目次
あなたのプロフィールを教えて下さい
名前:越川知紘
学類:社会工学類
学年:3年
入試形式:一般受験(前期試験)
併願校:東京理科大学工学部、芝浦工業大学工学部、東京都市大学理工学部
おすすめ参考書:英語長文レベル別問題集 (東進ブックス―レベル別問題集シリーズ)
所属:帰宅部(主将)
部活の引退時期:卒業式
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筑波大学・筑波学院大学を選んだ理由を教えて下さい。
僕が筑波大学を選んだ理由、というよりは僕が社会工学類を選んだ理由を書きます。
元々僕は建築や町の成り立ち、またその地方の歴史のような、
都市に関する分野に興味を持っていました。
その中でもどちらかと言えば建築方面に興味があり、当初は建築学科を志願していました。
しかし、高校の先生や両親と話したり、
自分なりに都市に関わる分野について調べているうちに、
都市計画というものを知ることとなりました。
都市計画とは何ぞや、と言われるとと多くの側面を孕みすぎていて簡単には説明できませんが、
とにかく僕のやりたいことにはぴったりの分野でした。
そしてその分野を学べるのが社会工学類でした。
そもそも社会工学類とは、
簡単に言えば社会問題に関して数理的アプローチ
(数学やパソコン技術など科学的な手法を用いること)を行い、
問題メカニズムの解明やその解決を図る人材の育成を目指している場です。
読めばお分かりの通り、とても抽象的な説明文です。
それも学んでみれば当然で、ここで挙げる社会問題とは、特定出来るものではなく、
犯罪多発化、経済の低迷、震災による被害、火災の発生、地価高騰など、
ここでは一例しか挙げることが出来ないほど多くのものがあります。
故に学ぶ分野は決して特定されたものではありません。
これも社会工学ならではの、面白い点だと思っています。
この広すぎる分野を、社会工学類では3つの専攻に分けています。
それが社会の経済問題やメカニズムなどを扱う社会経済システム専攻、
企業や経営に関するマネジメント手法や経営戦略のようなものなどを学ぶ経営工学専攻、
そして僕が入った都市計画専攻です。
この専攻とは、建築学科であれば建築、物理学科であれば物理、と言う様に、
都市計画専攻では都市計画に関することを学びます。
しかし、他と異なるのはあくまで”メインとして”学ぶ分野のことである点です。
これは筑波大学の良さとも言えると思いますが、
自分の所属する分野以外に関しても学ぶことが出来るような
カリキュラムを取っている特長を兼ね備えています。
故に都市計画や建築を学ぶ上で知りたいけれど、また趣味として学びたいけれど、
この自分の所属する分野では学べないことがあれば、他の分野で学ぶことが出来ます。
これも自分がお勧めできる点です。
長くなりましたが、要約すると、
・興味があった建築や町の形成や歴史を学べるのが都市計画であった。
・筑波大学社会工学類では都市計画を学べる。
・筑波大学社会工学類では他にも経済や経営に関しても学べる。
・筑波大学では自分の学類や専攻以外も学べる。
というような良さもあり、自分は今この筑波大学社会工学類に入学しました。
将来の夢を教えて下さい。
僕自身の夢はコロコロと変わるので、
URのような都市再生に関わりたいと思うこともあれば、
一級建築士(ちなみに社会工学類ではこの受験資格を取得可能です)
になりたいと思っていた時期もあるし、
建設系コンサルタントをやりたいと思ったりと漂流しています。
ですが、”都市に関わる仕事”,”建物に関わる仕事”という2つの夢への条件(?)はあります。
ただ、この都市計画を学んでいる人間が全員自分のような考えなのかと言われると
そうも言えません。
金融業や観光に関する仕事、防災に関する研究など、
出来ることもやりたいことも多種多様です。
おすすめの勉強法を教えて下さい。
とにかく量をやることだと思います。
僕は要領が悪い上、納得出来ないと次に進みたくないような人間なので、
他人に比べると多大な時間を必要としました。
英単語はひたすら読んで、書いてを繰り返しましたし、
数学も解けない問題が無くなるまでただやり続けました。
しかし、そのおかげで頭にしっかりと、特に数学と英語の基本が叩き込まれました。
筑波大学では基礎を聴かれる問題が多く出題されるので、
このお陰で自分は高得点を出すことが出来ました。
勿論「量か、質か」と議論したときに量が全てとは思いません。
しかし時間を掛けたくないからという理由で効率性などの質を重視したり、
そもそもどちらにすべきか自信がないのであればとにかく量をこなすことをお勧めします。
勉強法としては役に立たないかも知れませんが、
量をこなすことが最もローリスク・ハイリターンの手法だと思っています。
不得意科目と克服方法を教えて下さい。
不得意科目は理科(物理・化学)でした。 解答や教科書を読んでもなぜこうなるのか、
という計算の過程が理解出来なく困っていました。
そういうときはとりあえず学校の先生を頼りました。
幸い、特に物理に関しては本当に尊敬出来ると言える程いい先生に出会えましたし、
化学に関しても担任の専門で聞きやすく、質問しやすい環境がありました。
何だかんだ言っても自分なんかよりも先生は優秀ですから、
使えるものは使う、というようなスタンスで先生にご迷惑をお掛けしながら苦手を潰しました。
今の学部に入って良かったと思えることは何ですか?
勉強の分野に関しては最初に書いた通りなので割愛します。
ここでは友人関係について纏めます。
社会工学類、特に都市計画専攻ではグループワークが多くあります。
人間関係のグループは、多くが考えが似通ったような人で集まってしまい、
そしてそのまま固定されがちです。
しかしグループワークで今まで会わなかったような人と話すことによって、
自分には持ち合わせていなかったような意見や考えに気付かされます。
また、それぞれが興味のある分野がやや異なるので、
それぞれの視点から見た意見も集めることが出来ます。
つまり、色々な人と話し合うことで
自分のスキルをブラッシュアップ出来るような機会に恵まれたことが良かったと思える点です。
今の学部に入ってギャップはありましたか?
ギャップはあまり感じませんが、
建築と都市計画が厳密には似ていながらも全く異なる分野であることには驚かされました。
勉強する内容も、方法もやや違うんです。
けれどもどちらも学べるという点で言えばそれほどのギャップではありません。
受験生へのアドバイスを熱く語って下さい!
挫けたり、めんどくさくなったり、
どうでもよくなることは余程の人でない限り出てくると思います。
でもそこで頑張れたかどうかが大学生活を決定します(と反省している節がある自分)。
筑波大生・学院大生の皆さんに何かメッセージなどありましたら教えてください。
勉強頑張りましょう。
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