ファッション、という言葉に興味が持てない、あるいは反感を持っている人がいるかもしれません。ですが、ここでいうファッションは、おしゃれのレベルではなく、作法のレベルです。
服屋に行くのが怖い、というような人もいるかもしれませんが、まあ、そんな人は一日街中を歩き回るなどして、世の中のごく普通の人がどんな格好をしているかということを観察してみましょう。
で、そのくらいの格好なら、近所のスーパーでも揃います。一度ではうまくいかないかもしれません。ですが、自分の格好が普通よりも変だなと思ったら直していけばいいだけです。
もっと大事なことがあります。あなたの服装には清潔感がありますか。洗濯がされていますか。よれよれではないですか。あまりにも色落ちしていませんか。穴あき手袋とかつけていませんか。全身黒づくめの服装とかしていませんか。そういうレベルです。
おしゃれ、ということは別に多くの人には求められていません。ただ、一緒に歩いていると恥ずかしいレベルの格好や、不潔感はNGです。ちゃんと風呂に入って、髪を整えて、「痛い」格好を避けましょう。かっこいい服装を探すのは難しいですが、恥ずかしい服装なら「痛いファッション」とグーグル先生に入力するだけで、結構たくさん出てきます。「服装にこだわりがある」「みんなと同じ服装は嫌だ。俺は個性的でありたいんだ」というような方ならどんな格好をしていても結構ですが、人付き合いが苦手、とか言っている人はまずは無難な服装から選びましょう。針の穴を通すおしゃれの道よりも、目に見える地雷を避ける道の方が楽です。
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