目次
- あなたのプロフィールを教えて下さい
- 筑波大学を選んだ理由(志望動機)を教えて下さい。
- 推薦・AO試験への対策として、おすすめの対策を教えて下さい。
- 推薦・AO試験の受験当日はどんな試験・雰囲気でしたか?
- 不得意科目と克服方法を教えて下さい。
- モチベーションが落ちた時に、どうやってモチベーションを上げましたか?
- 筑波大学の受験全体を通して、もっとこうしておけば良かったと今、感じることはありますか?
- 今の学群・学類に入って良かったと思えることは何ですか?
- 今の学群・学類に入ってギャップはありましたか?
- 筑波大学入学後、特に力を入れている活動はなんですか?
- 将来の夢を教えて下さい。
- 筑波大学を受験する皆さんに熱いメッセージ・アドバイスなどをお願いします!
あなたのプロフィールを教えて下さい
名前:匿名希望
出身高校:地方の美術系高校
学部:芸術専門学群洋画専攻
入学年度:2014年
入試形式:推薦入試
併願校:なし
おすすめ参考書:
所属:美術部(部長)
部活の引退時期:7月中旬
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筑波大学を選んだ理由(志望動機)を教えて下さい。
私は、市外の私立高校に通っていたため、
大学はできるだけ経済的に負担のかからない場所を選ぼうと考えていました。
そのため、最初から私大の美術大学や浪人は考えていませんでした。
しかし、美大にあこがれていた私は、
できるだけ私大に近い設備とレベルで絵を描きたいと思い、
国公立で本格的に美術を学べる大学を探しました。
また、絵以外の分野も広く学びたいと考えていました。
様々な分野にふれ、興味を多方面に広めていくことで、
自分の世界観になんらかの変化が生まれるのではないか、と思ったからです。
以上3つの観点からみたとき、
一番バランスがいいと思ったのが筑波大学だったので、この大学を受験しました。
推薦・AO試験への対策として、おすすめの対策を教えて下さい。
制作で受験する人向けにかきます。
とにかく数をこなしてください。デッサンも塑像もデザインも、
受験で求められることは、数をこなせば修得できるものばかりです。
受験と同じ時間内・条件で、人より多く数をこなしてください。
面接では、受験対策のためにやってきたことを言えるようにしてください。
(受験対策作品の数・始めた時期・制作の上で意識したこと など)
また、自分の美術に関する考えをまとめておいてください。
あとは、出願時に提出した作品の説明をさらっと言えれば完璧です。
面接は軽く行われるので、あまり身構えずに!
ここからはおまけです。
出願時に提出する作品はコピーしたものを1枚、と記載されていましたが、
私は厚さ6cmぐらいのファイルで提出しました。
ちょっと反則っぽいですが、
高校時代にたくさん作品をつくってきた人は凝ったファイルを作るのも手だと思います。
私はこの方法で面接のときにかなり得しました。
(日本画やデザインもやっていたので、洋画の先生以外からも質問していただけました。面接は印象に残ったもん勝ちです。)
推薦・AO試験の受験当日はどんな試験・雰囲気でしたか?
洋画専攻向けにかきます。
受験者は、全員6時間でしっかり完成させており、密度を出してきている人も多いです。
差がでるのは形なので、形にはシビアになってください。
また、私の時は、石膏像は1mくらいの台の上にありました。
会場は普通の教室のため、光が錯乱しています。
2列になってのデッサンなので、頻繁に離れてみることが難しい場合もあります。
場所はくじ引きなので自分では選べません。
よければ参考にしてください。
面接は、とてもフレンドリーに話してくれます。
普段から美術に触れている人であれば、楽しくお話しするだけでも充分です。
運がよければお昼前には帰れるので、午後に東京の展覧会をみて帰るなんてこともできます。
2日目は気楽に望んでください。
不得意科目と克服方法を教えて下さい。
英語が特に苦手でした。今でも苦手です。
残念ですが、筑波大学では特に英語に力をいれています。
コインシャワーの使用方法説明が英語表記のみというほどです。
英語が苦手だと苦労します。苦労してます。
アドバイスできる身ではありませんが、リスニングと読解は最低限できたほうがいいです。
英語のクラスは成績順にA・B・Cのクラスに分かれますが、
クラスによっては英語の本を1冊読んで、プレゼンする、ということもあるそうです。
厳しくはないので普通にやっていれば問題ありませんが、手を抜かないようにしてください。
モチベーションが落ちた時に、どうやってモチベーションを上げましたか?
極論ですが、モチベーションなんて考えないほうがいいです!
私も受験対策中に、苦手なモチーフがでたり、なんだか上手く描けない時がありました。
よく「今日調子悪い~」と言っていましたが、今日描けないものが明日描けることはありません。
それが今の自分の限界です。
しかし、自分の絵が悪いと分かる時は伸び時です。
チャンスです!違和感の理由を粘り強く探って、大きく訂正する勇気を持ってください。
先ほども述べましたが、差がでるのは形です。
時間内に完成しても形が狂っていると落とされます。
本番で違和感をみつけた時、改善させるための練習を!
筑波大学の受験全体を通して、もっとこうしておけば良かったと今、感じることはありますか?
もっと早くに集中して対策すればよかったと思っています。
私は受験1ヶ月前まで半分諦めていました。
そのため、あまり集中して取り組むこともなく、邪念の中で制作していました。
あの期間にもっと集中してやっていれば、
もう1段階上に行けただろうな、と後悔しています。
今の学群・学類に入って良かったと思えることは何ですか?
なにより楽しいです!
芸専は、相当変な趣味でも認めてくれる人がいます。
気兼ねなく自分を表現できますし、新しいことにもチャレンジしやすいです。
また、学群の中でも専攻が違うので、お互い刺激しあえます。
ほかにも、他学群の人に「芸専なら、これ頼める?」ということで
アプリやパーカーのデザインを任されたこともありました。
入学したら、ぜひ、いろんな人とのつながりを大切にしてください。
今の学群・学類に入ってギャップはありましたか?
もっと変な人ばかりあつまるかな、と思っていたら、
結構常識人が多かったです。
頭のいい人達だな~という印象を受けました。
また、自分から動かないと、他学群とのかかわりは少ないと感じました。
かかわる機会はたくさんありますが、受け身になっていてはそれを生かせないことがあります。
もし、自分の学んでいることを生かしたい!と思ったら、
自分の学群の中だけにとどまらず、違う方面にも飛び出してみたほうがいいと思います。
筑波大学入学後、特に力を入れている活動はなんですか?
そういえば、学業的な活動にはあまり参加していませんでした!
サークルが楽しくて、そればかりです。
花火研究会に入っているのですが、ああいう表現も作品として面白いなと思っています。
1年の時は難しいと言われたので参加していないのですが、
創造的復興プロジェクトというものがあります。
東北出身なので、2年になったらぜひこの活動に参加したいと思っています。
将来の夢を教えて下さい。
具体的には決まっていませんが、何かを演出する仕事につけたらな、と思っています。
せっかく両親に、美術を学べる大学に行かせてもらったので、
それを生かせる仕事につきたいな、と考えています。
その合間に自分の作品を制作できたら、最高ですね!(笑)
将来のためにも、今を蔑ろにしないよう心掛けていきます。
筑波大学を受験する皆さんに熱いメッセージ・アドバイスなどをお願いします!
正直、デッサンなら1ヶ月あればぐんと伸びます。
そこには徹底された集中力が必要ですが、今からでも合格できるレベルまで引き上げられます。
私は指導者に恵まれ、集中しろ!と喝をいれてもらったので、なんとか合格できましたが、
集中しはじめたのは実は受験の2週間前でした。
そのあとに描いた作品は20枚もないと思いますが、
ぐんぐん成長している様子が目にみえます。
ですのでみなさん、今からでも間に合います!
ぜひ、あきらめずに筑波大学をめざしてください!