筑波大学比較文化学類(一般前期)合格体験記~センターC判定からの逆転合格を目指して~


あなたのプロフィールを教えて下さい

 

名前:鐘尾佳子

学部:人文文化学群比較文化学類

学年:1年

入試形式:一般受験(前期試験)

併願校:都留文科大学社会学科現代社会専攻(中期)、愛媛大学法文学部人文学科(後期)

おすすめ参考書:ZESTAR総合英語(Z会)、上級現代文Ⅰ(桐原書店)、最新世界史図説タペストリー(帝国書院)

所属:放送部

部活の引退時期:8月

 

筑波大学・筑波学院大学を選んだ理由を教えて下さい。

 

私は他の教科と比較して圧倒的に数学が苦手でした。

三年生の春から二次試験に数学を課さなかったり、

センターで数学に重点を置いていなかったりする国公立大学の文学部や法学部を手あたり次第探しました。

情けないのですが、自分の勉強したいことをもとに志望校を決定することを後回しにして、

数学ができないことで進路を狭めてしまったのです。

結局センター試験でのマーク式の問題で、他の教科全てで8割以上とれるようになっても、

数学はⅠA・ⅡBともに半分も安定して取れないという状態のまま、センター試験当日を迎えました。

もちろんセンターの数学の点数は酷かったです。

他の全ての教科で満足する結果を得たわけではないけれど、数学が苦手なことは最後まで私を苦しめました。

私は明確にどこの大学、または何の学部を目指そうというこだわりを持たず、

絞られた志望校の中に、メディアに関する勉強ができる大学があればいいな、という程度に思っていただけでした。

また、私は歴史や思想の勉学にも取組みたいと考えていました。

三年生の夏以前から受験科目とセンター試験・二次試験の配点を考慮して

筑波大学の人文文化学類と比較文化学類に興味をもっていたのですが、8月に部活を引退して、

受験勉強一本頑張ろう!という状態になり、やっと志望校を確定しようという気持ちになりました。

比較文化学類について調べてみると、学際性に富んだ学類だということがわかり、

多様な知識を身につけたい自分に合っていると感じました。

さらに、メディアを専門にできることや卒業生の方がNHKに就職なさっていることが魅力的でした。

人文学類より比較文化学類を選択した一番の理由は、センター試験の科目と配点が自分にとって有利だったことなのですが、

学びたいことという点においても比較文化学類の方が魅力的でした。

 

将来の夢を教えて下さい。

 

私は将来、テレビ局に勤めたいと考えています。

高校で三年間放送部として活動したことがこの目標をもったきっかけです。

人の心に訴えかけるドキュメントをつくりたいと思います。

比較文化学類での学びを通して正しいジャーナリズムの在り方について考え、多様な知識を身につけたいです。

 

おすすめの勉強法を教えて下さい。

 

勉強すべきことと優先する必要のある教科をリストアップしながら勉強する方法です。

そして、中期的な目標を模試ごとにたてることです。

学校などから長時間勉強するように促されると思いますが、するべきことを理解しないままやみくもに勉強しても、

点数は伸びないし、好きな科目ばかり勉強することになります。

長時間勉強することより、自分が得点を伸ばすべき、

または伸びしろの大きい科目(つまり苦手科目ということになると思います)の勉強を優先するべきです。

私の場合、早い段階で諦めてしまった勉強法なのですが、やはりバランスよく得点を稼ぐことは重要です。

特にセンター試験は易化・難化する教科を推定することが困難なので、

特定の教科での得点に期待することは得策ではありません。

辛い勉強法ですが、細かい目標を設定して達成していくことでやる気がおこると思います。

 

不得意科目と克服方法を教えて下さい。

 

前述したように、大の苦手科目ではありましたが全く克服できなかったので数学に関しては私自身からは何もアドバイスできません。

先生から何度も言われたことは公式を確実におさえることです。

もちろんセンター試験にも言えることですが、主に二次試験に言えることなのではないかと思います。

数学の点数をぐんぐん伸ばしていった友達や、数学が得意な友達をみてきた中で感じたのは、

ある程度の数学の知識を身につけたら、センター試験は慣れやテクニックで目標点をとれるのではないかということです。

センター試験は出題される分野や形式が限定されます。私もできないなりに工夫はしました。

できない問題はきっぱり割り切ることです。

できない人でも解ける問題はあります。

それを確実に解くことが重要で、そうしたら半分以上はとれます。

また、私は文系なのに化学を選択していました。

二年生になって無機・有機の勉強が始まったときには本気で後悔しました。

暗記するだけでも大変なのによくわからない計算まででてきて嫌になった上に、

文系科目の勉強も忙しくなり、化学の勉強に取り組む時間は正直ゼロに近かったです。

センター化学の勉強を本気でやり始めたのはセンター試験の直前、三年生の冬休みです。

三年の秋の時点で知識不足が明らかだったので、少しずつ暗記していくことは始めましたが、

センターの問題に慣れようとしたのは冬休みからです。

慣れが大切というのは化学にも共通して言えることです。

同じような問題が絶対に出題されるので、一度解いた問題は間違えない!という心持で勉強することが大切です。

そして、一・二年生の時は得点源だったはずの英語が三年生になって急に点数がとれなくなり、すごく焦りました。

三年生になってから単語力不足に気づき、一年生の時に固めたはずの文法力も落ちていました。

センター方式の問題を解いても時間が足りず、解ききれないまま終わることも多かったです。

センター英語は直前に大量に問題を解いて感覚を身につけたり、解答する順番を工夫したりすることで乗り切りました。

筑波大学の二次試験の勉強は単語力でもスピードでもなく、国語力が必要かなと思います。

私は長文読解のペースが遅いので、正直時間的にも大変でしたが。

 

今の学部に入って良かったと思えることは何ですか?

 

比較文化学類では、入学したばかりの時から先輩方が新生活や大学での勉強についてとてもためになるイベントを開催して下さいます。

新しい友達もイベントを通してたくさんできます。

他学類と比べて学類としてのイベントは少ないそうですが、すべて楽しく、ためになるのがいいところだと思います。

忙しい時期なので大変だと思いますが、積極的にイベントに参加して欲しいです。

勉強に関しては、本当に多様なことができます。

その多様性の中で自分の専門を確立したり、

複数の分野を結合した研究に取り組んだりすることができることが大きな魅力であると思います。

 

今の学部に入ってギャップはありましたか?

 

悪い意味でのギャップはないです。

驚いたことは、比較文化学類が開設する授業においても多様性がありますが、

筑波大学は学群・学類同士の敷居が低いため、他学類が開設する授業も履修できることです。

政治や憲法など社会系の勉強もしたいと考えていた私にとっては嬉しいことでした。

  

受験生へのアドバイスを熱く語って下さい!

 

合格するまではずっと不安だったり苦しかったりすると思います。

そんな時一番の支えになるのは家族・友人・信頼できる先生と、大切な人への感謝の気持ちです。

そして、志望校の存在です。

当初は志望校に強いこだわりのなかった私ですが、

受験勉強末期には比文に行きたい!という気持ちが強くなり、最後踏ん張る力になりました。

パンフレットを身近に置いて、時々開きながら勉強していました。

勉強一辺倒になってしまうと苦しいです。

息抜きを適度にしながら最後までくじけずに頑張ってください。

 

筑波大生・学院大生の皆さんに何かメッセージなどありましたら教えてください。

 

つくばに閉じこもらずに、積極的に外へ目を向けることが大切だと思います。

特に、つくばエクスプレス(TX)があり、東京へ行きやすい環境にいることは利点です。

新聞やテレビなどを介した時事問題の収集を行い、それらに対する自身の考えをもち、

意見を発信する能力を習得することが就職活動の時に役立つと思います。

筑波大学には様々な国・地域から来た留学生がいるので、

彼らと交流する機会を活用したいですね。


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