『予備校も通信教育もいらない勉強法を伝授!』 筑波大学受験生応援シリーズ 「英語はなぜ単語の暗記が重要なのか」編
はじめに
みなさんこんにちは。
今回は前回に続いて英語の特集です。
「英語は単語の暗記が大切!」
受験生のみなさんは必ず聞いたことがあると思います。
英語があまり好きでない人にしてみれば、
英語の暗記は苦痛でしかないです。
でも周りは英単語の暗記が大切だと言っている・・・なぜ?
と思う方もいるかもしれません。
確かに、英単語暗記を勧めるような受験勉強法には批判も多いですが、
ではなぜここまで英単語の暗記を支持する人が多いのか、考えてみましょう。
・「単語の意味を知らないと文章は読めない」
突然ですが、次の文章を読んでみてください。
〇〇にはあるワードが入ります。
1.「今日はいい〇〇ですね。雨も降ってないですし、
青空が見えます。」
2.「今日は△△〇〇ですね。☓☓も降ってないですし、
☐☐が見えます。」
1は〇〇に入ることがなんとなく想像できるんじゃないでしょうか。
この場合「天気」が入りそうですよね。「天気」というワードが出てこなくても、
後ろの文章からどうやら天気がいいのがわかります。
しかし、2はどうでしょう?
虫食いになっているところが多すぎて何が何だかわからないですよね。
これではどういう話をしているのかもわかりません。
さて、なぜこのようなことをしたかと言いますと、
これが「英単語の暗記の重要性」とつながってくるわけです。
1は文章中のほとんどの単語の意味がわかっている状態
2は文章中のほとんどの単語の意味がわかっていない状態
と説明するとわかりやすいでしょうか?
一つの文章の中に出てくる単語で、
意味を知っている単語が多いほど、文章は読みやすくなります。
一方で、単語の意味を知らないと2のように、
文章の内容がつかめません。
要するに、
『知っている単語の数が多いほど文章が読みやすくなる』
ということです。当たり前ですよね(笑)
ですが、この当たり前のことができていないために
英文が苦手だという方は多いのではないでしょうか?
「読めないのはセンスがないから」
とか、自分に言い訳しているのではありませんか?
まずは英単語の暗記から始めましょう。
・『英単語の暗記なんてつまらない!ほかのやり方はないの!?』⇒『英語が苦手な人はまずは単語から!!』
よく、「受験英語」という言葉を聞きますように、
日本の受験勉強のやり方にはいろいろと批判もあります。
実際、単語帳は英単語の持つ意味や訳し方を
全て網羅しているわけではありません。
なので、単語帳だけをやれば英文をすらすら読めるようになる、
というわけでは当然ありません。
単語帳に載っていない単語も試験問題には出ますし、
文法の知識がないと解けない問題も多々あります。
ではなぜ英単語の重要性を強調するのか・・・?
それは、苦手な人の第一の傾向として、
「覚えている英単語の量があきらかに少ない」
ということがあるからです。
私の高校時代の話ですが、
英語ができない人の中には教科書で繰り返し使われているような英単語ですら
覚えていないという人もいました。
一つの文章の中に知らない単語がいっぱいあったら、
当然文章は読めるはずがありません。
まずは教科書でよく使われている単語から覚えましょう。
『良く使われる=試験でも出やすい=基本知識としての英単語』
です。
単語帳にもよりますが、
多くはレベルごと分けられていると思います。
一気に全部覚えようとせず、レベルごと分けられていれば
「基礎レベル」から始めていきましょう。
繰り返しになりますが、
『英語は知っている単語が多いほど英文が読みやすくなります』
最後に
英単語を100しか知らない人と、
英単語を5000知っている人が
800の英単語で構成される英文を呼んだとします。
どちらの方が文章中に自分の知らない単語と出会う可能性が高いでしょうか?
もちろん前者ですよね。
ぶっちゃけた話、英単語は覚えたもん勝ちです。
英単語を覚えていれば得はしますが、
損はしません。
英語の苦手な人は「損」ばかりしているのではないですか?
まずは単語からやってみてはいかがでしょうか。
その時、難しい単語からやろうとするのではなく、
教科書にでてくるような単語から勉強しましょう。
というのも、筑波大学の場合難しい単語が中には出てくる
英文問題もありますが、
どちらかというと基礎的な単語の方が多いので、
基礎で見落としがないようにしっかり勉強しましょう。
⇒前回の記事 「映画で苦手な英語を克服する方法」編