目次
- 【筑波大学医療科学類(一般前期入試)合格体験記】
- 受験生時代のあなたのプロフィールを教えて下さい。
- 筑波大学を受験した理由(志望動機)を教えて下さい。
- センター試験への入試(受験)対策として、おすすめの勉強法を教えて下さい。
- 二次試験への入試(受験)対策として、おすすめの対策を教えて下さい。
- 入試(受験)における不得意科目と克服の対策を教えて下さい。
- 入試(受験)に対するモチベーションが落ちた時に、どうやってモチベーションを上げましたか?
- 筑波大学の入試(受験)全体を通して、もっとこうしておけば良かったと今、感じることはありますか?
- 今の学群・学類に入って良かったと思えることは何ですか?
- 今の学群・学類に入ってギャップはありましたか?
- 筑波大学入学後、特に力を入れている活動はなんですか?
- あなたの将来の夢を教えて下さい。
- 筑波大学を受験する皆さんに熱いメッセージ・アドバイスなどをお願いします!
【筑波大学医療科学類(一般前期入試)合格体験記】
受験生時代のあなたのプロフィールを教えて下さい。
出身高校:埼玉県立浦和高等学校
学部:医療科学類
入学年度:2019年度
入試形式:一般前期入試
併願校:東京工業大学 生命理工学院、東京理科大学 理工学部 応用生物科学科(A方式、B方式)、明治大学 農学部 生命科学科(セン利・一般)、学習院大学 理学部 生命科学科(一般)、工学院大学 先進工学部 生命科学科(セン利)
おすすめ参考書: 出る順に学ぶ 頻出古文単語400、
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センター試験 地理Bの点数が面白いほどとれる本、
化学・化学基礎 重要問題集、
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全解説実力判定英文法ファイナル問題集―文法・語法・イディオム・会話表現の総仕上げ (標準編)、
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所属:ソフトテニス部
部活の引退時期:3年5月
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筑波大学を受験した理由(志望動機)を教えて下さい。
自分は将来、医学基礎研究を行う研究者になりたかったので早くから研究室に入って研究を行い、経験を積むことができる医療科学類に魅力を感じたから。
センター試験への入試(受験)対策として、おすすめの勉強法を教えて下さい。
〈現役〉とにかく時間がないので早めに過去問を解いて形式に慣れる。解き方(解く順番など)を変えるだけで簡単に点数が上がることもある。暗記科目はどのレベルの知識が要求されるかを確認しよう。暗記以外の科目はひたすら手を動かしてみよう。2、3回同じ問題をやっても構わないと思う。夏までに1度解いてみるとその先の勉強方針が決まりやすい。筑波大学はセンターの比率が低くはないので対策に時間をかけるに越したことはない。センターを早く解きすぎてやるものがなくなってしまったらどうしようと考えるかもしれないが、その場合は各予備校の実践問題集を買ってやれば良い。
〈既卒〉私は11月ごろから徐々にセンター対策を始めた。個人差があると思うので現役の時の反省点を踏まえてやれば大丈夫かと思う。センターの過去問は答えを覚えてしまっているようなら各予備校のセンター用の問題集を購入してやればいいと思うが、どの問題集もセンター試験に寄せているとはいえ、やはりセンターの過去問に勝るものはないので過去問は疎かにしないほうがいい。購入するのであればセンターが例年より難しくなっても対応できるように、センターより少しレベルの高い問題集をやると良いだろう。
駿台予備校の先生のアドバイスであるが、数学は問題用紙を縦に半分に折ると良い。計算スペースを確保し、記述するように焦らず丁寧に計算するよう心がけてみて欲しい。試験時間は60分であるがマークする時間、ページをめくる時間等々で7分半ほど使うので過去問を解くときはその時間も考えて戦略を練って欲しい。地理に関しては5年以上前の問題になると統計データが古く、参考にならないことがあるので過去問は5年程度で良い。生物、化学は遡ると旧課程に入るが、現在と変わらないところは解いておくと良いかもしれない。
二次試験への入試(受験)対策として、おすすめの対策を教えて下さい。
まずは過去問を解いて自分の得意な単元、不得意な単元を見極める。不得意な単元に関しては徹底的に苦手潰しをする。筑波大学の問題はオーソドックスな問題が多いので、ある教科がめちゃくちゃできるけど別の科目はやばいという人は危ないかもしれない。ただし生物は他の大学とは少し毛色の違った問題が多く、対策を考える必要がある。いずれの教科を受験するにしても、過去問を解いたら学校の先生や予備校の先生に添削してもらうことが大事だ。
入試(受験)における不得意科目と克服の対策を教えて下さい。
数学→駿台予備校の直前講習で「筑波大数学」を受講し、傾向と解き方を学んだ。あとは過去問と「大学への数学1対1対応」を掻い摘んで解いた。筑波大数学は1対1対応レベルができれば基本的に問題ないと思われる。
英語→英作文は論点がずれてしまったり、スペルミスが多かったので頻繁に添削をしてもらった。
入試(受験)に対するモチベーションが落ちた時に、どうやってモチベーションを上げましたか?
月に1度くらい楽しみを作ってもいいと思う。その代わりそれまでは妥協せずしっかり勉強する。私は映画に行ったり、好きなアーティストのライブに行ったりしていた。これらのおかげで浪人の1年間、モチベーションを保つことができた。あとは大学のホームページを見たりして「春には自分はここにいるんだ」と自分を奮い立たせた。
筑波大学の入試(受験)全体を通して、もっとこうしておけば良かったと今、感じることはありますか?
特にない。
今の学群・学類に入って良かったと思えることは何ですか?
全国各地から集まった同期と楽しく大学生活を過ごせていること。医療科は男子が少ないので、男子の中で妙な団結力が生まれたりする。
今の学群・学類に入ってギャップはありましたか?
1年のうちは専門科目が少なく、少しギャップを感じたり、中にはなんのためにやっているのか分からないと嘆いている人もいる。
筑波大学入学後、特に力を入れている活動はなんですか?
テスト前に焦らないようにコツコツ勉強している。あとは部活。
あなたの将来の夢を教えて下さい。
臨基礎医学研究を行う研究者になって、難病の治療法の確立に貢献することができる基礎研究を行いたい。
筑波大学を受験する皆さんに熱いメッセージ・アドバイスなどをお願いします!
これを読んでくれている方はきっと毎日不安に駆られながら、プレッシャーを感じながらも日々懸命に受験勉強に取り組んでいることと思います。私が皆さんに最も伝えたいのは「体調に気をつける」ということです。試験前に無理をして風邪やインフルエンザになってしまっては元も子もありません。ただ、それ以上に私が皆さんに気をつけてもらいたいのは「心の健康」です。私は現役生の時に無理をして精神的にやられてしまい、それ以降も体調がすぐれないことも多く非常に苦労しました。勉強したいと思うのに体がうまく動かないほど辛いことはありません。そこで皆さんが私の二の舞にならないよう、1つだけアドバイスをするとすればそれは「1日1つ小さな楽しみを、1週間に1つ中くらいの楽しみを、1ヶ月に1回大きな楽しみを設ける」ということです。私は浪人の際に1日1回好きなゲームをやる、1週間に1回撮り貯めたテレビ番組を消化する、1ヶ月に1回映画やライブに行くという風にしてモチベーションを保ちつつ、心の健康に気をつけていました。
受験勉強は終わってみると確かにあっという間でしたが、振り返ってみると受験勉強の最中というのは長いマラソンのようなものです。途中でバテてしまわないように時には休むことも重要です。バテてしまってからはなかなか大変です。(もし既にバテてしまっているのであれば一度ゆっくり休んで自分を見つめ直してみてください。私のようにきつい状況でも受験は乗り越えられました。)入試が近づくにつれて焦りなどが出てくるかと思いますが、自分を信じて自分の最善のペースでやっていっても良いのではないでしょうか?自分を信じてこれからも頑張ってください!皆さんの入学を心からお待ちしています。