目次
- 【筑波大学芸術専門学群(一般前期入試)合格体験記】
- 受験生時代のあなたのプロフィールを教えて下さい。
- 通っていた予備校(画塾)があれば教えてください。
- 筑波大学を受験した理由(志望動機)を教えて下さい。
- センター試験への入試(受験)対策として、おすすめの勉強法を教えて下さい。
- 二次試験への入試(受験)対策として、おすすめの対策を教えて下さい。
- 入試(受験)における不得意科目と克服の対策を教えて下さい。
- 入試(受験)に対するモチベーションが落ちた時に、どうやってモチベーションを上げましたか?
- 筑波大学の入試(受験)全体を通して、もっとこうしておけば良かったと今、感じることはありますか?
- 今の学群・学類に入って良かったと思えることは何ですか?
- 今の学群・学類に入ってギャップはありましたか?
- 筑波大学入学後、特に力を入れている活動はなんですか?
- あなたの将来の夢を教えて下さい。
- 筑波大学を受験する皆さんに熱いメッセージ・アドバイスなどをお願いします!
【筑波大学芸術専門学群(一般前期入試)合格体験記】
受験生時代のあなたのプロフィールを教えて下さい。
名前:Sさん
出身高校:愛知県立半田高等学校
学部:芸術専門学群美術専攻
入学年度:2019年度
入試形式:一般前期入試
併願校:南山大学経営学部、金城学院大学環境デザイン学科(ともにセンター利用)
おすすめ参考書:現代社会集中講義【三訂版】、入門英文解釈の技術70、青チャート
部活:放送部
部活の引退時期:6月(3年)
\ここでPR/筑波大学の最新入試傾向から筑波大英語対策授業まで全て無料で参加できます!
これに参加するだけで平均20点UP!?
予約する際はタップしてみて!
通っていた予備校(画塾)があれば教えてください。
高木ゼミ(学習塾)、受験対策を行っていた書道教室
筑波大学を受験した理由(志望動機)を教えて下さい。
はじめに、私は普通科の高校に在籍し、書道は中学3年までしかやっていなくて、芸術科目選択も美術をとっていたため、受験を決めるまでは書道とは無縁の生活を送っていました。
そんな私が受験しようとしたきっかけは、高校1年生のときの国語担当の先生のある一言でした。授業を担当していただいたのは1年生のころだけでしたが、私のことを気に留めてくれて、2年生以降も何かと親交がありました。ある時、違うクラスの友達に国語のノートを貸したとき、そこに書いていた字を先生が見て、大変褒めてくれて、地元にあった教育学部の国語・書道専攻の受験を勧めてくれました。ですが、その時、理系に進級していたのもあり、あまり深く考えていませんでした。そこから、先生に高校で表彰される生徒の賞状書きを頼まれたりしているうちに、自分の字をみて、喜んでくれるというのは、私にとって、とても幸せだと感じました。高校3年生の夏になり、行きたい大学が定まらず、迷っているとき、ふと思い出したのが、先生の言葉です。これが、大学で書道を学ぶという選択をしたきっかけです。
そこで、この筑波大学を受験しようと思った理由は、書道を芸術というくくりとして学べる日本唯一の大学だったからです。他大学では、教育学部の中に入っていて、先述したように国語と一緒になっているものもあったため、私が学びたいと思っていたものと少しずれているように感じました。だから、私が一番学びたいものとマッチしたこの大学を志望しました。
センター試験への入試(受験)対策として、おすすめの勉強法を教えて下さい。
受験生になるまでは、学校の授業とテストのみです。予習復習はやったほうがいいと思います。私は現役の時おろそかにしていたため、受験時ににツケが回ってきました。
センター試験の対策自体は、秋が過ぎてからでもいいと思います。その前にしっかりと基礎を固めて、論述できるようになったほうがいいと思います。センター試験の形式に慣れてしまい、変な攻略方法で解くようにならないためにも、まずは思考回路の確立からはじめます。
夏休みのウエイトとして、午前中は学校の学祭に向けての練習、それがない日は実技をやっていました。半々です。毎週土曜日には、書道教室に通っていました。先生の善意で午後もやらせていただいていたので、土曜日は実技の日と決めていました。その他の午後は、主に学校か塾にこもって勉強していました。たまに気分転換にカフェやスタバで勉強していました。
夏休みが終わったら、演習の連続でそれが受験勉強になっていました。なので、家では少しの復習と、実技対策をしていました。
冬休みは、センター試験に向けての勉強一本に絞り、朝9時から夜9時まで毎日勉強していました。だいたいセンター試験の過去問を、時間を計って解き、じっくりと復習して、弱いところの範囲を勉強しての繰り返しをしていました。10年分はやりました。鬱になるかと思いました。もう二度としたくないです。やっぱり、高校生活の積み重ねは大きいと思いました。
二次試験への入試(受験)対策として、おすすめの対策を教えて下さい。
書道の実技対策は、過去問をひたすらやりました。少し物足りなくなったら、地元の図書館で借りたものを臨書していました。対策の知識が少なくて、申し訳ないです。
それと、仮名の臨書の時、テストの時はじめて知ったのですが、針を持って行って、行頭を合わせることができます。絶対この方法をやった方が確実です。私だけが知らなかったのかな?
当日の持ち物とか、本当に不安でした。私は地方出身で、筑波大学の情報が全く入ってきませんでした。受験案内には、持ち物が書かれていたけれど、墨と一口に言っても墨汁かもしれないし、固形墨かもしれないし。墨を磨る時間あるのかな。とか。最低限のことしか、書かれていなかったです。文鎮はいるの?水差しはいるの?何もわかりませんでした。知っている先輩もいないし、知恵袋とかにも載ってるかなーって見たんですけど、なんてったって、小さい領域なので載っているわけないですよね。
結果、私は磨った墨も、墨汁も持っていきました。でも実際使ったのは、前者です。失敗しました。仮名は毎回磨っていたので大丈夫でしたが、大きい文字の時は、磨っていませんでした。その結果すごく薄い!本番、急遽磨り、それでも薄かったです。余計焦りました。本番、固形墨なら、しっかり練習するべきです。侮ってはいけません。実際、教授は磨った墨が良いとおっしゃっているので、そのほうがいいと考えます。硯、文鎮、水差しは持ち込み可です。文鎮は確かではないですが、硯、水差しは貸し出していました。
入試(受験)における不得意科目と克服の対策を教えて下さい。
私の場合、英語が致命的にできなかったので、毎日最低1題解いていました。英語の先生がいつも言っていたんですけど、英語は筋トレだそうです。1日でもやらなかったら学力が落ちるそうです(笑)1題解くといっても、ただ、問題を解くことではないです。すらすらできるようになるまで、全文、主語、動詞、目的語、形容詞、修飾語に分けて、これがどこにかかっているのか、すべてやります。はじめのほうはこれだけで3時間はかかっていました。英語が苦手なら、やったほうが絶対いいです。
入試(受験)に対するモチベーションが落ちた時に、どうやってモチベーションを上げましたか?
休息をとりました。丸一日、受験を忘れていい日を作りました。趣味がないので、このくらいしかないです(笑)
筑波大学の入試(受験)全体を通して、もっとこうしておけば良かったと今、感じることはありますか?
ホテルの予約は早ければ早いほうがいいです。全学部がいっせいに試験ですし、ホテルも多いほうではないので、すぐに埋まります。夏から応募できるホテルにギリギリ予約できたので良かったですが、できなかったらと思うと、とても怖いです。東京に泊まって朝早く出発していたのかな?当日は、ホテルがバスを出してくれました。
今の学群・学類に入って良かったと思えることは何ですか?
好きなことが学べること。高校までは、自分で学ぶことを選択する機会がほとんどなかったのに対して、授業一つ一つを選ぶことができることがすごくよかったなと思います。違う分野の授業から違った見方に気づくことができたりするので、楽しいです。
また、同じことを学びたいと思っている人たちがすぐ近くにいるので、相談もしやすいです。レベルも高いのでとても刺激を受けます。
今の学群・学類に入ってギャップはありましたか?
意外と普通の人が多いなと思いました(笑)なかなか多くの人と話せていないので、これから知っていけたらいいなと思います。
筑波大学入学後、特に力を入れている活動はなんですか?
生活力向上!今まで実家暮らしで、どれだけ楽だったかわかります(笑)
あとは、作品制作です。これまで、作品と呼べるものをほとんど作ってこなかったので、経験を積みながら、表現したいものを、表現方法を確立しながら、思い描く作品を形にできたらいいなと思います。
あなたの将来の夢を教えて下さい。
今はまだ明確には決まっていないのですが、文字を書くことに携わりたいです。
筑波大学を受験する皆さんに熱いメッセージ・アドバイスなどをお願いします!
ガンバレ!