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筑波大学の学群・学類一覧付!学部・学科制と比較しながら学群・学類制を解説!!
◇筑波大学は『学群・学類』制
みなさんこんんちは(^^)
突然ですが、みなさんは筑波大学の学群・学類制はご存知ですか?
筑波大学は学部・学科制ではなく「学群・学類制」となっています。
筑波大学は
9つの学群と23の学類で構成されています。
(体育専門学群と芸術専門学群は学類にはカウントしてません。)
具体的には以下のような学群・学類があります。
◇筑波大学の学群・学群一覧
筑波大学には様々な分野の学群・学類が存在します。
▽人文・文化学群
- ・人文学類 ・比較文化学類 ・日本語・日本文化学類
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▽理工学群
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▽社会国際学群
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▽ 情報学群
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▽人間学群
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▽生命環境学群
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▽医学群
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▽体育専門学群
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▽芸術学群
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たくさんの学群・学類があるのがわかったとおもいます。
ところで、この学群・学類制とはいったいどういうものなのでしょう?
この制度がわからないという受験生もいると思います。
そこで今回は
学群・学類制と学部・学科制を比較しながら解説していこうと思います!
◇学部と学群の違いって何?
まず、学部と学群の違いを簡単に説明していきましょう。
学群とは、
専門的な組織である学部をひとつにまとめ上げたものと言えます。
例えば社会・国際学群ならばは法学、政治、社会、経済といった、他の学部・学科方式でわけてある分野が一つの大きなくくりにまとめられているとイメージしていただければわかりやすいでしょう。
↓図にしてみました。
(例)社会国際学群の場合
これによってそれまで学部単位ごとの分け方よりもより様々な経済学と政治学といった、分野の結びつきが強くなったと言われています。
横のつながりが強くなったと言えば分りやすいでしょうか?
もちろん学群によっては若干意味合いが異なってきます。
芸術学群・体育専門学群は学群という表記ながらも他の学群よりもより専門的で、学部に近い印象です。
◇学科と学類の違いって何?
学群に属する学類は、
学群を細分化した組織であると言えます。
学部の中にも学科と言う組織が形成されてより細かく分類がされています。
大学によっては学科と言う表記だけでなくコースといった表記がなされている場合もあります。
(例)経済学部に入った場合
大学や学部によって分け方は違ってきますが、学部の中をさらに細分化するというイメージでいいと思います。たいていは大学に入ってからコースを選択することになると思います。
仮に経済学部に入ったとしたら、経済学と言うひとくくりの中に様々な分野があって、それを選択するということです。経済学に関連することがメインになってきますからあまり選択の幅は広くないということになります。
(※もちろん大学によって選択肢の幅は違ってきます)
しかし、これだけではまだ学類との違いがわかりませんね。
そこで次の図を見てください。
社会学類のイメージ図です。
(例)社会学類の場合
上のような一つの学問のなかからだけでなく、学類というおおきな枠組みでとらえることによって選択肢が増えるのがわかると思います。
様々な分野を学びつつ選択肢が多くなるのがこの学類制の特徴です。
(※選択肢の多さは学類によって異なります)
◇ぶっちゃけ学群・学類制ってどうなの?①学群・学類制のメリット
ここまで読んでくれた方ならなんとなくわかったと思いますが、学群・学類という分け方は学部・学科という区分よりもあいまいな感じがすると思います。
実際受験生にとってもなじみのない制度だと思いますし、大学によって学群が学類、学類が学域になっていたりと、表記にブレがある場合があります。
ただ、筑波大学の学群・学類制度のメリットもあります。
本来受験の際にどの学問を学ぶかを決めることが必須ですが、筑波大学ではある程度おおまかにやりたい分野さえ決めておけば大学在学中に主専攻を決定することも可能です。
大学入学時は政治学を主に学びたいと思っていた人が、いろんな授業を受けてから経済学を受験なしで主専攻に変えることも可能になってくるわけです。
『自由度が高い・幅広い分野の授業を受けることができる』
というのがこの制度のメリットです。
◇ぶっちゃけ学群・学類制ってどうなの?②学群・学類制のデメリット
受験時に自分の学びたいことを決めなくてもあとで変更が効くし、自由度が高いと言ってもデメリットが無いわけではありません。
『他の大学と違うシステムだからわかりにくい』
『逆に何を学べばいいのか迷う』
というのがデメリットであります。
高校生の段階で将来の見通しがきっちりと決まっているような人にはかえって興味がないことも学ばなければいけないので面倒くさいかもしれません。
◇まとめ:学群・学類制とは
まとめますと、
【メリット】
・学部・学科の分け方よりも幅の広い分け方
・授業選択・主専攻選択の自由度が高い
【デメリット】
・分け方が他の大学と違っていて曖昧でわかりにくい部分がある
・自由度が高い分迷いやすい
ということになります。
ただ、正直に言いますと、この制度はなんとなくわかっていれば、あるいは、
まったく理解していなくてもそこまで問題ないと思います。
今までわかりにくい学群・学類の制度のせいで筑波大学を敬遠してたひとは入学も検討に入れてみてはいかがでしょうか?