高専生のみなさんにはおなじみの「高専病」。
大学に編入してから高専生のみが持つあの独特な雰囲気を懐かしく思うこともありました。
しかし、ここは大学です。高専生のままではいられません。
大学生活をエンジョイするためにも、高専気質を抜け出し「脱高専病」を成し遂げましょう!
高専病とは
高専生なら誰しも一度は耳にしたことがある「高専病」とは一体なんなのでしょうか。
実際、「高専病」には定義があるわけでもなく、なんとなくしかイメージがないかもしれません。
そこで、私が筑波大学に編入して思った高専生の特徴や友達から聞いた
高専生に対するイメージをもとに、
「高専病」がそのようのものなのか考えてみたいと思います。
これはあくまでわたしの個人的な意見なので、
ここで書かれていることはあくまで参考程度に考えて下さい。
くれぐれも、「これが高専病の定義」とは思わないようにお願いします(笑)
高専病の原因①:女子の少なさ
第一に「女の子」との交流の少なさに高専病の原因があると思われます。
高専は理系の学科が多いことから、女子学生が非常に少ないのが特徴です。
そのため、男子学生は女子学生と交流する機会が少ないのが現状です。
クラスに女子がいたとしても、女子とは思えない感じの人だったり、
オタク系女子だったり、「The女子」みたいな人は少ないですよね。
反対に女子も、女子学生が少ないことから
自分が「女子」であることを忘れ、よく分からなくなってしまう傾向にありませんか?
5年間も男子ばかりの環境にいたら、そうなってしまうのもしょうがないかもしれません。
でも高専女子のあなた、「女子」であることを忘れてはいけません。
男子と同化してしまっては、大学生活をエンジョイできませんよ。
女子が少ないことで起こる問題とは
女子が少ないことでどのような現象が起こるのでしょうか。
まずいえることは、高専生活における恋愛の難しさでしょう。
学校生活を送る中で、
男女関係というものが存在しないに等しい環境にあるのが高専かもしれません。
男子は恋愛対象としての女子、
女子にとっては恋愛関係について語れる相手としての女子が存在しないのです。
それゆえに、高専では
「恋愛」というものが非現実的なものになってしまいがち
といえるかもしれません。
男子学生については、女子への免疫の低さから、女子なら誰でもかわい見えてしまったり、
年上の女性が魅力的に思えたり(先生など)、そんな風潮はありませんか?
また、現実世界を離れて二次元の世界に入り込んでいく人も少なくありません。
アニメの世界に理想の女性像を描く人も多いのではないでしょうか。
女子学生にとっても、そんな男子と話が盛りあがって同調している人が多いのではないでしょうか。
高専病の原因②:オタク気質
「高専生=オタク」という構図はよく知られており、
実際にオタクであることを認めている人も多いはずです。
ゲームやコンピューター、アイドル、電車など、その分野多岐にわたります。
また、高専ではオタク仲間を見つけやすく、オタクがいて当たり前のような環境のため、
特に珍しい現象ではありません。
しかし、大学においては通用しません。
編入してからできた友達に、
「この前高専出身の人と知り合ったんだけど、めっちゃオタクっていうかアニメ好きみたいで、全然話ついていけなかったわ~(苦笑)」
といわれたことがあります。
大学ではオタクであることが通用する場所ではないのかもしれません。
もっと世間での出来事に関心を向けて、
大学生と共通の話題を見つけていく必要があるかもしれませんね。
以上、高専病の原因として「女子との交流の少なさ」と「オタク気質」という点を紹介しました。
大学に編入しても自分を貫きたいというひとはお世話な話かもしれませんが、
大学生としてリア充な生活を送りたいと思うのであれば「脱高専病」を図る必要があるでしょう。
しかしその方法はお教えすることができません。
女子との交流の少なさは、何かで補えるものではなく、
実際に女子と交流していかないとどうにもならない問題です。
オタク気質改善についても、
大学生と交流する中でこういう話題は良くないんだなと自分で見つけていくほかないのです。
しかしその中で重要なことは、
自分が「高専病」に陥っているかもしれないということを理解し、
それを克服しようと思う気持ちです。
大学生活をリア充として送りたいと思えば、ある程度の努力が必要です。
そのための努力ができるかできないかはあなた次第です。
1つアドバイスをするとすれば、恐れずに話しかけてみるということです。
そうやってどんどん慣れていくことで、高専病を克服することができるはずです。
大学生活に何を求めるかはあなた次第です。
しかし、大学生活には青春がつきものだと考え、
ちょっと努力してみるのもまた新たな経験が増え、いいことかもしれません。
脱高専病を成し遂げ、バラ色の大学生活を送ってみませんか?