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【2026年最新】筑波大学 体育専門学群の学びや環境は?入試傾向まで徹底解説

つくいえ編集部

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はじめに

こんにちは!「つくいえ」編集部の白井です。この記事では、筑波大学の学群のひとつ「体育専門学群」を紹介したいと思います!

 

特に高校の運動部や地元のユースチームなどに所属し活躍してきた方や、その競技を学問的な観点から深めたいと希望する方にとって、体育専門学群はとても魅力的な学群だと思います。

 

「体育専門学群に入りたいけど、どんな環境なのかわからない」

「具体的にどういう入試を受けることになるの?」

「卒業後はどんな進路を歩むんだろう?」

 

そんな疑問にお答えし、この記事を読めば体育専門学群の解像度がグッと上がり、入学したあとの自分を想像しやすくなるような記事に成っております!是非最後までお読みください。

 

はじめに

概要

基本データ(2025年度)

体育専門学群の強み

体育専門学群での学び

体育専門学群の運動設備・環境

設備

部活動

体育専門学群の入試

一般入試

推薦入試

AC入試

体育専門学群卒業後の進路

体育専門学群のキャリアへの取り組み

体育専門学群出身のアスリート

概要

体育専門学群は、筑波大学にある11学群(うち1つはマレーシア分校に存在)のうちの1つで、しばしば「体専」と略して呼ばれる学群です。

募集人数と入試形態ごとの内訳(2025年度)

 

学生数

1042名(定員960名)

募集人数

合計240名
うち
一般入試130名
推薦入試90名
AC入試8名

男女比

7:3程度

 

体育専門学群の強み

体育専門学群は、国内でも有数のスポーツを様々な観点から学べる学群となっています。

 

特に国公立大学のなかで、筑波大学ほど幅広い観点からスポーツについて学べる大学はないと言ってよく、競技と研究の両方に打ち込むことのできる環境になっています。スポーツ科学はもちろん、スポーツの歴史やスポーツを取り巻く文化・経済などについても幅広く学ぶことができます。

 

競技に強いことも特徴で、最新のトレーニング施設を備えており、実績としても数多くオリンピアンやアスリートを輩出していることから、名実ともに充実したスポーツ環境が備わっているといえます。

 

また、高校の部活動などで培った自分の競技力や、大会への出場実績を入試の実技試験で活かせることも、運動部で活躍していた受験生にとっては魅力的な選択肢ということができるのではないでしょうか。

体育専門学群での学び

体育専門学群では、単にスポーツの方法論を学ぶだけでなく、スポーツ科学や心理学、文化、スポーツ倫理、スポーツを取り巻く経済、政治とスポーツの関係まで学ぶことができます。文系・理系を問わず、スポーツに関わることならとにかく幅広く学ぶことができます。

 

最終的には自身が競技をしたり学習を進めるなかで関心を持ったテーマをもとに卒業論文を執筆し、提出する必要があります。

 

1つの学部のなかで文理を問わずここまで幅広く学べる大学は国内でも類を見ません。競技に関することだけでなく、栄養学やコーチングなどについても学べることから、卒業後の進路を幅広く考えることができるようになっています。

 

例としては、教育学、社会学、経営学、心理学、生理学、解剖学、栄養学などが挙げられます。必ずしもアスリートを目指していなくとも、将来はスポーツに関わる仕事や研究をしたい!という方にもおすすめできる学群になっています。

 

そして、体育専門学群では体育のちゅう体育の先生になりたいという学生にとっても魅力的な学群ということができます。体育専門学群では、競技に打ち込みながら興味関心を持ったテーマについて研究し、さらに教員免許も取得するなど、充実した学生生活を送ることができます!

体育専門学群の運動設備・環境

設備

体育専門学群は、キャンパスが広いことに加え、運動系の部活動にとても力を入れているため、数多くの運動施設が存在しています。

 

  • 中央体育館
    • バスケットボール場
    • 体操競技場(マットなど、全体操競技の国際大会基準適合)
    • 体操場(トランポリンなど、高さが必要な競技に対応)
    • トレーニングルーム
  • 球技体育館(バレーボール専用、計4面)
  • プール
    • 飛び込み台付き屋外プール
    • 屋内プール、泳法解析用カメラ設置可能
  • 柔道場(武道館)
  • T-DOME(トレーニングジム)
  • 陸上競技場
  • サッカー場
  • セキショウフィールド(サッカー、アメフト、ラグビー用)
  • SPEC(体育実験棟、最新のスポーツ実験設備が揃う)
  • 虹の広場(クロスカントリーコース)

 

その他、合宿施設やクラブハウスなど、大学に泊まり込みで練習に打ち込む際に役立つ施設が用意されています。

 

このような広い敷地と充実した設備が揃っていることで、筑波大学ではスポーツや運動、体育にかかわるイベントを数多く主催しています。直近で行われるイベントの情報はこちらを参照してください。

 

筑波大学はTXつくば駅が最寄りで首都圏へのアクセスはとてもよいですが、大学周辺は都内に比べると圧倒的に静かであるため、大学4年間に集中して競技や学問に取り組みたい方にとってとても魅力的なエリアになっています。この立地も、筑波大学の体育専門学群を取り巻く魅力的な環境のひとつと言うことができるでしょう。

 

部活動

筑波大学の運動部は、体育専門学群生が部員の多くを占めているという現状があります。これは、体育専門学群は全学で唯一「部活動と連動したカリキュラムを提供する」と明言している学群であるためです。他学群に入学したとしても当然部活動はできますし、アスリートを目指すことはできます。しかし、部活動と学問を両立できるようなサポートを手厚く受けられるのは、体育専門学群だけです。

 

筑波大学の「部活動」と「サークル」は明確に異なるもので、特に筑波大学スポーツ局公式サイトに記載されている部は、本気で部活動に取り組み、大会などで成績を出す部活が揃っています。

 

例えば体操競技部は関東甲信越大学体育大会にて2012年より11連覇を果たしており、またサッカー部は茨城県大会の優勝常連校で、2023年には関東1部リーグで優勝を果たすなど、優れた実績を残しています。これらの情報から、非常にレベルの高い活動をしていることが伺えます。上記リンクから、ご自身が所属したい部の実績などを調べてみるのも良いでしょう。

 

大学生アスリートとしての4年間は、その後プロを目指す学生にとって非常に重要な期間です。この期間に成績を残しておけるかどうかが、プロとしてのキャリアを歩むことができるかに大きく関わるからです。

 

プロとして活躍できるレベルを狙えるのが筑波大学の部活動、及び体育専門学群を取り巻く環境であり、プロスポーツの世界からも注目を集めています。

体育専門学群の入試

入試については、日本で教育を受けた方の場合3種類の選択肢に分かれますので、それぞれに分けて説明します。

一般入試

体育専門学群の一般入試は、スポーツクラブでの競技など実技経験がある、もしくは運動系の部活動に打ち込んでいる人が圧倒的に有利です。その理由は受験科目と、その配点を見れば一目瞭然です。

 

科目

配点

共通テスト

国語

200

地歴公民

100

数学

100

理科

100

外国語

200

情報

40

個別学力検査

実技
(2種目)※

640

保健体育
(論述)

100

合計

1480

※実技は「体操、器械運動、ダンス、陸上競技、水泳、野外運動、ハンドボール、バレーボール、バスケットボール、サッカー、ラグビー、野球・ソフトボール、テニス、卓球、バドミントン、柔道、剣道、弓道」の中から2種目。

 

参考:筑波大学体育専門学群パンフレット2026

 

合計1480点のうち640点が実技と、体育専門学群の入試は実技種目の実力をかなり重視しているということがわかると思います。したがって、部活動などでのスポーツ経験が全くない人にとってはかなり厳しい入試になることが予想されます。実力としては、県大会ベスト8に入るくらいが目安になります。

 

更に注意しなければならないのが「2種目選択する必要がある」というところです。仮になにか1種目で全国大会に出られるレベルの実力を持っていたとしても、その1種目だけでは最大でも340点までしか取れません。なので、自分の得意種目に加えてもう1種目分の入試対策をする必要があります。

 

当然ながら、一科目あたりの配点があまり高くないからといって共通テストを軽視していいわけではなく、共通テストの合格ボーダー得点率は8割前後となっていますので、最低でも600点程度取る必要があります。全体で見れば試験の総得点の5割を共通テストが占めていることから、共通テストでいかに余裕を持った点数を取れるかによって、その後の二次試験での心の余裕が断然違います。

 

さらに、体育専門学群では募集人数に対して応募人数が3倍を超えた場合、いわゆる「足切り」が行われます。足切りとは、共通テストの点数によって合格者をふるいにかけ、二次試験に進める人数を調整することです。体育専門学群の場合、募集人数に対して応募人数が3倍を超えた場合、足切りによって応募人数の約3倍の人数になるまで受験生をふるいにかけることになっています。過去3年間、倍率が3倍を切った年はありませんでしたので、足切りは毎年のように行われていることになります。2024年度は、足切りで40名程度が不合格となっています。

 

どれだけ2次試験対策で実技対策をしても、共通テストで足切りの憂き目に遭ってしまえばその成果を発揮できませんので、共通テストを軽視せず、対策にきちんと取り組みましょう。

推薦入試

この入試を受けるためには、高等学校の校長から推薦を受ける必要があります。この推薦要件が特殊で、公式の推薦要件には

 

一つの運動種目に抜群の技能を有し,かつ,本学群における十分な修学力を備え,将来体育・スポーツ,健康,コーチングの分野で活躍が期待できる者

なお,抜群の技能を有する者とは,次の要件のいずれかに該当する者をいいます。

 

  1. 国際大会等に日本を代表して選抜された者
  2. 全国的な大会等において16位以内の成績を収めた者
  3. 1,2と同等程度の水準にあると認められる者

 

(上記1~3を証明する客観的資料を必ず添付のこと。)

 

とあります。このような推薦要件をクリアするためには、2年生後半や3年生になってからではなく、1年次から要件をクリアできるよう活動に打ち込む必要があります。

 

あるいは、例えばサッカーのユースチームのように、スポーツクラブに所属することも1つの手段です。推薦要件を満たすために必要な実績は必ずしも高校の部活動で残さなければならないというものではありません。

 

また、実績だけではなく、推薦入試では「小論文」「個別面接」「実技」の3科目が当日の試験として課されることになります。

 

実技種目は「体操競技、ダンス、陸上競技、水泳、ハンドボール、バレーボール、バスケットボール、サッカー、ラグビー、硬式野球、テニス(硬式)、卓球、バドミントン、柔道、剣道、弓道」の中から1種目選択で、一般入試とは選択できる種目が違いますので注意しましょう。

 

このように、推薦入試を受けるといってもそのための道のりは様々です。ご家庭の事情や自身の実力を考えて選びましょう。

AC入試

AC入試は、自己推薦入試であると言い換えられます。自己推薦のための書類を提出して選抜される「一次選考」と、個別面接と口述試験からなる「二次選考」からなっており、実技の試験がない唯一の入試方式です。

 

とはいえ、運動能力や部活動などでの実績が必要ないわけではありません。一次選考の際には「運動特技に関する調査書」を提出する必要があり、2026年度パンフレットにも「ひとつの運動種目における特に優れた技能や卓越した取り組みを多面的に評価する」とあるとおり、実績をきちんと残し、面接でその活動に関することを聞かれる前提で、自身の体験をきちんと振り返り、言葉にする工程が必要です。

体育専門学群卒業後の進路

体育専門学群は、その充実した学びと優れた設備・環境から、研究者やアスリートを多く輩出しているのはもちろん、就職においても優れた実績を出していますし、大学から大学院に進学する学生もいます。

数字としては、2024年度は以下のとおりです。

 

進路

人数(名)

割合(%)

進学

63

25

企業就職

163

64

教員

7

3

公務員

15

6

合計

248

(端数処理の関係で、
合計は100にならない)

 

このような人数比になっています。2022、2023年度についても、大体2割程度が進学、過半数の学生は一般企業に就職しているといった割合でした。

 

一般企業への就職先は、銀行や証券といった金融業、保険業などの大手のほか、スポーツ関連企業に就職している方も多くいました。

 

アスリートは狭き門ですが、筑波大学は数多くの優秀なアスリートを育成しています。筑波大学出身のオリンピアン・パラリンピアンが今までに獲得したメダルは累計133個。これも体育専門学群が提供するキャリアの選択肢の一つと言うことができるでしょう。

 

また、アスリートに必ずしもならなくても、アスレチックトレーナーの資格などを取得し、トレーナーやコーチなどの仕事に就く方もいます。

体育専門学群のキャリアへの取り組み

体育専門学群では独自の取り組みとして1年次と2年次にキャリア教育の授業を開設しており、大学卒業後の進路を見据えた大学生活を送りやすくなるような取り組みがなされています。

まとめ

筑波大学体育専門学群は、カリキュラムが魅力的であるだけではなく、環境や部活動も充実しており、またその魅力から優秀な人材が集まるため、非常に活発に切磋琢磨しあうことができます。

 

スポーツをすることや、スポーツにまつわることに好奇心のある方、スポーツを極めたい方にも非常に魅力的な学群になっておりますので、是非合格を目指し、自身にあった受験方法を見つけてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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