筑波大学大学院(一般2月期)合格体験記〜8月の院試前に病に斃れながらも2月期試験 で高度IT専修プログラムに入学できた話〜


あなたのプロフィールを教えて下さい

 

名前:今川裕士

学部:システム情報工学研究科 コンピュータサイエンス専攻
高度IT人材育成のための実践的ソフトウェア開発専修プログラム

学年:博士前期1年

入試形式:一般入試(2月期)

併願校:山形大学 理工学研究科 情報科学専攻(8月期)

おすすめ参考書:学部時代の講義資料,情報数学やCに関する参考書でOK

所属:裏千家茶道サークル

サークルの引退時期:4年の12月頃?(ほぼずっといた)

 

筑波大学大学院を選んだ理由を教えて下さい。

 

私が筑波大学大学院を受験した理由はまさに私が受験した

「高度IT人材育成のための実践的ソフトウェア開発専修プログラム

(以下、高度IT専修プログラム)」

が開講されているからと言っても過言ではないでしょう。

私は学部生時代に思っていたのは、

「これから技術者として社会に出るなら学部4年間の知識と経験だけではまだまだだ。

大学院に進学したほうが自分の思い描くようなキャリアパスを歩めるだろう。

しかし、普通にMasterとして2年間研究だけしていても

自分の思うような技術力は身につかないから実践的なことを学びたい」

ということでした。

さらに、個人の考えとして人間は流動的に生きるべきだと思っていたので、

自分から積極的に活動の場を変えていこうと思い、

外部進学することは確実に決意していました。

私のいた山形大学にはそのような課程はなかったので、外部進学を考え始めたところで、

大学受験時代に一度選択肢に(ダメ元で)入れようとしていた筑波大学を思い出し、

“高度IT”を知りました。実践的な大学院では他にも多々ありましたが、

立地やカリキュラムなどから最終的には筑波大学大学院に決めました。

その他にはJAISTやNAISTを選択肢として挙げていましたが、

山形出身の私にとっては移動が大変だということから選択肢から外しました。

 

将来の夢を教えて下さい。

 

大学院入試のあたりでは、

「大手SIerに入って技術もさながら社内社外問わず折衝に長けた社会人になりたい!」

と意気込んでいました、

しかし、最近ブレまくっています。

現在、高度ITのプロジェクトでアジャイル開発を実践しているのですが、

自分はチームの一員として開発プロジェクトに携わって実際にコードを書いたり、

チームをまとめたりしてみたいなと思っています。

将来の夢なんてものは出会いや出来事などで簡単に変わってしまうものだと思います。

常にアップデートしてもいいと思います。

一方で同じ夢を強く持ち続けてそれに向かって一生懸命動くことのできる人間は

とても感心しますし、羨ましいです。

私は気まぐれなので続かないのです(笑)

 

 

おすすめの勉強法を教えて下さい。

 

コンピュータサイエンス専攻の入試には一般プログラム(一般的な博士前期課程)と

高度IT専修プログラムの志望について、

併願するかどちらかを単願するかについて出願時に決める必要があります。

一般プログラムの入試には数学と情報基礎という2つの科目が必要になります。

一方で、高度IT専修プログラムは情報基礎のみ必要です。

併願の場合には、情報基礎の点数だけが選抜に使用され、

単願の場合には数学の受験が不要です。

前述の通り、私は高度IT専修プログラムを志望していたので迷わず単願で出願し、

情報基礎の勉強に全リソースを割きました。

そのため、数学に関してのアドバイスはできません。

勉強法としては過去問を解くことを主にやっていました。

過去問は5回分を2、3回解き直したり、

これまでの出題傾向を見極めたり、

ということをやっていました。

おそらくみなさんが学部でやってきたことと範囲は被っていると思います。

もし、やったことがないことがあればそれについては

念入りに勉強して臨めば十分だと思います。

範囲の中に論理回路の「カルノー図」が含まれていましたが、

私は論理回路についての講義をたまたま取らなかったので

カルノー図に関しては初めて学習しました。

電気系の学科の友達に聞いて、カルノー図の解き方を覚えた上で

論理回路の絡む過去問を解きまくりました。

出題傾向を見極めるということは勉強の見積もりをする上で重要だと思います。

出ないところを一生懸命やっても評価されません。

かならず出るところ、出そうなところを念入りにやっていると点が取れます。

私の受けた試験では、

解いた過去問の中では出題されていなかった「ハミング距離」に関する問題が出ました。

しかし、傾向から外れていることを知っていたので「みんな同条件だから」

と解けるところを解き、自信をもって答案を出しました。

 

 

今の研究科に入って良かったと思えることは何ですか?

 

高度IT専修プログラムというところは、自然と優秀な人が集まってくるところです。

そのため、高専出身のデキるやつとか、

プログラムめっちゃ書けるやつとか意識高いやつとかがが集まってきます。

その環境の中で自分も感化されることでいい影響を受けることができました。

プログラミングもっと勉強しようとか、勉強会があったら出てみようとか、

趣味でプログラミングしようとか、3万円ぐらいするキーボード買ってみようとか…。

同じ学年では18人しかいないコースですが、

みんな個性的でいい人たちばかりなので入学してよかったと本気で思っています。

先生や事務の人たちのサポートも手厚く受けられるのも大きな魅力です。

 

 

今の研究科に入ってギャップはありましたか?

 

入学時に実際言われましたし、実際いろんなところで言われると思いますが、

「自分から学ぶ態度を持たなければ身につかない」ということです。

多忙らしいし、受け身になっても勝手にスキルが身につくようなところなのかな?

と思っていましたが、そんなことは一切ありませんでした。

自分から動かなければ習得できません。

また、グループワークが多いのでチームの一員として動くことを求められます。

自主性が試される場です。

個人作業はレポートだけのようなもので、

誰かと協力して成し遂げるということが多いように感じたのもギャップでした。

 

 

受験生へのアドバイスを熱く語って下さい!

 

タイトルにもありますが、一般的な院試は8月に行われますが、

私は2月期で受験し、合格しました。

これは、8月の院試直前に水ぼうそう(大人になってからかかると酷くなるという)

にかかってしまい、

三日三晩高熱を出したうえに自分が菌をばら撒く危険性も考慮して受験を自粛したからです。

4年の8月で進路が決まっていない状況は、

大学入試のときよりも追い詰められていましたし、就活に切り替えようとも思いました。

しかし、大学院に入りたい気持ちを抑えきれず、最後のチャンスに賭けました。

2月期の受験は卒業研究が大詰めの時期真っ只中で、

院試勉強を同時にこなしていたのは

日本中探してもなかなかいなかったのではないかと思います。なかなかつらい時期でした。

最終的に卒業研究発表を終えた夜に合格通知が届いて、

どんな長い戦いにも終わりがあるのだと思いました。

どんな状況でも、自分次第でどうにでもなるものだと思います。

自分の入りたいという熱い気持ちがあれば合格することができます。

しかも、大学入試と違って、

自分の4年間やってきた分野で勝負できるので頑張り次第で良い結果を得られるでしょう。

 

 

筑波大生の皆さんに何かメッセージなどありましたら教えてください。

 

今の学校に望んでやってきた人も望まずにやってきた人もいると思います。

いろんな縁があってつくばにやってきた皆さんですので、

この地で過ごす時間を大事にして過ごしてほしいと思います。

そして、出会った人々を大事にして学生生活を謳歌してほしいと思います。

自分も楽しみます!

 


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