目次
- 筑波大学受験生時代のあなたのプロフィールを教えてください
- 受験共通で大事にしていたもの(あなたの受験哲学を教えてください)
- 筑波大学の志望動機(受験した理由)を教えてください。
- (センター試験入試(共通テスト)を受けた人のみ)センター試験への入試(受験)対策として、どんな対策をしていたか具体的に教えてください。
- 推薦・AO/AC・二次試験(前期・後期・総合選抜)・編入学の入試(受験)対策として、どんな対策をしていたか具体的に教えてください。(芸専・体専の方は実技対策をご記入ください)
- 入試(受験)における苦手科目と克服の対策を教えてください。
- 入試(受験)に対するモチベーションが落ちた時やモチベーションの維持のために、どんな工夫をしましたか?
- 通っていた予備校(塾)があれば教えてください。またなぜその塾を選んだか、実際に通ってみての所感など教えてください。
- 筑波大学受験当日に宿泊したホテル(宿泊先)についてお聞きします。あなたの宿泊先の良かった点、気をつけた方がいい点も合わせてお答えください。
- 筑波大学受験当日にどのような交通機関(バス・タクシー・親の車など)を使っていましたか?またおすすめのポイントや困った点も合わせてお答えください。
- 推薦・AO/AC・二次試験(前期・後期・総合選抜)・編入学の入試(受験)前日・当日はどんな試験内容で、どんな雰囲気でしたか?
- 筑波大学の入試(受験)で、もっとこうしておけば良かったと今、感じることはありますか?
- あなたの学類に入って良かったと思えることは何ですか?
- あなたの学類に入って受験期と比較してどんなギャップがありましたか?
- 筑波大学入学後、特に力を入れている活動(部活・サークル・学生団体・研究など)は何ですか?
- あなたの将来の夢を教えてください。特に筑波大学入学後で夢が変わった場合教えてください。
- 最後に、今受験で戦っている筑波大学を志望するみなさんに応援メッセージ・アドバイスなどをお願いします!
筑波大学受験生時代のあなたのプロフィールを教えてください
学群・学類:理工学群 応用理工学類 入学年度:2017年度 入試形式:一般受験(前期試験) 併願校:中央大学理工学部 文理:理系 受験時のステータス:現役 名前:宍倉孝 出身高校(正式名称で):千葉市立千葉高等学校 高校偏差値:68 高校での成績順位(席次):180位くらい/280人中 高校卒業時の内申点(5段階平均):覚えてないです… おすすめ参考書:鎌田の有機化学の講義、鎌田の無機化学の講義 所属:剣道部 部活の引退時期:3年の5月後半
筑波大学の志望動機(受験した理由)を教えてください。
私の高校は千葉大学の一駅となりに位置しており、学校全体が「目指せ千葉大!」な雰囲気でした。天邪鬼な私はその雰囲気に飲まれるのが嫌で、千葉大以外の国公立大学に行こうと漠然と考えていました。そんな頃、後ろの席に座っていた友達がたまたま筑波大学を志望していたので「じゃあ私もそこでいいや~」みたいな感じで筑波大学を目指すことが決まりました。3年生の11月のことです。
(センター試験入試(共通テスト)を受けた人のみ)センター試験への入試(受験)対策として、どんな対策をしていたか具体的に教えてください。
国語、英語の時間配分の練習ばかり行っていました。理系学生のくせに文系科目が得意で、かつ古文と英語の文章を読むのが好きだったからです。古文、漢文、英語は単語などの暗記も一応しましたが、実際の文章を読むことで勝手に身についていたことのほうが多かったので実践練習は割と良かったのかもしれません。暗記の作業が退屈で苦手な人は実践練習をたくさんやると良いんじゃないでしょうか。ちなみにセンター対策を始めたのは冬休みに入ってからです。
推薦・AO/AC・二次試験(前期・後期・総合選抜)・編入学の入試(受験)対策として、どんな対策をしていたか具体的に教えてください。(芸専・体専の方は実技対策をご記入ください)
二次試験科目は英数理でした。私はセンター問題が半分も解けないほど数学が苦手だったので、数学に関しては基本問題だけ解けるようにしました。ルーズリーフに問題と解答を一度写して、あとはそれを眺めていました。基本的な問題くらいはそんな感じでいけます。英語は解答の仕方がセンターのマーク方式から記述式に変わるだけなので特に何もしませんでした。理系科目は化学と物理だったのですが、こちらは参考書の問題と解答を眺めていました。使用していた参考書は化学は鎌田の○○化学シリーズ、物理は物理のエッセンスと重要問題集です。
入試(受験)における苦手科目と克服の対策を教えてください。
苦手科目は克服できないと思います。私の受験準備期間は半年ほどでしたが、そんな短期間で今まで苦手だったものをどうにかできますか。努力家ならできるのかもしれませんが私は無理だと判断しました。なので一応勉強してみて、苦手科目は基本的な問題が解ければ上々。他の科目で補ってチャラにすれば良いと思います。苦手科目の勉強するの辛いからやりたくないですしね。
入試(受験)に対するモチベーションが落ちた時やモチベーションの維持のために、どんな工夫をしましたか?
モチベーションが落ちるということがありませんでした。もともとあまりなかったので。参考書開いただけで「お~~勉強してるじゃ~ん」みたいになってました。そんな私が受験生のみなさんになにかいえるとすれば、嫌なことを避けるというのはそんなに悪いことじゃないかもよということです。私の場合手を動かして勉強することと、苦手な数学を勉強することが嫌でした。そのため、手を動かすのは最小限にして眺めて覚えればいい、苦手科目は他で補えばいいという風に割り切って過ごしました。自分の嫌なことをしないことによって精神的に疲弊することはなくなりますし、もしかしたらその方法が最良だったなんてこともあるかもしれません。「受験期はもっと受験生らしく勉強しなければ」みたいに思うこともあると思いますが、みんなそれぞれ違う人間なので(もちろん私とあなたも違います)、自分が人と違うやり方、取り組み姿勢だったとしてもあんまり気にしなくて良いのではと思います。なんかだいぶ話が逸れていますがそうゆうことです。
通っていた予備校(塾)があれば教えてください。またなぜその塾を選んだか、実際に通ってみての所感など教えてください。
兄が通っていたのでそれに倣って駿台予備校に通っていました。私は一つしか授業を受けていなかった上にまともに聞いていなかったので、駿台の授業の良い点はあまりわかりません。言えるのは先生の見た目が面白かったことくらいですね。ただ、一つでも授業を受けていれば自習室、センター試験と各大学の過去問が使い放題なので、駿台に限らず予備校に通うのは良いことだと思います。
筑波大学受験当日に宿泊したホテル(宿泊先)についてお聞きします。あなたの宿泊先の良かった点、気をつけた方がいい点も合わせてお答えください。
ホテルルートつくばというところに泊まりました。落ち着いた雰囲気でベッドの寝心地も良かったです。当日の朝には試験場までバスで送ってくれました。ただ土地に慣れていないと近くのコンビニに行くのが大変です。
大学に近いホテルは早い段階で予約がいっぱいになります。筑波大に限らず、受験することを決めたらすぐホテルを押さえましょう。
あと、筑波大のJRの最寄り駅が土浦駅なのですが、ものすごく遠いので土浦駅周辺でホテルを探すのはやめた方が良いです。
筑波大学受験当日にどのような交通機関(バス・タクシー・親の車など)を使っていましたか?またおすすめのポイントや困った点も合わせてお答えください。
先に書きましたがホテルのバスで送っていただきました。時間に余裕をもって送っていただけたので何も不自由なことはありませんでしたが、試験場の前に車を止めていると係員にすごい注意されるのでドキドキします。あれはない方が良かったです。
推薦・AO/AC・二次試験(前期・後期・総合選抜)・編入学の入試(受験)前日・当日はどんな試験内容で、どんな雰囲気でしたか?
受験前日はなんとなくパラパラと参考書を読んでいました。こんな問題あったなーぐらいの感覚で寝っ転がって眺めるだけです。新しいことを勉強したりはしません。気が急いちゃうので。
あとは家族や塾でよくしてくれた方が電話してくれたので少しお話しして寝ました。
ちなみに前日なんとなく見ていた問題が試験に出ました。ラッキーだったなっていうのでちょっと自慢したかったのです。すみません。
筑波大学の入試(受験)で、もっとこうしておけば良かったと今、感じることはありますか?
試験当日にもっと周りを観察しておけば良かったです。なにか面白話になることが転がってたかもしれないので。こんな受験生がいたんだよねとか。
真面目に話すと、もっと各学類について調べればよかったかなというのはあります。私は特にやりたいことが見つかっていなかったので、幅広くいろいろなことができそうなイメージで応用理工学類に入りましたが、いろいろなことができるというのは裏を返せば一つのことを深く掘り下げないということにもなります。興味さえあればどの学類でも深く学ぶことはもちろんできますが、私のような人間は自発的にならなくてもある程度一芸を身につけさせてくれるようなところのほうが良かったのかなと思っています。受験する学類のHPを見ることがあると思いますが、受験生向けページだけでなく研究室のページも見てみると良いかと。実際に学類で習うことが顕著に表れています。あと、ほかの学類についてもおなじように研究室を調べてみると良いと思います。
あなたの学類に入って良かったと思えることは何ですか?
先ほど応用理工学類は私にはあってないんじゃないかみたいな話をして少しマイナスなイメージを与えてしまいましたが、応用理工学類では興味の糸口がいろいろなところに開いています。1年生の秋学期から3年生まで続く実験では様々な事柄(様々すぎて脈絡というか関連性みたいなものが感じにくく、毎回新鮮な気持ちにさせられます)について実験を行います。その中には私でも興味をそそられるようなことがありますし、物理好きで自分から学べる人にとっては楽しい環境かもしれませんね。
あなたの学類に入って受験期と比較してどんなギャップがありましたか?
理科をたくさん勉強でいるかなと思っていましたが、3年生にあがるまではほとんどが数学の授業です。数学キライです。これは応用理工学類の成り立ちと関わりがあります。
昔、応用理工学類はもともと基礎工学類という名称でした。しかし誰かが「もう少し先進性を感じられるような名前にしよう」と思いついたとかそうでないとかで、”応用”的な”理工”学を扱うための基礎を養う”学類”という意味で応用理工学類と名付けたらしいのです。なにしてくれとんねんって感じですね。
とはいっても数学類でやるような厳密な数学ではなくて、物理でつかうすこしゆるめの数学なので、数学が苦手でも詰みはしません。なんとかなります。
筑波大学入学後、特に力を入れている活動(部活・サークル・学生団体・研究など)は何ですか?
軽音サークルで代表を名乗らせてもらいました。1年間ほとんどサークル漬けで人生の中で一番充実した時間でした。筑波大には5つの軽音サークルがあるのですが、私はそのうちの1つにいます。来年私のサークルに来て「合格体験記読みました」と伝えてくれた方にはもれなくアイスをおごります。
あなたの将来の夢を教えてください。特に筑波大学入学後で夢が変わった場合教えてください。
私の将来の夢は、自分でサウナを作って経営者として生きていくことです。急にサウナなんてどうしたと思うでしょうが、大学に入ってサウナにはまったのです。サウナは日常とは隔絶された理想郷、ユートピアです。脳をすっきりさせたり、悩みや鬱を軽減するなんていう医学的データも報告されているので受験生にはオススメです。ぜひサウナの正しい入り方を調べて、近くのスーパー銭湯やサウナ施設に行ってみてください。来年には「合格の秘訣はサウナです」なんて言ってるかもしれませんよ。
最後に、今受験で戦っている筑波大学を志望するみなさんに応援メッセージ・アドバイスなどをお願いします!
私は筑波大学に来られて良かったと思っています。勉強のほうはてんでダメですが、サークルで家族よりも大事な人がたくさんできたし、つくばという街の雰囲気も結構好きです。それに在学してる身だとあまり感じませんが、筑波大学って世間からは結構評価されてるらしいですしね。
最後に、私はほんとに受験生らしい受験生ではなかったし、受験に全く真剣に取り組みませんでした。そんな人間が合格体験記など書きおってと気分を害された方もいるかもしれません。でも私が伝えたいのは、受験って意外とこんな奴いるし、しっかり勉強してその上合格体験記もチェックするくらいモチベーションのある方なら絶対に大丈夫だよということです。あんまり気負わずにいてください。
この合格体験記が顔も知らない誰かの人生の一助になればと願います。