の文章を読み、論述における論旨の明確性、論理性などを評価。

 

② 面接:個別面接です。

 

一般前期入試

一般前期入試の入試科目・配点は以下の通りです。

 

➀ 大学入学共通テスト

 

5or6教科7~8科目

【国語】国語(200)

 

【数学】数I・数IA・数II・数IIB・簿記*・情報*から1(200)

 

【理科】物基・化基・生基・地学基から2,または物・化・生・地学から1(100)

 

【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200)

 

【地歴・公民】世A・日A・地理A・世B・日B・地理B・現社・倫理・政経・「倫理・政経」から2(200)

 

 ※理科は、「基礎2科目」または「発展1科目」から選択

  • 選択→地歴・公民から2

 

合計で900点満点で、算出。

 

② 個別試験(二次試験)

 

計3教科(1800点満点)

 

【外国語】英・独・仏・中から1(600)

 

《国語》現代文B&古典B(600)

 

《地歴》世B・日B・地理B

《公民》倫理

から1(600)

 

一般後期入試

 

①論述 (400点)

 

②大学入学共通テストの成績 (計700点)

 

5教科5~6科目

【国語】国語(200)

 

【数学】数I・数IA・数II・数IIB・簿記*・情報*から1(50)

 

【理科】物基・化基・生基・地学基から2,または物・化・生・地学から1(50)

 

【外国語】英・独・仏・中・韓から1[リスニングを課す](200)

 

【地歴・公民】世A・日A・地理A・世B・日B・地理B・現社・倫理・政経・「倫理・政経」から2(200)

 

 ※理科は、「基礎2科目」または「発展1科目」から選択

  • 選択→地歴・公民から2

 

合計で1100点満点で、算出。

 

【一般入試_配点まとめ】

試験の区分

国語

地歴

公民

数学

理科

外国語

配点合計

センター試験

200

200

200

100

200

900

個別学力検査

  600

600

×

    × 

600

1800

合計

800

800

200

  100

800

2700

【後期】

試験の区分

国語

地歴

公民

数学

理科

外国語

論述

配点合計

センター試験

200

200

50

50

200

×

700

個別学力検査

×

×

×

×

×

400

400

1100

 

5.人文学類の一般入試(前期・後期)合格ライン

 ~最高点・最低点・平均点はどれくらい?~

2018年-2020年の過去3年間の合格者の最高点・平均点・最低点を記載します。

 

【前期】※1350点満点

年度

最低点

平均点

最高点

2018

872

928.7

1025

2019

875

927.8

1061

2020

906

954.3

1089

 

2020年までは450:900の合計1350点満点でした。

2020年度において、センター試験で8割の点数をとったと仮定すると360点。

その場合二次試験では546点、つまり61%以上の点数をとると合格できる計算になります。

 

6.人文学類の入試対策編:センター試験のオススメ勉強法は?

センター試験科目は前期試験で6~7科目必要になります。配点は理科社会が50点ずつと低めになっています。

今回は、筑波大人文学類の先輩方が書いてくれた「合格体験記」を参考に、オススメの勉強方法を抜粋します。

 

暗記をいっぱいして過去問解きまくれ!

 

人文学類の先輩は主に暗記が中心のため、センター過去問を解きながら参考書を暗記する勉強法をとっています。

 

「夏休みの間は、予備校の先生の指示でセンター過去問を解くことだけに集中して取り組んでいました。過去十年分の問題を、全ての科目で8割以上得点できるようになるまで何回も繰り返して解いていました。世界史はひたすら年号語呂合わせ暗記ばかりやっていました。」

 

以下、先輩方のオススメ勉強方法を抜粋します。

人文学類2019年入学_Iさん

とにかく得意科目で高得点を絶対に取れるように準備することを意識して対策していました。暗記教科はとにかく一問一答集をまる覚えし、教科書を何回も読み直しました。国語の現代文はとにかく問題を解きました。数学はどうしてもわからない問題が多く、時間が足りなかったので、できる問題が完璧にできるように基礎を固めました。センター過去問をできるだけたくさん解くために10か15年前のセンターから解いていたと思います。

人文学類2019年入学_A.Mさん

「私大は受かったらラッキーで、筑波大学を目指す勉強だけしよう」と考えていた自分は、すべての教科のセンター試験の過去問題集に載っているすべての過去問と追試を解きました。

(25年分程度)加えて、予測問題集の過去問(5年分程度)を解きました。

なるべく多くの過去問を解くのがいいと思います。

自分は私大の過去問を一切解かなかったので時間があり余っていたのでこれだけ解きましたが、10年分解けば十分だと思います。

 

7.人文学類の入試対策編:一般前期入試のオススメ勉強法は?

 

比較文化学類の二次試験は文系科目の3教科です。

 

理系科目は一切必要ないので、あなたの得意な科目で突破していきましょう!

 

15年度入学の先輩Kさんは

「手に入るすべての過去問を解き、20年分ほど解きました。センター対策をやっ

 

て、解いた過去問を自分で分析していくといいです。

 

たまに塾の先生に見てもらうことで自分の気づかない穴を発見できます。」

 

と語っています。

二次試験においても重要なのは過去問対策です!!

 

・先輩の英語の対策方法

Kさん

英単語に関しては、ターゲット1800をすべて覚えるようにしました。筑波大学の英語二次試験は、単語レベルではターゲットで十分でした。むしろ全部覚えていたら、注釈の多くが不要に思えてきました。それでも不安に感じる方がいれば、同レベル・同形式の他大学の問題(千葉大、東京学芸大、大阪市立大、北海道大、東北大など)を解く中で出てくる未知の単語を覚えておくとよいでしょう。英文そのものも抽象的で難儀なものが出てくることはそれほど多くはないので、過去問及び同レベル・同形式の問題をたくさん解いて英文読解に慣れておくことがかんようです。英作文については、分量が初登場年度から次第に増加してきているので、120字程度のものを書いて、先生に添削してもらいましょう。

このように、単語をしっかりと覚えて過去問を解く。他大学の問題を解くというやり方が効果的です。

・社会科目の対策方法

Oさん

記述問題は人に見てもらわなければ出来の良し悪しが判断できないため、過去問を説いたら極力先生に回答を見てもらうようにしていました。世界史は流れを掴むためにマンガ世界史を買って読んでいました。

・国語の対策方法

Rさん

ただただ過去問をやりました。国語の現代文に失敗することが怖かったので漢文古文に力を入れた覚えがあります。世界史は論述問題を毎日解き、学校の担任に添削してもらっていました。添削してもらう人がいるとそれだけでやる気が上がるのでとてもよいと思います。英語には自信を持っていましたが、長文を読み慣れるようにいろんな長文問題を解いていました。

 

8.人文学類の入試対策編:推薦入試の面接対策方法

 

推薦・AC・後期二次試験の面接は具体的な出題傾向は、非公表となっています。

しかしながら、専門的な知識を聞かれる事は少ないです。

 

・高校生時代に頑張ったこと

・人文学類でやりたいこと

・入学後の学習計画

などを中心に深く掘り下げられる傾向があります。

 

具体的な対策方法は

・人文学類のパンフレットを熟読する

・オープンキャンパスで先輩の話を聞く

・学生時代に頑張ったことを、スラスラ言えるように先生と練習する

 

といったものが効率的です。

 

以下、先輩のアドバイスです。

Yさん

AC入試の書類は、自由度がとにかく高いです。そのため、「なにをどのように書いたらいいか」、「他の人はどうしているのか」など、不安も大きいと思います。自由だからこそ難しい…。そこで見られるのが、「課題発見力」「問題解決能力」です。何もないところから自分なりの課題を発見し、それをどのように考え、行動し、解決するかが問われています。何も大きな実績がすべてではありません。その人自身の学力では測れない能力を見る入試なので、自分自身でしっかり考え、行動できる主体性をしっかりアピールできれば興味を持っていただけると思います。私自身も、演劇部の大会などの「結果」ではなく、部長として、脚本担当として、演出として、主演として、その「過程」をしっかりとアピールしました。そして演劇部での活動を通して「言語」の面白さを学び、自然と研究に結びつき、AC入試を受けることになりました。

2次まではとにかく自分の専攻の知識を詰め込みました。さらに、自分の書いた論文に関する質問にきちんと答えられるように、ひとつひとつ「どこに目を付けたか」「なぜこの方法にしたのか」「どう考えたのか」自問自答を繰り返した記憶があります。一人ではどうすることもできないので、高校の先生方に面接対策として、私の論文に関する質問をいくつか投げかけてもらいました。そうすることで、さまざまな視点からどのような疑問点が生まれるのかを確認しながら対策をすることが出来ました。

5分で高校時代にやってきたこと(部活動や実行委員会での活動、研究を含む)を話してくださいと冒頭に言われることは知っていたので、事前に原稿を作っていきました。それを覚え、棒読みにならないように抑揚や例え話を曲げることを意識し、話し言葉、口調になるように演劇部で培った演技力(?)を存分に使い切りました!

 

9.人文の在校生に聞いた!入学後の良かった事やGAPは?

本章では、人文学類の先輩方が書いてくれた「合格体験記」を参考に、「入って良かったな」「GAPに感じた」こと抜粋しました。

 

良かった事

F.Hさん

個性的な人が多く、また学類内でも専攻、研究内容のばらつきが非常に大きいので、今まで聞いたこともないようなことを新しく知る機会にたくさん恵まれました。個性ってこういうことなんだなと、教授陣を見ていてもひしひしと感じます。また、必修科目が少なく、他学類の授業を取る余裕があるので、興味がある分野を広く学ぶことができたのも良いところだなと思います。自主性と本人の努力次第な風土があるので、合う人には合う学類です。

Y.Kさん

同じようなことを学びたいと思っているそれなりに学力のある人間と沢山出会えるのはすごく良いことだと思います。会話をしていてとても楽しいです。また人文学類は専攻分野が多岐に渡るので、全く違う趣味嗜好を持つ友達ができるというのも面白いところです。

GAPについて

F.Hさん

歴史学と哲学と言語学と民族・考古学等の幅の広い学問分野が一つの学類に混在しているので、そもそも自分の専門でなかったら同じ学類でもなんの勉強をしているのかさっぱりなんてことはよくありました。教授の数もあまり多くはないので、授業で知識を得るという態度では学べることはあまり多くはありません。授業はむしろ語学的なものやフィールドワークなどの演習が多く、自主的な取り組みを求められることは驚きではありましたが、やりがいがあって私は好きです。 

K.Aさん

歴史学と哲学と言語学と民族・考古学等の幅の広い学問分野が一つの学類に混在しているので、そもそも自分の専門でなかったら同じ学類でもなんの勉強をしているのかさっぱりなんてことはよくありました。教授の数もあまり多くはないので、授業で知識を得るという態度では学べることはあまり多くはありません。授業はむしろ語学的なものやフィールドワークなどの演習が多く、自主的な取り組みを求められることは驚きではありましたが、やりがいがあって私は好きです。

10.最後に

みなさん、いかがでしたでしょうか。

 

アパート専門情報サイト「つくいえ」では、全25学類161人の筑波大学の先輩に「合格体験記」を書いてもらっています。今回は、”人文学類”の入試情報・合格体験記をまとめました。先輩方、1人1人の合格体験記も是非ご覧下さい。

 

今回の記事では紹介していないような、

 

・苦手科目の克服方法/得意科目の伸ばし方

・受験期のモチベーションの上げ方

・受験日当日の過ごし方

・筑波大学の受験会場までのアクセス

 

など細かく記載しています。定期的に、こういった「合格体験記」の購読したい方は、

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