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【筑波大受験生向け】合格体験記!筑波大学心理学類(一般前期入試)~得意科目で躓いて浪人し、得意科目で大量得点して圧勝したとある浪人組の話~

吉田峻

吉田

  • OB
  • 筑波大学 生物資源学類

【筑波大学心理学類(一般前期入試)合格体験記】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

受験生時代のあなたのプロフィールを教えて下さい。


名前:岸本和輝

出身高校:鳥取県立鳥取西高等学校

学部:心理学類

入学年度:2019年度

入試形式:一般前期入試

併願校:同志社大学心理学部

おすすめ参考書:赤本シリーズ、教科書・詳説世界史(世界史)

所属:ラグビー部

部活の引退時期:6月

筑波大学を受験した理由(志望動機)を教えて下さい。

きっかけは、高校1年生の夏休み中に行った有名大学合同説明会で筑波大学の学際性の高さに触れたことですね。当時は社会科学の方に興味が傾いており、後に自分が心理学類を目指すことになるなんて微塵も考えていなかったですけれども、心理学(もとい心理効果)についても興味を持っていたので、当時の自分としては社会科学を学びながら心理学も学べる環境が出来ていた筑波大学は東京大学や京都大学よりも遙かに魅力的に見えてましたね。2年生以降は岡山大学や広島大学のオープンキャンパスにも参加しましたが、それでもやはり筑波大学で学びたいという思いに変わりはありませんでした。もう一つ理由があるとすれば、これは個人的な考えに基づくもので恐縮なのですが、当時の学力から考えて筑波大学が無理な勉強をしなくても入学できる可能性の最も高い大学だったことでしょう。

 

センター試験への入試(受験)対策として、おすすめの勉強法を教えて下さい。

現役生の頃は一日10時間前後(授業を含む)しており、それを5教科まんべんなく勉強していました。・・・・ですが、このような方法はおすすめしません。まんべんなく勉強するよりも、得意科目は無視して苦手科目の点数を伸ばすつもりの勉強をしましょう。私は、世界史と倫理政経、化学基礎、生物基礎、英語筆記が安定して高得点をとれる科目だったので、これらを無視して数学と国語に力を入れていました。ただし、全く対策しないのではなく、2~3日に一度程度は時間を計って過去問一年分を解くようにしていました。特に英語は、新テストに移行した後も現行のセンター試験同様スピーディーに解くことが要求されると思われるので、一年分を解く日でなくても、多少なりとも英語に触れておいて読むスピードが落ちないようにしましょう。以下より私が受けた科目について、対策法を述べていくことにします。
1. 国語・・・漢文と評論での失点を出来るだけ減らすような学習をしましょう。具体的には、文章の流れを的確に捉えながら読む訓練をすることと、漢字の読み書き及び漢文独特の漢字の意味・用法を一つでも多く覚えておくことです。加えて、小説での失点が多い人は「自分ならどう思う」式の考えをしていないか確認しましょう。個人的には、小説には多様な解釈が存在して当然だと思うのですが、受験生の皆様が取り組んでいるのは趣味のための読書ではなく、読解力を測るための「作業」としての読書です。当然、出題者の意に沿った読み方をしなければなりません。合格すれば、自分で時間を作っていくらでも読みふけることは出来ます。ですから、今は我慢して冷静に読み進めてキーワードを丁寧に拾い上げていってください。
2. 数学・・・本年度の現役生は、数学Ⅰ・Ⅱともに覚えられるだけ公式を覚えて、それを使って演習を繰り返すことが肝要です(例えば、積分公式)。演習するときも、時間を計りマークシートを塗り潰す所まで行いましょう。こちらに慣れておくことで、本番でも余裕を持って取り組めます。加えて、字は自分だけが読めるレベルで構いませんが、空きスペースを素早くかつ整然と使う癖をつけておきましょう。こうすることで、見直しをするときに再計算する手間と時間が省けます。来年以降に受験される方は、公式を導出過程も含めて理解し、覚えておくことが重要です。いくら理解したつもりになっても思い出して答案用紙に書き出せなければ、理解していないと見なされるでしょう。ゆえに、理解が重視される試験が作成されたとしても暗記の要素がなくなったわけではないので、公式は正確に理解し、覚えましょう。
3. 英語・・・とにかく毎日英語に触れることが重要です。場数を踏んで、問題を解くのに不要な部分を読み飛ばせる位になるとよいでしょう。発音・アクセント問題については、学校・予備校で法則のようなものを教えてもらう(もらった)かもしれません。しかし、あくまでそれは最終手段であると心得て、普段から単語を正確に発音する癖をつけておきましょう。新テストでは単体の発音・アクセント問題は出題されないということで対策に困っている人がいるかもしれませんが、日頃から正確に発音していれば恐るるに足りません。敢えて対策するならば、筑波大学英語二次試験入試2007年度第二問を確認してみると良いかもしれません。
4. 理科・・・生物基礎は覚えたもん勝ちですから、暗記に徹しましょう。実験道具・過程も覚えてやると30点後半は堅いでしょう。知識だけで解ける問題に時間をかけず、実験から考察できるものを選ばせる問題に時間を割きましょう。化学基礎も基本的には暗記ゲーです。物質の正式名称と化学式を書けるようにしておくとよいです。時間配分についても生物基礎と同様です。
5. 社会・・・倫理分野は、課題文は各大問最後の問題のために読む、というレベルになるまで知識を蓄えましょう。政経分野は、誤文を含めて意外と細かいところまで問われることがあるので、教科書・資料集の隅々まで目を通しておきましょう。時間に余裕のある人は、新聞やテレビのニュースを見ておくとよいでしょう。歴史に関しては一点だけです。選択肢の文を多様な視点からツッコミを入れられるぐらいに、年代も含めて知識を蓄えましょう。多視点のツッコミについて解説するので次の問題を解いてみてください。

 

メキシコで、トゥサン=ルヴェルチュールが指導する独立運動が起こった。

 

これは明らかな誤文で、「メキシコ」を「ハイチ(あるいはサン=ドマング)」に直すか、「トゥサン・ルヴェルチュール」を「イダルゴ」に直す必要があります。このように、
歴史の問題は多くの場合2回訂正することが出来ます。多視点から訂正を入れられるようになることで、思い込みによる思わぬ失点を防げます。

 

二次試験への入試(受験)対策として、おすすめの対策を教えて下さい。

心理学類の二次試験は、英語さえ選択していれば残り1教科は何でもよかったので、私は世界史を選択しました。
英単語に関しては、ターゲット1800をすべて覚えるようにしました。筑波大学の英語二次試験は、単語レベルではターゲットで十分でした。むしろ全部覚えていたら、注釈の多くが不要に思えてきました。それでも不安に感じる方がいれば、同レベル・同形式の他大学の問題(千葉大、東京学芸大、大阪市立大、北海道大、東北大など)を解く中で出てくる未知の単語を覚えておくとよいでしょう。英文そのものも抽象的で難儀なものが出てくることはそれほど多くはないので、過去問及び同レベル・同形式の問題をたくさん解いて英文読解に慣れておくことがかんようです。英作文については、分量が初登場年度から次第に増加してきているので、120字程度のものを書いて、先生に添削してもらいましょう。意見型作文が多いので、余裕があれば賛成・反対のどちらからも書けるようにしておくとよいです(既に解いた方はわかるかもしれませんが、2018年度入試の第3問は完全なる初見殺しです。かく言う私も現役生時代にあれに殺されました)。
世界史については、教科書をフレーズごと覚えておくとよいです。このように言うのは、単語を書くことの多い定期テストと同じ感覚で用語ばかりを覚えて、論述問題はおろかセンター形式の問題でさえ点数が伸びなかった人をたくさん見てきたからです。出来事の流れ(背景・原因・結果・影響・意義)をフレーズごと覚えることはセンター試験対策にもなります。また、最近は少なくなってきてはいますが、一部の教科書にしか書かれていないことが論述のキーポイントになるような問題(2003年度第2問、2010年度第3問)や、そもそも教科書はもちろん用語集にも記述されていない事項を考察した上で自ら導出し論述する必要のある問題(2002年度第4問)、教科書・資料集の範囲を越えてはいないが細かすぎるところを突いてくる問題(2004年度第1問)があるので、なるべく多くの知識を年代・地域漏れなく覚えておきましょう(古代エジプト史をろくに確認もせずに受験してトンチンカンなことを書いて不合格になった自分は、正直なところ、未だに恨めしく思ってます)。ただし、多くの問題は教科書を要約すれば高得点が狙える問題なので、難問をいたずらに警戒することなく、標準的な問題での失点を減らす努力をしましょう。間違っても私のように、複数の教科書をノートに丸写してそれを覚え込んだり、詳説世界史を覚えようとしてはいけません。基礎を固めて堅実に得点しましょう(こうしたことが功を奏したのか、今年は、恐れていたセンター数学のマークミスよる10~15点の失点が現実の話だったとしてもお釣りが出るくらいの点数を世界史でたたき出しました。)。

 

入試(受験)における不得意科目と克服の対策を教えて下さい。

数学が特に苦手で、現役生の頃は数Ⅱの模試で39点をたたき出したこともありました。原因の多くは公式の不正確な暗記と圧倒的な演習不足でした。そこで、浪人生の頃は数学をセンター試験以降全く使わないことが確定していたので、公式を暗記してひたすらマーク問題を解いていました。具体的には、数Ⅰでは大問1と4を、数Ⅱでは大問1と2を8~9割程度得点して残りが6割後半から7割しか得点できなくても問題ないように、これらの大問を速くかつ確実に得点できるように意識して勉強しました。

 

入試(受験)に対するモチベーションが落ちた時に、どうやってモチベーションを上げましたか?

モチベーションが落ちた記憶が無いので、これに関しては他の方の意見の方が参考になるかもしれませんが、強いて挙げるとすれば「自分には退路が残されていないのだ」と考えたことでうすかね(よい子は絶対まねしないようにしましょう。退路がすべて塞がれたら、一般的に言って、人間何をしでかすかわかりません。実行しても構いませんが自己責任でお願いします)。

 

筑波大学の入試(受験)全体を通して、もっとこうしておけば良かったと今、感じることはありますか?

現役受験生がこれを見ている頃(大体9~10月?)にはもう遅いかもしれませんが、ホテルの予約は早めにやりましょう。願書の封筒の中には付近のホテルの電話番号がまとめられた紙が同封されていますが(少なくとも2018年度のものはそうでした)、それを待つことなく自分で調べて早めに予約しましょう。これを行わなかった結果として、私は大学から少し離れたところにあるホテルに泊まらざるを得なくなりました(10月になってようやく予約の電話を入れ始めたので現役生の頃は神田のホテルに泊まることになり、JR・つくばエクスレス・バスを乗り継いで会場まで移動しました。移動だけで1時間30分ほどかかり、疲弊してしまいました。)

 

今の学群・学類に入って良かったと思えることは何ですか?

科学としての心理学を学べるので、単なる学問の追究だけでなく実生活への応用の基礎を勉強することが出来るところです。加えて、心理学類は他学類の授業を受講しても評定は単位を落としたか否かだけで出される(つまり、今話題となっているGPAを気にする必要が無い)ので、気軽に他学類の授業を受講できることですかね。

 

今の学群・学類に入ってギャップはありましたか?

心理学に統計学が必要なことは以前から知っていましたが、その統計学が予想以上に数学っぽくて、公式の理解と暗記が難しいところです。また、1年生のうちはあまり専門的なことは学ばない上に、1年生向けの心理学の授業の一部が生物の授業と化していたことにはギャップを感じずにはいられませんでした。

 

筑波大学入学後、特に力を入れている活動はなんですか?

①.誰が行くのかではなく、自分は何をしたいのかということをよく考えた上で、無理のないカリキュラムを組むこと

②.可能な限り自炊をすること

③.掛け持ちしているサークルにバランスよく参加すること

 

あなたの将来の夢を教えて下さい。

公務員の心理職(法務技官など)

 

筑波大学を受験する皆さんに熱いメッセージ・アドバイスなどをお願いします!

学習面に多くの字数を割いて合格体験談を書いてきて、勘のいい人は察しているかもしれませんが、私の勉強法は地道な積み重ねを前提としています。これは、私自身が天才型ではないことに由来していますし、何より「地道に勉強しない奴が逆転合格を望むべきではない」という持論に基づいております。巷には、武○塾やビ○ギャルのように逆転合格を謳い文句とする輩が少なからず存在します。しかし、少し厳しいことを言うようですが、大学受験という比較的に努力が報われやすい出来事に対して早めに準備を始めて地道に積み重ねていけない人間が合格を勝ち取ることはほとんど有りませんし、よしんば合格したとしてもその後が上手く続いていくことは稀有な例でしょう。上位の大学を目指すという高い目標を持っている、この記事を読んでいる方だからこそ、地道な努力を否定して後になってからあがき、挙げ句逆転合格を謳う輩に追従することは無いようにしていただきたい。何も睡眠・入浴・食事の時間以外すべてを勉強につぎ込めとは言いません。むしろ、ある程度は息抜きをしながらで良いです。効率よく勉強できているなら、極端なことを言えば一日1時間でも構わないと思います(「量が質を担保する」という言葉も正しいですが)。現役生・浪人生にとっては半年、高校1・2年生にとっては1~2年という時間が残されています。くれぐれも、後で後悔しないような日々を送ってください。最後になりますが、受験生の皆様が見事合格を勝ち取られますことを心から祈念いたします。

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