目次
- 筑波大学受験生時代のあなたのプロフィールを教えてください
- 受験共通で大事にしていたもの(あなたの受験哲学を教えてください)
- 筑波大学の志望動機(受験した理由)を教えてください。
- (センター試験入試(共通テスト)を受けた人のみ)センター試験への入試(受験)対策として、どんな対策をしていたか具体的に教えてください。
- 推薦・AO/AC・二次試験(前期・後期・総合選抜)・編入学の入試(受験)対策として、どんな対策をしていたか具体的に教えてください。(芸専・体専の方は実技対策をご記入ください)
- 入試(受験)における苦手科目と克服の対策を教えてください。
- 入試(受験)に対するモチベーションが落ちた時やモチベーションの維持のために、どんな工夫をしましたか?
- 通っていた予備校(塾)があれば教えてください。またなぜその塾を選んだか、実際に通ってみての所感など教えてください。
- 筑波大学受験当日に宿泊したホテル(宿泊先)についてお聞きします。あなたの宿泊先の良かった点、気をつけた方がいい点も合わせてお答えください。
- 筑波大学受験当日にどのような交通機関(バス・タクシー・親の車など)を使っていましたか?またおすすめのポイントや困った点も合わせてお答えください。
- 推薦・AO/AC・二次試験(前期・後期・総合選抜)・編入学の入試(受験)前日・当日はどんな試験内容で、どんな雰囲気でしたか?
- 筑波大学の入試(受験)で、もっとこうしておけば良かったと今、感じることはありますか?
- あなたの学類に入って良かったと思えることは何ですか?
- あなたの学類に入って受験期と比較してどんなギャップがありましたか?
- 筑波大学入学後、特に力を入れている活動(部活・サークル・学生団体・研究など)は何ですか?
- あなたの将来の夢を教えてください。特に筑波大学入学後で夢が変わった場合教えてください。
- 最後に、今受験で戦っている筑波大学を志望するみなさんに応援メッセージ・アドバイスなどをお願いします!
筑波大学受験生時代のあなたのプロフィールを教えてください
学群・学類:人間学群 心理学類 入学年度:2017年度 入試形式:推薦入試 併願校:なし 文理:文系 受験時のステータス:現役 名前:本多ゆりか 出身高校(正式名称で):埼玉県立伊奈学園総合高等学校 高校偏差値:61 高校での成績順位(席次):3位/800人中 高校卒業時の内申点(5段階平均):4.3 おすすめ参考書:興味がある分野の論文や書籍 所属:英語部(ディベート部) 部活の引退時期:2年の3月
受験共通で大事にしていたもの(あなたの受験哲学を教えてください)
ある程度勉強しない時間をもつことで、メリハリのある生活を心がけました。それまでの生活習慣を変えないように、睡眠時間もしっかりとりました。習い事を続けたり放課後には友達とおしゃべりしたり、楽しい時間もとると、勉強にも集中できました。なるべく我慢はしないように、内容に興味が持てないときには心理学の本を読んだり、大学生活を妄想してモチベーションを保つようにしてました。
筑波大学の志望動機(受験した理由)を教えてください。
筑波大学は学部ごとにキャンパスが分かれておらず、他学群・類の授業をとることができます。すべての学問はつながっていると思っていましたし、心理学を学んでいない人の世界の見方や考え方に触れることがいい経験になると思いました。オープンキャンパスに行った時には、きょろきょろしていた私に先輩が声をかけてくれ、学生の優しさを感じました。また、森のような雰囲気も安心でき、筑波大学に行きたいと思うようになりました。
(センター試験入試(共通テスト)を受けた人のみ)センター試験への入試(受験)対策として、どんな対策をしていたか具体的に教えてください。
推薦・AO/AC・二次試験(前期・後期・総合選抜)・編入学の入試(受験)対策として、どんな対策をしていたか具体的に教えてください。(芸専・体専の方は実技対策をご記入ください)
推薦入試では、英語読解と小論文(日本語)、面接が行われました。小論文は国語の先生に、英語の読解は英語の先生にそれぞれ指導してもらいに行きました。週に1個英文を読み(過去問)、小論文を書いて提出。英文を要約したものを英語の先生と確認し、国語の先生に小論文の添削をしていただくという形をとっていました。面接の練習も先生についてもらい、他の推薦入試を受ける友達と練習しあいました。面接で研究内容や大学でしたいことについて応えるために、心理学の書籍や最新の論文も読むようにしました。推薦入試前の1ヶ月間は推薦入試のための勉強に専念して、一般入試の勉強は学校の中だけにしました。
入試(受験)における苦手科目と克服の対策を教えてください。
推薦入試では使いませんでしたが、数学が苦手なので数学の話をしようと思います。どんな教科も、インプットした後のアウトプットが大事かなと思います。私は英語や国語、社会科の科目については帰宅後にその日学んだことや面白いと思ったことを親や妹に話す習慣がありました。自分で話してみると、理解してそうでわかっていなかったところや、どうしてこうなるんだっけという記憶の穴が見えてきます。数学に関しては、授業を聞いたり先生に質問しても「なるほど、わかった!」と思うだけで、人に説明することはあまりありませんでした。一度理解したと思っても応用できないなどの問題があったなと思います。教科書を見ないで自分の言葉でまとめてみると、理解が深まると思います!
入試(受験)に対するモチベーションが落ちた時やモチベーションの維持のために、どんな工夫をしましたか?
きらきらした大学生の漫画を読んだり、妄想していました(笑)
勉強するなかで難しい問題にぶつかったときには、簡単な問題を解いて自己肯定感を高めていました。たとえば数学でわからない問題がでてきたときには、得意な英語の簡単な問題を解いて、「私、天才だわ」と思ってもう一度数学に戻るといった感じです。イライラしたときには泣くか、お風呂に入っていました。頭がすっきりして以外と簡単に解決します。また、いらない裏紙やノートに文字をびっしり書いて、家族に褒めてもらうべく見せびらかしていたこともありました(笑)自分で自分の頑張りを認めるといいと思います!
通っていた予備校(塾)があれば教えてください。またなぜその塾を選んだか、実際に通ってみての所感など教えてください。
塾や予備校ではないのですが、公文を高校卒業するまで続けました。高校生から始めて自分の学年の内容に追いつくのは難しいかもしれませんが、もし続けている人がいたら、そのまま続けるのもとてもいい方法だと思います。受験専門の対策はできませんが、自分の学年よりもはるかに上のレベルの学習ができるので、とても役に立ちました。また、受験と一切関係のない勉強ができる時間を確保できたことも私にとってはとても嬉しいことでした。
筑波大学受験当日に宿泊したホテル(宿泊先)についてお聞きします。あなたの宿泊先の良かった点、気をつけた方がいい点も合わせてお答えください。
試験は二日間だったのですが、前日も中日もホテルには泊まらず、2日間電車で2時間半かけて行きました。両親は仕事があったので、一人で泊まるのはさみしいし、朝起きれなかったらどうしようと思って家から直接試験会場に向かいました。試験当日はとても緊張しますし、一人だといろんなことをぐるぐる考えてしまうので、大好きなお菓子を食べながらYouTubeを観てリラックスして向かいました。
筑波大学受験当日にどのような交通機関(バス・タクシー・親の車など)を使っていましたか?またおすすめのポイントや困った点も合わせてお答えください。
実家から電車とバスで行きました。電車にあまり慣れていなかった田舎者なので、早めに出発して少し遅れても大丈夫なようにしました。バスは結構混んでいた記憶があります。ですので、バスが何本あるか、また大学循環バスには左回り・右回り・大学中央行きなど種類があり、それぞれ行かないバス停があったり、かかる時間も異なりますので、確認して行くといいと思います。私は試験前に一度バスで大学を一周していたのでなんとなく風景がわかり、安心でした。
推薦・AO/AC・二次試験(前期・後期・総合選抜)・編入学の入試(受験)前日・当日はどんな試験内容で、どんな雰囲気でしたか?
前日は早く寝ました。ご飯もたくさん食べて、睡眠時間をたっぷりとりました。私はすんなり寝れましたが、緊張してなかなか寝付けない人もいると思います。そんなときでも、目をつぶって寝る格好をすることが大事だそうですので、体をしっかり休めるといいと思います。当日は本当にリラックスすることが大事だと思いますので、笑える写真や動画を持っておくといいかもしれません。
筑波大学の入試(受験)で、もっとこうしておけば良かったと今、感じることはありますか?
受験期にこうしておけばよかったという後悔はありません。しかし、私が筑波大学に行きたいと決めたのが3年生の夏だったので、推薦への準備がバタバタした気がします。実は3年生の夏まで筑波大学は受験校の候補に入っていませんでしたし、大学を見るまで受けるつもりもありませんでした。「先生に勧められたから見てみよ~」といった感じだったので、筑波大学に行きたいと思ってからそれに向けた準備をするのが大変だったなという印象があります。早めから多くの選択肢を持つことはとてもいいことだと思います。加えて、考えていることや希望があるのなら、早めに先生に伝えておくと、サポートしてくれることも大いにあると思います。
あなたの学類に入って良かったと思えることは何ですか?
人間学群はとても優しいひとが多い印象です。ボランティア活動をしている人も多く、とても刺激になりました。また、心理学類は理系からも文系からも進学してくるひとがいるので、授業でわからなかったところや苦手分野があっても「そこがむしろ得意分野です!」という人がたくさんいて、助けられたなと思います。誰かを助けたり支援したりすることを目的に入学したのですが、心理学について学んで、自分自身をより深く知ることができました。自分で自分を助けられたような気もします。先生も幅広い分野を研究していらっしゃって、知らない世界を見ることができました。
あなたの学類に入って受験期と比較してどんなギャップがありましたか?
以外と数学を使うことがあり、またその内容が数学が苦手な私には難しく、驚きました。なんとなくイメージでは文系の学問だと思っていたのですが、結構理系の部分が多く、統計を頻繁に用いるので、想像と違ったと思うこともありました。それでも人について考えているのはとても楽しいですし、統計もコンピュータを使えば簡単なので大丈夫です!
筑波大学入学後、特に力を入れている活動(部活・サークル・学生団体・研究など)は何ですか?
サークル活動に一番力をいれたと思います。高校生の時に部活としてやっていたディベートを続けて、大会にもたくさん出場しました。一人暮らしで通学時間もほとんどないので、たくさんの時間を自由に使えることがとても嬉しかったです。ディベートに一番時間を使ったと思いますが、そのほかにもサークル2つ、アルバイト2つ、習い事、旅行などたくさんのことを経験できました。
あなたの将来の夢を教えてください。特に筑波大学入学後で夢が変わった場合教えてください。
私はカウンセラーとして人の心の支えになりたいと思っています。もともとそのために筑波大学の心理学類に入ったので、大学に入学しても将来の夢は変わっていません。でも、将来どんな場所でカウンセラーとして働きたいか、選択肢はとても広がりました。
最後に、今受験で戦っている筑波大学を志望するみなさんに応援メッセージ・アドバイスなどをお願いします!
筑波大学での生活はとても楽しいです!好きなことを勉強したり研究するにはもってこいの場所だと思います。先生も優しく丁寧で、みんなも真剣に勉強します。でも遊ぶときは遊ぶし、楽しいこともたくさんできます!遠方の方は心配もあるかもしれませんが、まわりの子も遠くから来て一人暮らししているひとが多いので、お互いに助け合って、本当に親密な関係になれます。
受験期には自信をなくしてしまったり、不安になったり、勉強が嫌になってしまうこともあると思います。それでも全然大丈夫です。筑波大学に入学した私たちも落ち込んだりあきらめたいと思ったことはあります。そこを踏ん張れば、楽しい大学生活が待っています!がんばってください!