こんにちは!筑波大生専門アパート情報サイト「つくいえ」取材班です!本日は筑波大学体育専門学群の卒業生が多く所属する「ジョイフル本田つくばFC」の男子トップチーム監督である副島監督を取材しました。
ジョイフル本田つくばFCの今後の活動や、筑波大学体育専門学群に入学する上でのメリットについて語ってもらっています。
目次
【ジョイフル本田つくばFC】今季の目標を聞かせてください。
副島監督:JFA昇格が第一の目標であることは変わらないです。昨年、あと”一勝”という所まで来ており、今年も上位カテゴリー(JFL昇格)を目指してチームづくりを行うことです。また、2つ目の目標として、Jクラブ(J1〜J3カテゴリー)への勝利を目指すことです。昨年は天皇杯予選で、敗戦を喫しJクラブと公式戦で試合を行うことが出来ませんでした。実力はもちろんJクラブは格上かもしれませんが、勝つことができる自信もついてきております!
そんな中で、「つくいえ」取材班は、JFL昇格に向けたシーズンオフの過ごし方が気になりました。
【ジョイフル本田つくばFC】JFL昇格に向けた昨季からの改善点
副島監督:24シーズン開幕までに取り組んできたことは、昨シーズンの成果を継続できるようブラッシュアップすることです。JFL昇格戦に挑む力をつけるチーム力や関東1部リーグ優勝を目指した戦術改善となります。そのためにも、まずは選手個人の質を高めることだと思っています。フロント陣としては、選手補強にも注力し、強化に動いておりました。チーム全体として言えることは、攻撃時の高さに懸念点がありましたが、新加入選手は高さも強度もあり、期待できます。
取材班:昨年、栃木シティとの対戦で感じた差はありましたか?
副島監督:昨年11月に行われた栃木シティに敗戦を喫し、個人打開力・得点力に差があると感じました。一方で、チームとしての団結力(特に組織的な守備の原則や強度)は格上のチーム以上のものがあると思います。強みを伸ばし、弱みを克服しようとしています。
*今シーズンは更なる飛躍が期待できるジョイフル本田つくばFCですが、攻撃時の得点力に期待し、新加入選手が加える新たな攻撃バリエーションが楽しみです*
【ジョイフル本田つくばFC】24シーズン開幕に向けて
副島監督:24シーズン開幕に向けて残り少ない日数ですが、とにかくチームとしての完成度にこだわっていきたいです。特に、先に述べた攻撃における最終局面でのコンビネーションの幅を増やすことで、得点力そしてチーム全体戦術の幅も広げていこうとしています。理想は日替わりでヒーローが生まれるような、得点力に期待したいです。
取材班:先ほど、高さが足りていないというような部分もお聞きしましたが、新加入選手の注目ポイントは、どのような部分ですか?
副島監督:新戦力における注目選手は3名です。実は3名とも、過去にジョイフル本田つくばFCに所属していた経歴があります。つまり出戻りです。一人目は、FWの石橋選手。個人の技術はもちろん、高さもあり、過去所属経験もあるので、チームカルチャーへの適応も早いです。二人目は、FWの伊藤選手です。流通経済大学を卒業後、一度、ジョイフル本田つくばFCで活躍し、渋谷シティに移籍。その後今シーズンから戻ってきてくれました。3名目は、木戸選手です。木戸選手は、JFLのクラブでも活躍し、実績もスキルもしっかりとした印象のある選手です。
取材班:なぜ出戻りするんですか?一度チームを離れたところは戻りにくいのでは?
副島監督:1つ目は、個人のチャレンジを、応援する文化があることです。例えば、JFLのクラブに所属し、リーグ優勝をしたいという個人の夢がある方であれば、移籍にも寛容です。残念ではありますが、引き留めず応援するようにしています。2つ目は、そんな個人の夢や目標を応援する文化があるチームに恩返しをしたいと思ってくれるところです。ジョイフル本田つくばFC自体もJFL昇格に向けてあと一歩のところまで来ており、試合で活躍し、恩返しをしたいと思ってくれているところです
【ジョイフル本田つくばFC】社会人クラブでスタメンを獲得できる選手の特徴とは?
副島監督:一番大事だと思うことは、サッカーに対して、とことん真面目であることです。例えば、ジョイフル本田つくばFCでは月曜日や火曜日はオフだったり、フリー練習だったりすることも多いです。また日曜日も月に1回オフがあります。他の社会人チームに比べても、チーム練習が多いわけではありません。その中で、”個人として余っている時間をどう使うか”が大事だと思っております。仕事やチーム練習以外の時間において食事や睡眠、自主トレにこだわれるかが重要だと思います。
【筑波大学】高校3年生〜大学にかけて成長できる選手の特徴とは?
取材班は、指導歴20年以上の副島監督に、伸びる選手の特徴について聞いてみた。
副島監督:まずチーム練習が毎日あることは当たり前だと思っています。練習を通じて、伸びる選手の最大の特徴は、自分自身のストロングポイントを明確に見つけ出し、磨いていることです。次に見受けられる部分は、体づくりです。筋力トレーニングは、18歳から21歳までの期間で、しっかりと始めておくことで、当たり負けせず、自分のストロングポイントを十分に活かすことに役立つからです。大学生になってから始めるでは遅いと感じています。
【体育専門学群】筑波大学入学のメリットとは?
*2001年に、筑波大学体育専門学群に入学し、指導者としての歩みを開始した副島監督に、聞いてみました。*
取材班:筑波大学の体育専門学群や蹴球部に所属することの良さを振り返ってみてどうですか?」
副島監督:総合的に見ると、トップレベルに触れることができる点です。大学1年生で入学してすぐに、チームは関東大学リーグで優勝し、それ以降も、毎年リーグ優勝やインカレ優勝など、様々なタイトル獲得を経験しました。タイトル獲得で得られたものはもちろんありますが、そのプロセスの中で高いスキルを持つ、選手とも出会いました。例えば、羽生 直剛選手(元日本代表)や、石川 竜哉選手(元 鹿島アントラーズ所属)、平川 忠亮選手(元 浦和レッズ所属)などです。また日本サッカー界では、筑波大学のOB/OGも多く、人的ネットワークが豊富であることも、魅力的です。
取材班:筑波大学体育専門学群に入学してからジョイフル本田つくばFCとの出会いは?
副島監督:実は、筑波大3年生のときに、ジョイフル本田つくばFCでコーチをすることになったのが最初です。その当時は、ジョイフル本田つくばFC自体も立ち上げの時期で、最初から関わらせてもらったことが転機になりました。
*副島監督のように、筑波大学の体育専門学群では、スポーツに関する様々な分野を学ぶことができるだけではなく、人的なネットワークから得られるチャンスも豊富だと感じた*
【体育専門学群】筑波大学に入学するまでの学習と部活動
副島監督:実は長崎の進学校出身ではあり、理系でした。元々、九州大学や広島大学などの地方難関大の理系学部への合格を目指す高校生でした。確か、親や周囲の影響もあり、建築学部などをまずは目標にしていました。しかし、高校サッカーに全力投球をし、引退を迎えたあともサッカーが頭から離れず、受験スイッチに中々入ってなかったと思います(笑)。その中で、ぼんやりと「サッカーをはじめ、スポーツに関わる仕事に就きたい」と思い始めました。その中で、筑波大学の体育専門学群を見つけ出し、志望するようになりました。
取材班:親をどう説得したんですか?(笑)
副島監督:現役時代は、自分の好きな学部を受けさせてほしい!浪人したら地元の理系学部にする。と交渉しました(笑)。
*受験スイッチが入った副島監督は、校内でも高い順位まで成績を伸ばし、筑波大学 体育専門学群に見事、ご入学を果たしました*
(筑波大学とも提携を行うジョイフル本田つくばFC)
《副島監督の選択科目》*2001年当時
▶︎センター試験(現 共通テスト)科目
英語、国語、数学1A、(数学2B)、日本史、現代社会、物理B
▶️ 二次試験
実技(サッカー、バドミントン、100m走)、小論文
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