みなさん、こんにちは! つくいえ編集部です。
今回は、筑波大生の通学手段について調査してみました! 宿舎、アパート、自宅通学と居住形態もさまざまな筑波大生ですが、実は通学手段も多種多様なんです。今回は、主要な通学手段について特徴やおすすめポイントをご紹介します。
目次
筑波大学へのおすすめ通学手段を「住み方」別ランキング!
筑波大学にはさまざまな手段で通学している学生がいます! 宿舎、アパート、自宅通学、それぞれの住み方に合わせたおすすめの通学手段をランキングにしました! もちろん、同じ住み方でも住んでいる場所やよく使うキャンパスによって最適な通学手段は変わってくるので、あくまで参考程度にご覧ください。
宿舎 | アパート | 自宅通学 | |
1位 | 自転車 | 自転車 | 自家用車 |
2位 | 徒歩 | 学内循環バス | 公共交通機関 |
3位 | 学内循環バス | 徒歩 | 自転車 |
実際に筑波大生が利用している通学手段の割合は?
実は、筑波大学の学生が利用している通学手段やその割合について、筑波大学ホームページ「令和4年度学生生活実態調査(学群)報告書」で公開されているんです! 雨の日とそれ以外の通学手段について調べられています。
晴れている日
雨が降っていない日に利用される通学手段ランキングは下記のとおりです!
1位 自転車(85.0%)
やはりというべきか、圧倒的1位は自転車を利用しての通学です! 筑波大学は非常に広く、キャンパスの外周は10㎞以上もあるほどです。そんな広大なキャンパス内では、授業間の移動も大変! 15分しかない休み時間の間に、違うエリアの教室へ移動するのは一苦労…。そんな背景もあって、休み時間はキャンパス内を自転車で爆走する学生で溢れています。
2位 徒歩(35.9%)
宿舎は筑波大学の敷地内にあるので、徒歩通学の学生も多い印象です。他にもアパートが近い一部の学生や自転車に乗れない学生が徒歩通学をしているパターンもたまに聞きますね!
3位 キャンパス交通システム(14.6%)
キャンパス交通システム、いわゆる学内循環バスは、大学内の主要なエリア同士を繋ぐ非常に便利なバスです。つくば駅や大学病院にも停まるので、一般のお客さんの利用も多いです。非常に便利なバスではありますが、到着が遅れがちで時刻表通りの時間にバス停に来ないこともしばしば…。限られた時間で移動や通学をしている学生にはちょっとリスキーな通学手段でもあります。(データ参照:「通学時の交通手段 雨天時以外(複数回答方式)全体」)
雨天時
続いて、雨の日に利用されている通学手段ランキングは下記のとおりです!
1位 徒歩(66.4%)
宿舎に住んでいる学生はもちろん、アパート住みの学生も筑波大学近くに部屋を借りている場合がほとんどなので、雨の日は傘を差して徒歩通学をしている人をよく見かけます。
2位 自転車(52.2%)
雨の日でも約半数が自転車を利用していることに驚いたひともいるのではないでしょうか? 前述のとおり、筑波大学はとにかく広いんです! 履修の仕方によっては、徒歩移動だと次の授業に間に合わない!なんて場合も…。雨の日はカッパを着て自転車で通学をしている人もよく見かけます。カッパを着ないで雨に打たれながら自転車を漕いでいるワイルドな人もちらほら見かけますね! 自転車だと雨の日は滑りやすくなるので、充分注意して通学しましょう。
3位 キャンパス交通システム ※学内循環バス(25.4%)
3位は学内循環バスです。雨の日ならバスを使うのが楽だし早いのでは…と思われるかもしれません。しかしこのバス、雨の日はいつもよりさらに遅れがちなんです! 落単の危機に晒されている学生たちにとって、出席は非常に大事(多くの授業では3分の1以上の欠席で落単確定なので)。雨だろうと遅れる可能性があるなら自転車や徒歩で行きます、という学生もいるんですね。また、単純にバス停が家の近くにないから仕方なくそれ以外の手段で通学している学生も結構多いです。バス通学を検討している学生は家選びでバス停の位置も要チェックです!
(データ参照:「通学時の交通手段 雨天時(複数回答方式)全体」)
筑波大学への通学手段について徹底解説!
自転車
筑波大生の必需品とも呼ばれる自転車! 宿舎やアパートに住んでいる学生はほぼ全員が持っていると言っても過言ではないでしょう。つくばエクスプレスを利用する自宅通学者の中には、つくば駅から大学に通うためだけの自転車を所持しているなんて人もいるのだとか…! 一口に自転車通学といっても、学生によって所持している自転車はさまざまです。かっこいいスポーツバイクを乗りこなす人もいれば、先輩から譲り受けたボロボロの自転車に乗っている人もいます。予算と理想と相談しながら、自分に合った自転車をゲットしたいですね。
また、筑波大学は自転車の盗難も放置も多いので、駐輪する際は必ず鍵を掛けるようにしましょう! スーパーや買い物施設も自転車圏内にあることが多いので、家の場所にもよりますが自転車を盗まれるとしばらくの間かなり生活が不便になってしまいます。
徒歩
徒歩での通学は、やはり宿舎住みの人が多い印象です。学生の8割以上が雨天時以外は自転車を利用しているので、自転車置き場は授業時間帯はほとんど埋まってしまっています。大学内に住んでいる宿舎住みの学生たちは、家が近すぎるあまり自転車を置くのがタイムロスとなり、徒歩の方がはやく講義室にたどり着けることもあります。
たとえば春日宿舎に住んでいるメディア創成や知識情報・図書館所属の学生は、徒歩3分の位置に講堂や講義棟入口があるので徒歩通学が多いです。しかし、春日宿舎住みの医学群生は、主に授業を受ける医学エリアからは少し離れた位置にあるので自転車を利用して通学している学生が多いそうです。このように、学生宿舎でも自分のメインエリアから離れている場合には、徒歩通学を選ばない生徒もいます。
逆にアパートに住んでいる学生でも、自転車を持っていない(盗まれた、買うタイミングを逃した…)人や自転車に乗り慣れていない人なども徒歩通学を選択しがちです。
バス(キャンパス交通システム)
バス通学の多くの学生が、大学循環バス(キャンパス交通システム)を利用しているかと思います。これは、広大な土地を有している筑波大学内をぐるっと環状線に走るバス路線です。筑波大学内の各地点にバス停があり、春日エリアや大学病院前、つくば駅にも停まる便利な交通機関です! 筑波大学内のスポットと、筑波大学病院やつくば駅などの大学付近のバス停を通るだけなので、家が遠い人はこのバスだけでの通学は難しいかもしれません。他の交通機関と組み合わせて通学している学生もよく見かけます。前述のとおり、バスのデメリットはなにより遅れやすい点ですね。電車と違って一般道路を走るので、時刻表との時差が生まれがちです。それでもやはり広いキャンパスを脚を使わないでワープできる楽さ、雨の日に濡れないで移動できるありがたさは唯一無二!また、筑波大学の教員・学生向けに、年額19000円の定期券もあります。つくばセンター(つくばセンター)と筑波大学キャンパス間を運行している関東鉄道の路線バスに、何度でも自由に乗り降りできるという優れモノ! 筑波大学内の書籍部(丸善)で申請が可能です。
電車
電車で通学している筑波大生のほとんどが自宅通学の学生だと思います。大学内にある宿舎に住んでいる学生は勿論、アパート住みの学生も大学近くに家を借りることが多いので、電車で通うほどの距離に住んでいる人はあまりいないのです。
いわゆる本学と呼ばれる筑波大学筑波キャンパスの中心部は、駅からはけっこう離れた位置にあるんですよね。そのため、通学に電車を利用している学生の多くが、駅からは自転車やバスなど別の手段でキャンパスまで向かっているようです。ちなみに、情報学群の一部の本拠地である春日エリアはつくば駅から徒歩15分ほどのところにあるので、春日エリア拠点の学生は駅からは徒歩で通学している人が多いとか……。
筑波大生のライフライン「つくばエクスプレス」って?
筑波大学へ向かう電車といえば、つくばエクスプレスですね。大学からは一番近いつくば駅から秋葉原駅までを結ぶありがたい電車です。快速を使えば東京都秋葉原駅までなんと45分で行くこともできます! 東京、埼玉、千葉と茨城一部エリアを通るつくばエクスプレス。東京・埼玉・千葉に実家のある自宅通学生の利用が多い印象ですね。自宅最寄り駅からいくつか乗り換えて…となると、通学時間が1時間半~2時間くらい掛かる人もいるようです。
とはいえ、つくばエクスプレスの特徴はなによりもその速さ!大学近くから東京へ出るには、他に東京駅行きの高速バスを使うという方法もありますが、こちらは約1時間半ほどかかります。そしてバスということもあり、到着時間が遅れてしまうこともしばしば…。正確かつ速いつくばエクスプレスは、たとえ朝から授業があっても乗れれば間に合うだろうという信頼と安心がありますね!
しかし、強いてデメリットをあげるとするならば運賃が高い! つくば駅から秋葉原駅まで1,210円かかります。そして通学定期券は月額28,870円、通年だと155,900円です 。もちろん他の駅からだともう少し安くはなります。しかし、学生宿舎の家賃が2万円以下であることを考えるとお高いなという印象を受けてしまいますね。実際に、千葉や東京など通える位置に実家はあるけど学生宿舎に入居している学生も結構多く見かけます。
自家用車
自家用車で通学している学生もいます! 自宅通学の学生が多く、特に、比較的大学に近い茨城県内や、電車やバスでのアクセスが悪い位置に実家のある学生が多い印象です。自動車免許と通学に使える車が必要なので、比較的ハードルが高い通学手段ですね。
実は、自家用車での通学には他にも制限があるのです。所属人数も多い筑波大学は、駐車スペースに限りがあるため、自動車通学禁止区域を設定し、自動車通学を原則禁止しているんです。筑波大学で自動車通学が禁止されている区域については、筑波大学交通安全会のホームページで下記のように記載されています。
《自動車通学禁止地区》
所属のエリア支援室等から半径 2㎞未満の地区
学生宿舎(身体に障害を有する等、特別な事由がある場合を除く。)
*自動車通学を希望する特別な事情がある方は、各エリア支援室の学生支援担当へご相談ください。
学生宿舎を含め、大学の近くに住んでいる学生は特別な事情を除いて自動車通学が禁止されているんですね。また、自家用車で筑波大学へ通学する場合は、有料の駐車場利用の申請が必要になります。駐車場の利用方法の詳細に関しては、ぜひこちらの記事を参考にしてください!
⇒【裏技】筑波大学近辺の一般向け駐車場|筑波大学に車で来たときはどこに駐車すべき?
結局、筑波大学への通学手段はどれが一番いいの?
これまでさまざまな通学手段について紹介してきましたが、結局どの通学手段が一番いいのでしょうか? 住み方別におすすめをまとめました!
宿舎
宿舎の学生へのおすすめは自転車です! 大学内にあるとはいえ、学生宿舎から講義棟はそれなりに距離が離れています。また、他の学群開講の授業を受講する際にはエリアを跨いで移動しなければならない場合もあります。筑波大学は非常に広いので、講義棟間の移動に自転車があるととても便利です。ただし、春日宿舎から春日エリアに通学する場合は、徒歩通学をお勧めします! 春日エリアの講義棟から学生宿舎までの距離が非常に近いからです。また、自転車通学をしようとしても、講義棟近くの駐輪場は埋まってしまっていることが多いため、空いている場所を探すのにも一苦労…。空いている駐輪場を見つけられても、結果的に半分以上徒歩で来ちゃった、なんてこともありますね。
学生宿舎の位置や講義棟の場所によって距離も大きく変わってくるので、授業や天候にも合わせて臨機応変に通学手段を切り替えるのが理想ですね。
アパート
アパートから通学する場合も、自転車がおすすめです! 大学の近く(支援室から2km以内)にアパートがある場合は自家用車での通学は禁止されていますし、近くとはいえ徒歩より自転車で通学した方が楽だしはやい場合が多いと思います。また、講義棟間の移動に自転車があった方がいいというのも、住み方に関わらず自転車通学のおすすめポイントです。アパートの場合は、雨天時はバスでの通学がおすすめです! 学内循環バスの駅が近い場合に限られますが、ある程度主要なエリアを網羅しているバスが快適。とはいえ、バス停が遠い場合や、どうしても遅刻できない授業の前は余裕を持った徒歩通学が確実ですね!
自宅通学
自宅通学の学生は、自宅の位置によっておすすめの通学方法が変わってきます。たとえば、東京・千葉・埼玉に実家がある学生はつくばエクスプレスでの通学がおすすめですし、茨城県内に実家がある場合にはバスや自家用車での通学がおすすめです。もちろん、最寄り駅からの距離やアクセスの良し悪しによっても変わってきます。そのため、自分の家から筑波大学まで、どの公共交通機関で行くことができるか、乗り継ぎはどれくらい必要なのか、もしくは自家用車ならどれくらいの時間で通学できるかなど、しっかり確認することが大切ですね!一人暮らしと迷っている場合は、毎月かかる費用や通学時間についてしっかり調べたうえで、オープンキャンパスなどで実際に筑波大生に聞いてみるというのも一つの手です! 学生宿舎は家賃だけでなく光熱費もかなり抑えられるので、家が遠い人は意外と一人暮らしの方が安くすむかもしれません。
住み方について徹底比較している記事もあるので、もしよかったら参考にしてください!
⇒アパートvs宿舎vs自宅通学を6項目から徹底比較! 筑波大生のオススメの「住み方」を7分で解説!
終わりに
いかがでしたか? 住み方や家の場所によっても最適な通学方法は変わってくると思います。通学手段を検討する上での参考にして貰えると嬉しいです! つくいえでは、みなさんが快適な大学生活を送れるよう、筑波大学の学生生活や受験お役立ち情報などを紹介しています。ぜひLINEのお友達登録の方もよろしくお願いします♪
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