全模試D判定、周りにたくさん心配されながらもどうにか合格もぎ取った話

学群・学類：人間学群 心理学類
入学年度：2017年度
入試形式：一般（前期）
併願校：慶応義塾大学文学部、早稲田大学人間科学部、立教大学現代心理学部等

文理：文系
受験時のステータス：現役
名前：Aさん
出身高校（正式名称で）：私立開智高等学校

高校偏差値：67
高校での成績順位（席次）：50位/300人中
高校卒業時の内申点（5段階平均）：不明
おすすめ参考書：英語の点数が面白いほどとれる本（通称黄色本）
所属：バドミントン部
部活の引退時期：2年の秋

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受験共通で大事にしていたもの（あなたの受験哲学を教えてください）

1日10分でもいいから必ず机に向かうこと。特に英語は1文でも必ず毎日目を通していました。実家は誘惑多かったので、基学校の自習室で勉強をしていました。時間を有効活用するために、基本的に起床就寝や食事など毎日同じ生活リズムを保ちました。

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筑波大学の志望動機（受験した理由）を教えてください。

心理学を学べる国立大学に行きたかったからです。筑波の学類はレベルが高く、ほとんどの領域が勉強できるため他大学ではよくある「○○領域だけ」ということが無かったからです。また、一人暮らしはしたいけどすぐに帰れる距離にある大学を探していたら筑波大学がぴったりの距離にありました（笑）

（センター試験入試（共通テスト）を受けた人のみ）センター試験への入試（受験）対策として、どんな対策をしていたか具体的に教えてください。

ひたすら過去問を解いて、間違えた問題を復習していました。25年分は解いたと思います。一度間違えた問題は次間違えないように、持ち運べるサイズのメモに書き込んで通学途中などの隙間時間に確認していました。

推薦・AO/AC・二次試験（前期・後期・総合選抜）・編入学の入試（受験）対策として、どんな対策をしていたか具体的に教えてください。（芸専・体専の方は実技対策をご記入ください）

国語・英語選択でした。ひたすら過去問を解き続けました。赤本を使う場合は回答に頼らず絶対に先生に添削してもらいました。
【国語】現代文と小説は「自分の想像で回答しない」ことを徹底しました。私は背景などを深く考えすぎて蛇足な回答をしてしまうことが多かったので、必ず答えは問題文にあることを忘れないように取り組みました。筑波の古文は問題文が短く、比較的難しいです。漢文は普通レベルだと思います。どちらも基本的な文法等をしっかり覚えて臨まないと崩壊するので（笑）ひたすら基礎を固めていました。また古典的背景などを頭に入れていくと若干読みやすくなると思います。
【英語】比較的簡単～普通レベルの難易度です。基本的な構文や単語等をコツコツ覚えました。筑波大学の英作文問題はまだ過去問が少ないので、形式が似ている北海道大学や九州大学の過去問を解いて経験を積みました。英作文は解けば解くほど持ちネタも増えるしコツもつかみやすくなります。

入試（受験）における苦手科目と克服の対策を教えてください。

数学が苦手科目でした。センター当日まで結局克服はできませんでした。私の場合、好きだけど解けないという完璧に片思いで、数式を暗記すればいいものを「なんでこうなるんだ？」と考え続け、深みにはまってしまい時間だけが過ぎていく…ということがしょっちゅうでした。私みたいな人は点数を取るため、と割り切って暗記に走る方が”受験には”いいと思います。

入試（受験）に対するモチベーションが落ちた時やモチベーションの維持のために、どんな工夫をしましたか？

モチベーションが落ちることはほとんどありませんでした。前述の通り、生活リズムを一定にしてその中に勉強を組み込んでいたので勉強をしていないと落ちつかなかったからです。（寝る前に歯磨きが終わってないと気持ち悪い、みたいな感覚です。）ただセンターが終わった後、私立受験が終わった後などは気が緩みやすいので、「どうして筑波にいきたいのか」を思い出して初心に帰ったり、「受験が終わったらやりたいことリスト」を作ったりしていました。

通っていた予備校（塾）があれば教えてください。またなぜその塾を選んだか、実際に通ってみての所感など教えてください。

通っていませんでした。

筑波大学受験当日に宿泊したホテル（宿泊先）についてお聞きします。あなたの宿泊先の良かった点、気をつけた方がいい点も合わせてお答えください。

ホテル日航つくばに母と宿泊しました。良かった点は受験当日に受験会場までお送迎バスが出ていたので迷子にならず余裕をもって到着できた点です。気を付けるべき点はいつもの環境とは違うので寝苦しかったり緊張してきたりしたことです。できるならいつも使っている枕などを持っていくといいかもしれません。

筑波大学受験当日にどのような交通機関（バス・タクシー・親の車など）を使っていましたか？またおすすめのポイントや困った点も合わせてお答えください。

ホテルから出ている送迎バスを使用しました。前述のように、絶対に迷うことが無く余裕をもって入場することができるのでお勧めです。困った点を強いて言うなら、受験生しか乗っていないので、バスの空気はかなりピリピリしていて息が詰まりそうでした（笑）

推薦・AO/AC・二次試験（前期・後期・総合選抜）・編入学の入試（受験）前日・当日はどんな試験内容で、どんな雰囲気でしたか？

新しい参考書や教科書は絶対に見ませんでした。なるべくいつも通りの時間に起きるなど、新しいことはせずに心を落ち着けるようにしていました。

筑波大学の入試（受験）で、もっとこうしておけば良かったと今、感じることはありますか？

特にありません。自分のできることは全部やり切ったと思えたからです。

あなたの学類に入って良かったと思えることは何ですか？

やはりずっと学びたいと思っていたことを学べることだと思います。また、周りが皆人の気持ちをよく考えられる人、一人一人の違いを受け入れられる人が多いのでいい意味で干渉されることが少なく居心地が良いと感じます。

あなたの学類に入って受験期と比較してどんなギャップがありましたか？

1年生の内はとにかく基礎を学ぶため、数学と生物の勉強ばかりだったところは正直文系の私にはきつかったです…。また、初対面の他学類の人に「心理って心読めるんでしょ？読まないでね！」と聞かれることが思ったより多く、またこれかとなります（笑）。ちなみにどんなに勉強しても心は読めませんし、分からなくなる一方です…。

筑波大学入学後、特に力を入れている活動（部活・サークル・学生団体・研究など）は何ですか？

宿舎祭（通称やどかり祭）の実行委員会に所属していました。大学祭の運営に携われる機会は大学生の今しかありませんし、みんなで一つのイベントを作り上げるので達成感が大きく、親しい友人が多くできました。

あなたの将来の夢を教えてください。特に筑波大学入学後で夢が変わった場合教えてください。

大学に入る前は臨床心理学に興味があり、公認心理師資格を取得しカウンセラーになることが夢でした。入学してからは別の領域に興味が移り、明確な夢はありません。これから見つけていけるように、社会人として経験のない分野にどんどん挑戦していきたいです！

私は最後まで模試ではD判定で、周りの友人や先生に何度も諦めた方がいいと言われてきました。それでも諦めないで勉強して今ここにいます。受験勉強がつらいと感じる瞬間はたくさんあるかもしれませんが、必ず志望校に近づいているはずです！ぜひ、後悔の無いように今を過ごして、素敵な大学生活を送りましょう！！想像の10倍は楽しく充実した大学生活が待っています。体に気をつけて、頑張ってください！