目次
- 筑波大学受験生時代のあなたのプロフィールを教えてください
- 受験共通で大事にしていたもの(あなたの受験哲学を教えてください)
- 筑波大学の志望動機(受験した理由)を教えてください。
- (センター試験入試(共通テスト)を受けた人のみ)センター試験への入試(受験)対策として、どんな対策をしていたか具体的に教えてください。
- 推薦・AO/AC・二次試験(前期・後期・総合選抜)・編入学の入試(受験)対策として、どんな対策をしていたか具体的に教えてください。
- 入試(受験)における苦手科目と克服の対策を教えてください。
- 入試(受験)に対するモチベーションが落ちた時やモチベーションの維持のために、どんな工夫をしましたか?
- 通っていた予備校(塾)があれば教えてください。またなぜその塾を選んだか、実際に通ってみての所感など教えてください。
- 筑波大学受験当日に宿泊したホテル(宿泊先)についてお聞きします。あなたの宿泊先の良かった点、気をつけた方がいい点も合わせてお答えください。
- 筑波大学受験当日にどのような交通機関(バス・タクシー・親の車など)を使っていましたか?またおすすめのポイントや困った点も合わせてお答えください。
- 推薦・AO/AC・二次試験(前期・後期・総合選抜)・編入学の入試(受験)前日・当日はどんな試験内容で、どんな雰囲気でしたか?
- 筑波大学の入試(受験)で、もっとこうしておけば良かったと今、感じることはありますか?
- あなたの学類に入って良かったと思えることは何ですか?
- あなたの学類に入って受験期と比較してどんなギャップがありましたか?
- 筑波大学入学後、特に力を入れている活動(部活・サークル・学生団体・研究など)は何ですか?
- あなたの将来の夢を教えてください。特に筑波大学入学後で夢が変わった場合教えてください。
- 最後に、今受験で戦っている筑波大学を志望するみなさんに応援メッセージ・アドバイスなどをお願いします!
筑波大学受験生時代のあなたのプロフィールを教えてください
学群・学類:人間学群 心理学類 入学年度:2017年度 入試形式:一般(前期) 併願校:早稲田大学文学部、慶應大学文学部 文理:文系 受験時のステータス:現役 名前:Aさん 出身高校(正式名称で):私立 開智中学高等学校 高校偏差値:62 高校での成績順位(席次):5位/150人中 高校卒業時の内申点(5段階平均):4.5 おすすめ参考書:世界史B用語集 所属:陸上部(中長距離ブロック) 部活の引退時期:2年の秋
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受験共通で大事にしていたもの(あなたの受験哲学を教えてください)
私の場合は高校が進学校だったため、授業だけでなく特別講習や自習室などのサポートがありました。そのため、授業以外でも集中して勉強に取り組むために、メリハリをつけた、計画的なやり方を意識しました。具体的には、登下校時の電車内では単語を覚え、休み時間は授業の復習、自習では英語や世界史の過去問を解くなど、時間帯によってやることを変えていました。また、1日にやった勉強の内容を毎日ノートに書き留め、1週間ごとに振り返りを実施しました。
ちなみに、他の人の勉強法にはほとんど興味がありませんでした。志望校が違うのに模試で一喜一憂するのは無駄だと感じており、自分なりのルーティンを徹底していたのも合格の秘訣だと思います。
筑波大学の志望動機(受験した理由)を教えてください。
心理学専攻ができる大学で、かつ4年間専門的に学べる国立大学が筑波大だったので、迷わず志望しました。文系で難しい数学(数Ⅲとか…)は苦手だったので、二次試験で自分の得意な英語と世界史で受験できるのも大きな魅力でした。あと、普通に自宅から通える範囲内であることも決め手の一つでした。
(センター試験入試(共通テスト)を受けた人のみ)センター試験への入試(受験)対策として、どんな対策をしていたか具体的に教えてください。
センターの過去問は高校2年生の時からちょくちょく解いていました。授業の時にプリントで配布されたり、ウェブ上の過去問を引っ張ってきて自分で解いたりしていました。私は数学の点数が安定しない傾向があったので、15年~20年ほどの過去問を解くことに力を入れ、本番では8割以上の得点率を達成できました。他の教科も、基本的な知識や考え方を一つ一つ身につけていった感じです。
推薦・AO/AC・二次試験(前期・後期・総合選抜)・編入学の入試(受験)対策として、どんな対策をしていたか具体的に教えてください。
英語に関しては、センター試験程度の語彙力と、正確な文章把握能力が求められると思います。私立対策での難しい英単語よりも、システム英単語帳などのオーソドックスな単語を確実に覚え、また他大のより難易度の高い記述問題に慣れ親しんでおくことで、合格ラインにかなり近づくと思います。
一方、世界史(社会全般か)は筑波独特の出題形式で、対策に悩む方も多いと思います。400字にも及ぶ大記述は東大・一橋大もありますが、そちらはかなり難易度が高いので、100字~200字程度の過去問を改造して、400字で範囲を広げて書く練習をしていました。世界史用語集や図説などの教材をフル活用して、完璧な答案を書けるように、何百問も作っては記述して…の繰り返しが効果的だと思います。
入試(受験)における苦手科目と克服の対策を教えてください。
センター試験や私大向けですが、どうしても数学と国語は点数が安定しない傾向にありました。この二教科は暗記ではなく、思考力や読解力を強化する必要があり、いきなり難しい問題に手を出してしまうと点数アップにはつながらないと思います。そのため、比較的簡単な基礎問題から着実に手を付け、考え方の過程を説明できるようにしておくといいでしょう。解答・解説の欄を読み込んで、逆算して流れを理解するのも面白いと思います。
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入試(受験)に対するモチベーションが落ちた時やモチベーションの維持のために、どんな工夫をしましたか?
モチベ維持は、メリハリのついた休憩が必要不可欠だと思います。自分は長時間勉強するのではなく、勉強しない時間をあえて設け(校内移動時、食事時など)、一区切りおくことを意識していました。また、部活を引退してからもトレーニングは定期的にこなし、休み時間にランニングするなどの工夫で心身ともに健康な状態をキープしていました。(体重・体脂肪を把握するのもおススメです)
通っていた予備校(塾)があれば教えてください。またなぜその塾を選んだか、実際に通ってみての所感など教えてください。
予備校には特に通っていませんでした。学校側の対策+自習だけで対策可能でした。強いて言えば、予備校側が出版している参考書に目を通しておくのは、参考になると思います。実況中継型のテキストを読むことで、問題に対する考え方の幅が広がると思います。
筑波大学受験当日に宿泊したホテル(宿泊先)についてお聞きします。あなたの宿泊先の良かった点、気をつけた方がいい点も合わせてお答えください。
私はホテルには宿泊しませんでした。実家から1.5時間で受験会場に行けるのと、普段通りのルーティンを崩したくなかったからです。いつも通りの食事・睡眠・勉強ができる環境といったらやはり実家は強いですね。
筑波大学受験当日にどのような交通機関(バス・タクシー・親の車など)を使っていましたか?またおすすめのポイントや困った点も合わせてお答えください。
実家から電車とバスを乗り継いで行きました。バスに並ぶのが少し予想外だったのと、ちゃっかり運賃がかかるのが財布にきつかったです…
交通費の算出は事前に済ませておくことをおススメします。TXの運賃の高さはJR・東武界隈の比ではありませんので、帰れなくならないように、お金に余裕をもってお越しください。ちなみに受験後、バスの運賃を払いたくなくて徒歩で駅に向かったら1時間近くかかったのはいい思い出です。
推薦・AO/AC・二次試験(前期・後期・総合選抜)・編入学の入試(受験)前日・当日はどんな試験内容で、どんな雰囲気でしたか?
受験前日は、気晴らしにゲームをしていました。これ以上勉強することはない、という余裕を自分自身に認識させることで、本番に対する緊張を軽減できたと思います。流石に当日は電車内で知識のチェックをしましたが。
あと、筑波大の受験スケジュールによってはかなり時間が空くケースがあります。私は英語と世界史の間が4時間もあったので、念入りに最終チェックをすることができました!教科によっては全然時間がないこともあるので、要チェックですね。
筑波大学の入試(受験)で、もっとこうしておけば良かったと今、感じることはありますか?
私は、もしかしたら社会学群を受験しても合格していたのではないか…?と今では思うことがあります。志望段階の初期で、偏差値の高さと倍率の高さに戦き、すぐに候補から外してしまったのが少し心残りです。自分のやりたいことは社会学にも近いところではあったので、併願できていたら受験していたかもしれませんね…
あなたの学類に入って良かったと思えることは何ですか?
心理学類に入ってよかったことといえば、自分の興味のある分野を探す時間をゆっくり確保できることだと思います。5分野の心理学を一同に学べる大学は筑波だけであり、その分ああでもない、こうでもないと自分の専攻選びに向け考える環境は最高だと思います。また、単位取得が比較的容易なので、そこまで学生生活がひっ迫しないのもいいですね~。
あなたの学類に入って受験期と比較してどんなギャップがありましたか?
心理学の基礎分野において、理系寄りの知識(主に生物)が求められることは意外でした。1年生の初っ端が一番単位がきつかったと思います。また、心理学の中でも専門的・アカデミックな内容が多くを占めますので、日常使いできるような知識は社会心理学と臨床心理学に集中することも感じていました。自分は心理学を学んで将来どのように生かすのか、よく考えておくとよいでしょう。
筑波大学入学後、特に力を入れている活動(部活・サークル・学生団体・研究など)は何ですか?
私は体育会サイクリング部に1年生から所属し、ツーリング班の先鋒として関東や全国ツーリングに力を入れました。一人一人がロードバイクを持ち、様々な人とパーティを組んで知らない道を走ることがとても楽しく、旅行気分を手軽に味わえるのが魅力です。もともと脚力には自信があったので、自分の限界を試すべく100㎞、200㎞、300㎞と走行距離を伸ばすのが何よりも楽しかったです。
あなたの将来の夢を教えてください。特に筑波大学入学後で夢が変わった場合教えてください。
私の将来の夢は、ゆるーく仕事して、ゆるーく休日を過ごすことです(現実的です笑)。もともとは心理学の資格を取得して、心理学の専門家として公務員の専門職を志望していましたが、自分の本当にやりたいことは何なのか、と考えたときに、自転車関連でクルマ社会に携われる仕事がしたいと感じるようになり、JAFに就職を決めています。就活の時には何よりも労働環境を重視し、理想のために身を粉にして激務に取り組むよりも、理想のハードルを低くして、1日1日をゆったりと過ごす方が向いているのではないか、と感じました。
なお、人生の中で20代、30代、40代、それ以降でそれぞれ自分の生きる目標は変わっていくと思うので、それらの変化に対応できるように、人脈を広げたり、趣味に打ち込むことは決して無駄にはならないと思います!
最後に、今受験で戦っている筑波大学を志望するみなさんに応援メッセージ・アドバイスなどをお願いします!
筑波大学は、ほかの大学とは異なりキャンパス完結型の大学生活が送れることが魅力です。同一キャンパス内に数多くの学群・学類が存在していることで、授業やサークルも多様かつ多彩であり、また大学周辺のスーパーや飲食店も充実していることも特徴的です。多くの人が実家を離れて一人暮らしをする珍しい大学だからこそ、過去の自分・現在の自分・将来の自分にじっくり向き合える最高の環境ではないかと思います!